なめこはいつから食べられる?離乳食の下ごしらえと注意点を解説

なめこ

きのこの中でも小粒でトロトロとした食感のなめこ。

味噌汁など色々な料理に使えますが、赤ちゃんの場合はいつから与えてもよいのでしょうか。

ツルンとしているからこそ、心配があります。

そこで今回は「なめこはいつから食べられるのか」について詳しく調べてみました。

下ごしらえの注意点もお話するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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なめこはいつから?離乳食に取り入れる時期について

なめこは離乳後期の「生後9〜11ヶ月頃」から離乳食に取り入れることができます。

1回あたりに食べさせる量の目安は、約30~40gです。

また、完了期の1歳~1歳半頃であれば、約40~50gとされています。

いずれも、なめこだけでなく、他の野菜などと一緒に与えるようにしましょう。

ちなみに、加熱処理をして缶詰や真空パックで販売されている商品も、同じ時期から食べさせることができます。

なめこには、

・トレハロース
・βグルガン
・ミネラル
・ナイアシン
・パントテン酸

などの成分が豊富に含まれています。

トレハロースは腸内環境を整えてくれる働き。βグルガンは免疫力を高めます。

赤ちゃんの免疫力を高めて、体を強くしてくれる栄養が多いなめこ。

離乳食に向いている食材だといえるでしょう。

他にも、食物繊維が100gあたり約3.3gほど含まれているので、便秘気味な赤ちゃんにピッタリの食材です。

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なめこの下ごしらえの方法

エプロン姿の女性

なめこは汚れがつきやすいので、料理に使う前にさっと水洗いしましょう。

大人が食べる時は必ずしも水洗いする必要がありませんが、赤ちゃんには一度水洗いしてあげると衛生面からも安心です。

また、なめこはぬめりで「ツルン」と、そのまま飲み込んでしまう危険性もあります。

水で洗ったあとにお湯で茹でるとぬめりが取れやすくなるので、赤ちゃんの咀嚼の状態によって調整しましょう。

そして、さらに食べやすいように、できるだけ細かく刻むようにします。

なめこを赤ちゃんに与える時の注意点

なめこでアレルギーを起こすことはあまりないと思われていますが、「きのこアレルギー」というものがあります。

ですから、赤ちゃんに与えるときはアレルギー症状に注意してください。

・かゆみ
・腫れ
・発疹
・じんましん
・目のかゆみ、充血
・下痢
・嘔吐

これらの症状が出た場合はすぐに病院へ受診してください。

また、食べさせるときは何があっても良いように、平日の午前中など医療機関を受診できる時間にしましょう。

最初はスプーン1杯を目安に与えて様子を見て、大丈夫そうであれば次から量を増やします。

ちなみに、症状が起こるまでの時間は2パターンあり、食べた直後~2時間以内に症状が現れる「即時性」

食べて数時間~数日経ってから症状が現れる「遅延性」があるので、いつなめこを食べさせたか把握しておくとよいでしょう。

なめこのおすすめ離乳食レシピ

【なめこおにぎり】
1.水洗いして刻んだなめこを鍋で1分ほど茹でて水切りする
2.1.とかつおぶし、めんつゆを混ぜる
3.2.をご飯で包み好きな形ににぎって、カットした焼きのりを巻き完成

【なめこおろし】
1.大根をすりおろしてレンジで1分チンする
2.なめこを茹でてみじん切りにする
3.1.と2.を混ぜて鰹節をかけて完成

【なめことみつばのお吸い物】
1.鍋に水を入れて沸騰させたら、水洗いして刻んだなめこと、食べやすく切った絹豆腐、めんつゆを入れる
2.再度沸騰したらお麩、みつばを入れて完成

なめこの保存方法は?

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下ごしらえしたなめこ・調理済みのなめこを保存するなら、冷凍がおすすめです。

離乳食用の下ごしらえしたなめこを保存するときは、細かく刻んで製氷皿やカップに1回分ずつ分けて、冷凍保存してください。

日持ちは1週間ほどです。

また、調理済みでも冷凍OKですが、他の材料が入っていると冷凍することによって風味や食感が落ちることもあります。

そのような場合は冷蔵保存にして、作った翌日までには与えるようにしましょう。

なめこはいつから食べられる? まとめ

「なめこはいつから食べられるのか」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・なめこは離乳後期の「生後9〜11ヶ月頃」から取り入れられる
・1回あたりの量「約30~40g」、完了期の1歳~1歳半頃であれば「約40~50g」
・下ごしらえは、水で洗ってからお湯で茹でる
・ツルンと飲み込んでしまわないように、細かく刻む
・きのこアレルギーの危険性もある
・下ごしらえ、調理済みのなめこは冷凍保存がおすすめ

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