安いのにボリューム満点。色々な料理に使える厚揚げ。
使い勝手がいいので、メインにも副菜にも大活躍です。
冷蔵庫にストックしている人も多いのではないでしょうか。そんな厚揚げですが「気づいたら賞味期限が過ぎてしまっていた!」なんてことも。
・腐るとどんな変化が起きる?
・長持ちさせるおすすめの保存方法
厚揚げを使い切れるレシピも紹介していきます。
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
厚揚げの賞味期限切れはいつまで食べられる?
厚揚げの賞味期限は冷蔵保存で3〜5日間です。調べてみると中には10日間というものもありました。
よく混同される消費期限と賞味期限ですが、違いがあります。
✔賞味期限→保存方法を守っていた場合の「おいしく食べられる期限」
消費期限はナマ物やお弁当など、傷みやすい食品に使われます。
一方の賞味期限は、期限が過ぎたからといってすぐに食べられなくなるものではありません。厚揚げに多く適用されているのは「賞味期限」です。
厚揚げの賞味期限を2〜3日程度過ぎたとしても、大きく品質が劣化するようなことはないでしょう。とはいえ、一度でも開封したものは期限に限らずすぐに食べるようにしましょう。
また、厚揚げは冷蔵保存が基本です。
常温で置いておくと、ぬるぬるした水が底に溜まっていたなんていう報告例も!
厚揚げが腐るとどうなる?3つの特徴
腐った厚揚げを口にすると食中毒症状に襲われることも。
厚揚げが腐ったときの特徴を見ておきましょう。
①水が出ている
腐り始めた厚揚げは、だんだん水分が出てきてふっくら感がなくなります。
容器の底に白い汁が溜まっていたら要注意です。出てきた水がぬるぬるしていることもありますよ。
②酸っぱい匂いがする
腐った厚揚げは独特の酸っぱい臭いがすることがあります。
酸っぱい臭いは腐敗が始まっている証拠です。
調理すると臭いを感じなくなる場合もありますが、煮物などで煮汁が濁った感じになります。
③ネバネバする
表面や包丁で切った断面を触ってみてぬめりがあったら腐り始めています。
糸を引くようになったら完全にアウトです。口にしないようにしましょう。
厚揚げは腐りやすい?お弁当に入れても大丈夫?
厚揚げはお弁当にもぴったりの食材です。豆腐を一度油で揚げて加熱しているので、特別腐りやすい食材というわけではありません。
大豆由来の厚揚げを使うことで、塩分もカロリーも抑えることができますよ。
夏場はお弁当を保冷バッグで持ち歩くようにして、お弁当が傷まないように工夫しましょう。
厚揚げを長持ちさせる保存方法
厚揚げのおすすめの保存方法は冷凍保存です。
ストック食材として常備しておけば、もう一品欲しい時にすぐ使えます。冷凍保存の目安は1ヶ月間です。
あらかじめ使いやすい大きさにカットしておくと、使うときに楽ちんですよ。煮込み料理や炒め料理は解凍せずに、そのまま入れてOKです。
冷蔵庫に移してじっくりと解凍すれば、厚揚げのふかふかの食感を味わえます。
使い切れなかった分を保存しておくのにもぴったりの方法です。
焼いてから冷凍すれば、余分な水分が飛んでサクッとした食感を楽しめますよ。
厚揚げの消費レシピ
厚揚げは油で揚げているからダイエットに不向きと思われがち。
しかし、原料が豆腐ですから糖質制限ダイエットにもぴったりなんですよ。肉の代わりにもなるので、以下のレシピを試せばあっという間に食べ切れること間違いなしです。
厚揚げきのこあん
厚揚げをトースターで焼いておきます。
フライパンにきのこ類(しめじやえのきなど)を炒め、しんなりしたら、醤油、みりん、酒、砂糖(各大さじ1)と水(100ml)を加えて一煮立ちします。最後に片栗粉でとろみをつけて、厚揚げの上にかければ完成です。
メインにも副菜にもなる満足レシピですよ。
白菜と厚揚げのすき焼き風
厚揚げは食べやすい大きさにカットします。
ざくぎりにした白菜、薄切りの長ネギを炒め、しょうゆ(大さじ2)、みりん(大さじ3)、酒(大さじ2)を加えて一煮立ちさせます。
最後に牛薄切り肉(100g)を加えて落とし蓋をして煮れば完成。
汁を吸った厚揚げは絶品ですよ。
まとめ
・腐ると水が出てねばりがでたり、酸っぱい匂いがすることも
・お弁当に入れても美味しく食べられる食材
買ってすぐに冷凍庫に入れれば1ヶ月は保存が効きます。
ストック食材として重宝しますよ。ぜひ活用してくださいね。