ピーナッツを食べ過ぎるとどうなる?太る・腹痛・下痢などのデメリット?

ピーナッツ

健康によいとされるナッツ類ですが、ピーナッツの食べ過ぎはNGです。

太ったり腹痛や下痢を引き起こす場合があり、期待した効果と全く逆効果になることも。

そこで今回は「ピーナッツを食べ過ぎるとどうなるか」を詳しくお話していきます。

また、適量やダイエットになる食べ方についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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ピーナッツの食べ過ぎはよくないの!?

ピーナッツには100gあたり、

・エネルギー 約585kcal
・糖質 約11.8g
・たんぱく質 約25.4g
・脂質 約47.5g
・食物繊維総量 約7.2g
・カリウム 約705㎎
・ビタミンE 約11.4㎎

といった栄養素が含まれています。

そんなピーナッツを食べ過ぎるとあらわれる、5つのデメリットについてです。

驚く女性

①太る

ピーナッツは高カロリー・高脂質です。

ピーナッツの脂質は良質な油といわれていますが、食べ過ぎれば太るのも事実。

また、カリッと軽い食感なので、食べ進める手が止まらないことも。

ただし、100gあたり約585kcalですが、100gは80粒ほどです。

80粒はかなり多い量ですよね…。

ですから、食べ過ぎず適量ならば太りにくいですから、「ピーナッツは食べ方次第で太る」といったところでしょう。

②腹痛、下痢

ピーナッツは消化の悪い食べ物です。

腹痛

そのため、一気に大量に食べてしまうと消化が終わる前にどんどんお腹にたまり、消化不良を起こして腹痛を招きます。

また、ピーナッツには便秘解消に効果がある「食物繊維」が豊富です。

通常であれば適度な便を促しますが、過剰摂取してしまうとお腹がゆるくなりすぎてしまいます。

③胃痛

胃痛の原因も、ピーナッツの消化が悪いことにあります。

ピーナッツはカリッとしていて水分量が少ないです。

そのため消化吸収に時間がかかり、過剰摂取してしまうと消化不良になり胃痛を起こしてしまいます。

④アレルギー

ピーナッツは少量でも強いアレルギー反応が出やすい食べ物です。

ピーナッツに含まれるヒスチジンがアレルギーの原因物質となり、

・じんましん
・咳
・嘔吐
・下痢
・かゆみ
・湿疹

などの症状が現れます。

ひどい場合はアナフィラキシーショックを起こす可能性があるので、体調に異変があれば病院を受診するようにしましょう。

⑤肌荒れ(ニキビ)?

ピーナッツが肌荒れやニキビの原因になる根拠は、科学的に証明されていません。

「その時の体調や個人の体質と関係があるのではないか」という意見もあるようです。

ただし、消化不良により腸内環境のバランスが崩れると、結果的に肌トラブルに繋がる可能性があります。

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ピーナッツの食べ過ぎにならない適量&ダイエットになる食べ方は?

いくつかのピーナッツ

ピーナッツは1日20粒を目安にすると良いでしょう。

間食の摂取カロリーは「1日で約200kcal以内」といわれています。

1日20粒を上限として小腹が空いた時に少しずつ食べるようにすれば、カロリーオーバーすることはないです。

また、妊婦さんは一般成人より間食のカロリーを控えた方が良いので、1日15粒を目安にしましょう。

そして、子どものおやつとして与える場合は3歳まではNGです。

硬いピーナッツはうまくかみ砕けないと、気管に詰まり窒息してしまう危険性があります。

そのため、噛み砕く力と消化がしっかりできるようになる年齢を目安にします。

心配な方は小学生になるまで待ってもよいですね。

ピーナッツのダイエットになる食べ方は?

ダイエットが目的のときは、味のついていない素焼きのピーナッツがおすすめです。

エプロン姿の女性

バターピーナッツや、塩分が添加されたものだとカロリーも高くなりがちですし、食欲が増してしまい食べ過ぎになってしまいます。

また、殻付きピーナッツも食べるまで時間がかかるので、満腹中枢が刺激されやすくダイエットに最適です。

ピーナッツの効果効能は?

・生活習慣病予防
・疲労回復
・アンチエイジング
・貧血予防
・むくみ解消
・便秘解消
・二日酔い防止

ピーナッツは不飽和脂肪酸を豊富にふくんでいるので、悪玉コレステロールを抑制し、血管を健やかに保ち、体の不調や老化の改善が期待できます。

ピーナッツの食べ過ぎの影響 まとめ

ピーナッツを食べ過ぎる影響についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・ピーナッツを食べ過ぎると「太る」「腹痛・下痢」「胃痛」「アレルギー」といった心配がある
・肌荒れに関しては根拠なし
・食べ過ぎにならない量は、1日20粒が目安
・妊娠中であれば15粒ほど
・ダイエットには素焼きピーナッツを食べよう

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