「あんこは洋菓子に比べて太らない」と聞いたことがあります。
でも、あんこのカロリーや糖質を見ると結構あるんですよね…。
そこで今回は、あんこは太るのか太らないのか、ダイエット中でもOKなおやつなのかを詳しく調べました。
また、生クリームやチョコと比較しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
あんこは太るの?痩せるの?生クリームやチョコと比較してみよう
あんこは洋菓子に比べると、痩せやすい食べ物といえるんです。
あんこのカロリーと糖質を、生クリームやチョコレートと比べてみましょう。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
あんこ(つぶあん) | 約244kcal | 約48g |
生クリーム | 約433kcal | 約3g |
チョコレート | 約546kcak | 約48g |
カロリーに関してはあんこが最も低いという結果に。
糖質制限中の方が気になる糖質は生クリームのほうが少ないですが、脂質においてはあんこが0.7g、生クリーム45gと大きな差があるんです。
また、あんこは原材料があずきなので食物繊維が豊富にふくまれています。
食物繊維は血糖値をゆるやかに上げるので、その点でもあんこはダイエット向きといえるでしょう。
あんこが太らない理由を詳しく解説!
あんこの原材料となる小豆には
・ポリフェノール
・ビタミンB1
・サポニン
などダイエットに効果的な成分がふくまれています。
【食物繊維】
あずきには100gあたり18gの食物繊維が入っています。
とくに不溶性食物繊維が多く、少量の食物で満腹感が得られる効果あり!
【ポリフェノール】
ポリフェノールは、糖を分解し体内に吸収させる「a-グルコシダーゼ」という成分の働きを阻害するといわれています。
なので、あんこは太るもととなる糖を吸収しにくいんです。
【ビタミンB1】
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きを助けてくれます。
そのため、糖が脂肪に変わる前にエネルギーとして燃焼できるのです。
【サポニン】
サポニンは、小豆の皮にのみ含まれています。
内臓脂肪を減らしたり、肥満の予防が期待できるんだとか。
サポニンを常に摂取することで、太りにくい体質が目指せます。
このようにあんこはカロリーや脂質が低いだけでなく、ダイエットに最適な成分が多くふくまれています!
生クリームやチョコと比べると、適量を心がければ毎日たべても太ることはないでしょう。
あんこの太るこんな食べ方!
太りにくいあんこですが、「量」と「時間」によってはブクブク太る原因になってしまいます。
あんこで太った人の体験談では「あんこなしでは生きていけない!」「業務用スーパーで買ったあんこを一気に食べた」といったものもありました。
ヘルシーなあんこですが、食べ過ぎは太るもと。
また、あんこだけでなく餅や団子を一緒に食べたり、パンに塗ると糖質のとりすぎになって太ります。
カロリーも大幅アップですね…。
そして、活動量のすくない夜に食べることも糖をエネルギーに変えられないため、太る原因に。
ちなみに、あんこなどの炭水化物を摂り過ぎると内臓脂肪になってしまい、下っ腹が太ると言われているんですよ。
ダイエット中でも安心!あんこのおすすめの食べ方
ダイエット中に選ぶあんこの種類は、つぶあん・こし練りあんのどちらでも構いません。
ただ、サポニンの効果を期待したい人は「つぶあん」を選ぶようにします。
一般的に間食の目安カロリーは200kcal以内とされているので、あんこの適量は100gです。
ダイエットならばその半分の50gほどでも良いでしょう。
食べるときはエネルギー消費を期待できる朝や、温かいコーヒーや緑茶などを一緒に飲むこともおすすめです。
温かい飲み物はお腹を落ち着かせて、満腹感をアップさせる効果があります。
あんこは太る? まとめ
あんこは太るのかをお話してきました。
ポイントをまとめます。
・あんこの主成分であるあずきの「食物繊維」や「ポリフェノール」などダイエット効果が満載
・ただし、食べ過ぎは太るもと
・つぶあんでもこし練りあんでも種類はどちらでもOK
・適量は1日50g~100g
あんこは甘くておいしいので、ダイエットにもよいとなると嬉しいですね。
とはいえ、お餅やパンと合わせてしまうと太るので、あんこのみを食べるようにしたいと思いました♪