黒にんにくを食べ過ぎる弊害!どのくらいが食べ過ぎ?効果的な食べ方も

黒にんにく

白にんにくよりも食べやすく、栄養効果の高さが期待できる黒にんにく。

しかし、おいしくて体によいからといって、食べ過ぎるのはダメなのでしょうか。

そこで今回は「黒にんにくを食べ過ぎる弊害」について分かりやすくお話します。

効果的な食べ方についても紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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黒にんにくを食べ過ぎるデメリットは?

黒にんにくを食べ過ぎるデメリット、実はほとんどありません。

エプロン姿の女性

通常のにんにくであれば、『アリシン』という殺菌作用の強い成分が含まれています。

このアリシンが腸内の悪玉菌だけでなく、善玉菌まで殺してしまい、腸内環境を悪化させることで腹痛や下痢、便秘などを引き起こしてしまうのです。

しかし、黒にんにくは生のニンニクを加熱・熟成することで作られるため、アリシンがほとんど含まれていません。

そのため、食べ過ぎたとしても、通常のにんにくのような症状は起きづらいのです。

ただ、人によっては胃の不快感や下痢などを起こす人もいるので、何事も食べ過ぎは良くないと言えますね。

ちなみに、黒にんにくと通常のにんにくの違いはそれだけではありません。

・リジン、シスチン、アルギニンをはじめとするアミノ酸
・Sアリルシステイン
・ポリフェノール

などの成分が白にんにくと比較しても「大幅に高まっている」と分析結果で明らかになっています。

アミノ酸は通常のにんにくの2倍~6倍以上。

集中力のアップや疲労回復・シミ・そばかす・肌荒れなどの肌トラブルを改善し、コラーゲン生成や免疫力アップ、ダイエット効果があります。

Sアリルシステインは、通常のにんにくにはほとんど含まれない成分で「抗酸化作用」を持っています。

また、新陳代謝を活発にして血行を良くしてくれるので、冷え性にも効果あり!

さらに最近では、認知症予防も期待できる成分として注目されています。

そして、ポリフェノールは強い抗酸化作用があるので、生活習慣病の予防やアンチエイジング、花粉症などのアレルギー改善などに効果があるとされています。

このような、通常のにんにくとは比べものにならないほどの嬉しい成分と効果を持った黒にんにく。

しかし、大量に摂取したからといって「そのぶん効果が期待できる!」というわけではないので、適量に留めておきましょう。

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黒にんにくの食べ過ぎはどのくらいから?

黒にんにくの適量は、1日3粒ほどです。

ただ、どのくらいが食べ過ぎかは個人差があるため、一概には言えません。

1日に5粒ほど食べても体調不良を感じない人もいれば、3粒で胃の違和感を感じる人もいます。

ですから、3粒を目安と考え、自分の体調をみながら食べるとよいですね。

もし、食べ過ぎたと思った場合は、水を飲んでみましょう。

先ほど「黒にんにくにはアリシンがほとんど含まれていない」と伝えましたが、全くのゼロではありません。

熟成の度合いにより含有量が変わってきます。

胃痛を引き起こすアリシンは水溶性ですから、白湯をのんで尿と一緒に体外に排出しましょう。

黒にんにくの効果的な食べ方!効果が出るまでの期間

黒にんにくの効果的な食べ方は、毎日食べ続けることです。

熟成黒にんにく

効果がでるまでの期間には個人差はありますが、食べ始めてから約2〜3ヶ月ほどで効果を実感し始めて、約3〜6ヶ月続けると体調が改善されたという人が多いようでした。

ちなみに、黒にんにくを朝に食べると1日をエネルギッシュに活動でき、夜に食べるとその日の疲労が回復できると言われていますよ。

さらに、運動をする30分〜1時間前に食べると、代謝や血流が上がって運動のパフォーマンスも上がります。

黒にんにく食べ過ぎの弊害 まとめ

「黒にんにくを食べ過ぎる弊害」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・黒にんにくを食べ過ぎてもデメリットはほとんどない
・しかし、体質によっては胃痛や下痢を引き起こす
・適量は3粒ほど
・個人差はありますが、効果を実感するのは2~3ヶ月経ってから

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