【ハンバーグ】玉ねぎの代用食材は?キャベツ・大根・白菜・長ネギは使える?

ハンバーグ

ハンバーグの玉ねぎがなくても、キャベツなどの野菜で代用することができます。

また、オイスターソース+砂糖といった調味料でも甘みを出し、玉ねぎの代わりとなってくれるんです。

そこで今回は、

・ハンバーグの代用食材
・代わりになる調味料
・玉ねぎを入れる理由

について詳しくご紹介していきます。

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ハンバーグに使える玉ねぎの代用食材8つ

「ハンバーグを作りたいけど玉ねぎがない!」そんな時、変わりに使える8つの食材です。

①キャベツ

キャベツ

玉ねぎに代わって甘みを出してくれます。

玉ねぎと同じように、キャベツも加熱により甘みが増します。

細かくみじん切りにして少量の油で炒める→冷ましたらひき肉に混ぜる

といった手順で混ぜ込みます。

炒めるのが大変な時は、レンジ加熱でもOKです。

独特なクセもなく、フワフワとした甘みのある仕上がりになります。

「かさ増ししたい」「子供に野菜を食べてほしい」そんな時はキャベツを使いましょう。

②大根

大根

大根は保水性の高い野菜です。

おろして水気を切り、ひき肉に混ぜましょう。

玉ねぎやキャベツのような甘みは出にくいですが、かさ増しの材料として使えます。

③白菜

白菜

小さめに細かく刻み、ひき肉に混ぜます。

白菜にも水分が多くふくまれているので、ふっくらとした仕上がりに。

ただし、かなり柔らかくなるのでひっくり返す時は慎重にしてくださいね。

④長ネギ

長ネギ

生のままみじん切りにしてひき肉に混ぜます。

玉ねぎ同様、長ネギも香味野菜なので肉の臭みを消してくれる効果があります。

特に長ネギの青い部分は、臭み消しによく使われています。

下処理で肉を茹でる時も、ネギの青い部分と一緒にゆでると臭みが取れますね。

仕上がりは和風なので、おろしポン酢や大葉と一緒に食べると良いですね。

⑤もやし

もやし

もやしはシャキシャキ感を出してくれます。

クセもなく色々な野菜と相性の良いもやし。特に安価で手軽に買えるのがもやしの最大の利点です。

生のままザク切りにし、ひき肉に混ぜます。

野菜も摂れてかさ増しにもなり、一石二鳥です。

⑥豆腐

豆腐

豆腐は良質なタンパク質の塊です。ヘルシーでクセがありません。

水切りした豆腐を崩してハンバーグに混ぜることで、大豆のうま味が加わりボリュームのあるハンバーグになります。

こちらも和風になるため、おろしポン酢やシソと一緒に食べましょう。

⑦きのこ類

えのき

細かく刻んだえのきやしめじも玉ねぎの代わりとして使えます。

サクサクとした普通のハンバーグにはない食感になりますよ。

また、きのこはうま味成分のグアニル酸を多く含んでいます。

そのためハンバーグ本来の味が濃くなり、調味料を減らせるので減塩効果も期待できるというわけです。

⑧パン粉

パン粉

パン粉が肉汁を吸収し、柔らかい食感にしてくれます。

普段からパン粉を入れる方は多いと思いますが、いつもより多く入れることで玉ねぎの代わりとなります。

玉ねぎを使うことでうま味や甘みが出て美味しいハンバーグが作れますが、なくても代用食材によりジューシーさやふっくら感を出すことができます。

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ハンバーグの玉ねぎがない時に入れたい調味料

ハンバーグの玉ねぎがない時は上記で紹介した食材だけでなく、調味料でも代用できます。

オイスターソース+砂糖

オイスターソース

オイスターソースのコクと砂糖の甘みで味に深みを出します。

また、砂糖は甘みだけでなく保水性があるので、ふっくらジューシーなハンバーグになります。

塩

味を整える役割の塩ですが、肉同士を接着する役割もあります。

塩が加熱されるとひき肉のタンパク質を溶かし、溶けたタンパク質は粘着性があるので、肉同士をしっかりくっつけてくれるというわけです。

ひき肉だけだとボロボロと型崩れしやすいのですが、塩を使うことで隙間なくしっかり接着し、肉汁やうま味の流出を防ぎます。

ハンバーグに玉ねぎを入れる3つの理由

ご紹介したように玉ねぎがなくてもハンバーグは作れます。

では、ハンバーグにはなぜ玉ねぎを入れるのでしょうか。その理由は主に3つあります。

玉ねぎ

①甘くなる

糖質の多い玉ねぎを入れることで甘みがプラスされ、コクのある深い味わいになります。

玉ねぎの辛味成分(チオプロパナールSオキシド)に熱を加えると分解され、甘み成分(プロピルメルカプタン)に変化します。

この甘み成分の糖度はなんと、ショ糖の50〜70倍にもなるんです。

また、加熱すると辛味成分であるアリシンが飛びます。玉ねぎを炒めると甘くなるのはこのためです。

飴色に炒めた玉ねぎは甘くておいしいですよね。炒めると玉ねぎが飴色に変化する事をメイラード反応といいます。

この化学反応により玉ねぎに含まれるアミノ酸が糖と結びつき、加熱により水分が抜けたことで、うま味が凝縮されます。

②肉を柔らかくする

玉ねぎに含まれるプロテアーゼという酵素がタンパク質を分解し、肉を柔らかくしてくれます。

また、玉ねぎの水分でハンバーグがふっくらと仕上がります。

③肉の臭みを消す

玉ねぎに含まれるプロテアーゼには、肉を柔らかくする以外にも臭みを消してくれる効果もあります。

☆ハンバーグの玉ねぎを炒めないデメリット
玉ねぎを炒めないとハンバーグ全体に火が通りにくいです。
また、炒めた時よりも玉ねぎが大きいので、焼いている時に割れやすいといった心配もあります。

玉ねぎなしのハンバーグだとどうなる?

玉ねぎはハンバーグにコクと甘みをプラスしてくれる役割があるので、入れないとあっさりとしたハンバーグになります。

また、玉ねぎの酵素による肉を柔らかくする効果が期待できないため、しっかりとした噛み応えあるハンバーグに仕上がります。

しかし、しっかりとした噛み応えがあるからといって、まずい仕上がりになるわけではありません。

実際にわたしの友人は「今日は肉をガッツリ食べたい」という日には、野菜など一切入れずに肉々しいハンバーグを作って食べているといいます。

また最近では、ひき肉をトレイからフライパンにそのまま落としたレシピも見かけます。

玉ねぎなしのハンバーグは、より肉を味わいたい時に良いかもしれませんね。

まとめ

ハンバーグの玉ねぎがない時でも、野菜や調味料で代用可能です。

普段から常備しているものも多いと思うので、「玉ねぎを買い忘れた!」そんな時は試してみてくださいね♪

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