「もやしダイエットは痩せるはず!」なのに、逆に太ってしまった経験はありませんか?
わたしは一時期、めんつゆでもやしを煮て毎日のように食べていましたが、1kg増加して痩せるどころか何日も戻らなかったことがあります。
そこで浮かび上がってきたのが、「もやしは太る?」という疑問です。
でも、もやしは野菜なのでヘルシーに決まってますよね…。
長年の疑問を解消のため、もやしは本当のところ太るのかを詳しく調べました。
ダイエットにもやしを取り入れている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
もやしは太る?カロリーや糖質は?
もやし単体であれば、たとえお腹いっぱい食べたとしても太りません。
もやし1袋で32kcal、糖質が2.5gだからです。
仮に2袋食べたとしても64kcal、糖質5gと、運動量が少なめの成人女性の目安である1700kcal・糖質270gに影響を及ぼすほどではないからです。
ですので、もやしそのものは太らない!といえるでしょう。
もやしで太る原因は食べ過ぎと調味料!?
でも、「もやしダイエットが失敗した」との声もありますよね。どうしてなのでしょう。
実は、もやしで太る原因は2つあります。それが、食べ過ぎ&調味料なのです。
食べ過ぎとはもやしをお腹いっぱいに食べることではなくて、「物足りない」「すぐにお腹がすく」という理由でおにぎりやお菓子を追加してしまうこと!
もやしだけなら太りませんが、他のものをどんどん食べてしまうと、カロリーの摂り過ぎとなります。
また、もやしを食べる時にゴマ油・ドレッシング・マヨネーズをたっぷりかけていませんか。
ナムルにすると沢山食べられますが、こちらもカロリーや脂質が多くなってしまいます。
ドレッシングなら糖質も無視できませんね。
低カロリーのもやしでも、食べ方次第では太ってしまうんです。
めんつゆで煮込んだもやしを食べてた時は太りました!
他にも、小腹満たしのため夜食にもやしを食べるかたもいるようですが、いくらヘルシー食材でもカロリーや糖質が全くないわけではありません。
エネルギーが蓄積されやすい「夜中のもやし」は止めておきましょう。
もやしの太らない食べ方を紹介
もやしで太らないための5つのポイントです。
②たんぱく質を一緒に食べる
➂夜中は食べない
④目安摂取量は1袋まで
⑤もやしを最初に食べる
薄味のもやし料理にすると、余分なカロリーを摂らなくて済みます。
おすすめは調味料をかけるのではなく「つける」こと!
お刺身のように別皿に調味料を入れてもやしをつけるようにすると、かけるより少ない量で満足できますよ。
また、納豆や豆腐などの良質のたんぱく質を一緒に食べると、腹持ちが格段に良くなります。
1日に食べる目安については特に決められていないのですが、色々な食材から食物繊維を摂ったほうが栄養の偏りがないので、1袋までにしておくと良いでしょう。
そして、ご飯・おかず・汁物といった献立にもやしを取り入れるなら、先にもやしを食べると血糖値の上昇が緩やかになって脂肪がつきにくくなります。
もやしで太らないためには、以上のポイントを押さえておきましょう。
もやしの嬉しいダイエット効果
✔アスパラギン酸による代謝促進
✔食物繊維が食後の血糖値上昇を緩やかにする
✔ビタミンCでコレステロール低下
もやしに含まれるアスパラギン酸はエネルギー生成に利用されやすく、代謝促進効果が期待できます。
また、もやしは淡色野菜ですが、100gあたり約9mgほどのビタミンCが含まれているので、コレステロールを減らす作用があるんです。
もやしは栄養がないと思われがちなのですが、ダイエットや美容に欠かせない栄養素を含んでいますね。
もやしの美味しい茹で方は?
もやしの美味しさを引き出す、3ステップをご紹介します。
水でサッと洗う→たっぷりのお湯で10~15秒茹でる→ザルでお湯を切り、バットに広げて冷ます
たったこれだけなんです!
もやしの独特の風味が気になる方は、茹でる前に水でサッと洗うことですっきり食べやすくなります。
もやしは洗わずそのまま使える野菜ですが、ひと手間かけるだけでぐっと美味しくなるんですね。
もやしは太るのか? まとめ
最後に、今回の内容をおさらいしていきます。
・もやしは低カロリー、低糖質
・もやしだけならお腹いっぱい食べても太らない
・もやしで太る最大の原因は食べ過ぎと調味料
・ダイエットをするなら調味料は控えめに
・食事の最初に食べると痩せる効果アップ
もやしはダイエットに最適な野菜ですが、「もやしを食べているから痩せる!」というわけではありません。
大切なのは調味料の使い方や、他の食事とのバランスです。
その点に気をつければダイエットの強い味方になってくれる野菜ですので、積極的に毎日の食事に取り入れていきたいですね!