妊娠中のつわりの期間中、妊婦さんは食事が摂りづらいことがあります。
水や麦茶がダメだったりと、飲めるものも限られてつらいですよね。
そんな中、さっぱりとした味わいの「レモン水なら飲める」「つわりを軽減する」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
しかし、妊娠中にレモン水を飲み過ぎても大丈夫なのか、クエン酸の摂取についても知りたいところ。
そこで本記事では妊娠中のレモン水の影響や、適切な摂取量はどれくらいなのかについて解説します。
また、レモン水の効果的な飲み方やおすすめレシピについてもご紹介していきますね。
妊娠中にレモン水を飲んでも大丈夫?

レモン水は妊娠中に飲んでも大丈夫です。
しかし、個人の体質や状態により変わる場合もありますので、過度な摂取には気をつけましょう。
特に胃酸過多の方は注意が必要。妊娠中には医師と相談しながら摂取することをおすすめします。
また、生のレモンで作ったレモン水だけでなく、添加物が入っていないレモン100%のレモン果汁で作ったものも妊娠中に飲んでも大丈夫ですよ。
クエン酸を摂取する影響
レモンにはクエン酸が含まれており、それがつわりを緩和する効果があると言われています。
クエン酸は妊娠中の体内のpHバランスを整える働きがあります。
ただし、過剰なクエン酸の摂取は胃粘膜に負担をかける可能性があるため、適量を把握することが大切です。
レモン水の適量

妊婦さんがレモン水を摂取する適量ですが、普通の水よりは刺激が強いので1日1杯が目安です。
ただし、つわり期間中のように水分補給が難しくて、「レモン水なら飲める」という場合体と相談しながら2~3杯に増やしてもOK。
クエン酸は摂り過ぎても短時間で体外に排出されるため、胃腸に問題がなければ過剰摂取の心配はいりません。
ただし、レモン水の摂取は歯のエナメル質に影響を及ぼす可能性があるので、寝る前に飲むのは控えたほうが良いでしょう。
どうしても飲みたい場合は、飲んだ後に軽く口をすすぐのがおすすめですよ。
レモン水の効果とおすすめの飲み方とは?
レモン水はデトックス効果や抗酸化作用があり、消化を促進する効果もあります。
また、妊娠中の悩みである便秘解消も期待できます。
◎ビタミンCの補給:
レモンはビタミンCを豊富に含んでいます。
免疫機能のサポートや抗酸化作用を持ち、風邪や感染症の予防に役立ちます。
◎消化を助ける:
レモンの酸味が食欲を促し、胃酸の分泌を助けることで消化を促進します。
◎利尿作用:
レモン水には利尿作用があると言われています。
これにより、体内の余分な水分や老廃物を排出。むくみの緩和に役立ちます。
おすすめの飲み方は、水だけでなく温かいお湯にレモンの絞り汁を加えて飲む方法です。
また、蜂蜜や生姜を加えたり、ノンカフェインのハーブティーと一緒に飲むこともおすすめです。
まとめ
妊娠中のつわりは辛いものですが、レモン水を飲むことで軽減できる可能性があります。
ただし、適量を守り、個人の体調に合わせて摂取することが大切です。
医師と相談し体の調子を確認しながら、妊娠期間にレモン水を取り入れてみましょう。