今回はハンカチをプレゼントする意味についてお伝えしていきます。
異動や退職の際、贈ることの多いハンカチ。
3月の別れの季節にもらうことも多いですよね。
1,000円以下で用意できるので、気軽に贈れるギフトとしても重宝します。そんなハンカチのプレゼントには隠された意味があるって知っていましたか？
・避けた方がいい色はある？
・良い印象を与えるハンカチの贈り方
もらったりあげたりすることが多いハンカチだからこそ、しっかりと意味を知っておきたいところです。
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
ハンカチをプレゼントする意味は？
ハンカチに込められた意味
ハンカチはプレゼントの定番ですが、主に「別れ」のシーンに送られることが多くなっています。
ハンカチを漢字で書くと「手巾」です。「テギレ」と読めることから縁を切るイメージを抱かれてきました。
親しい友人に送るのならあまり意味を意識せずともいいですが、職場や目上の人に贈るには注意が必要です。
贈るシーンや相手への配慮をするといいでしょう。
タオルハンカチはOK？
タオルハンカチは吸水性もあり、アイロンいらずなので日常に取り入れやすいアイテムです。
タオルは一般的に縁起のいい贈り物とされています。
「嫌なことを水に流す」という前向きなメッセージが込められているので、タオルハンカチを送ってもマナー違反ではありませんよ。
海外でハンカチを贈る意味
フランスなどヨーロッパの一部地域では、「ハンカチやタオルは私的な物」と捉えられています。
ハンカチを送るとプライベートシーンに立ち入られたような感覚になる人もいるようです。
また、中国では「ハンカチを送る＝関係を断つ」と言う強いメッセージ性があります。
あまりいいイメージを持たれない可能性もあるので、別のギフトを用意するといいでしょう。
国によって意味合いが異なりますので、外国の方に贈るときは文化に配慮が必要ですね。
ハンカチの色に意味はある？
ハンカチの色に特別な意味はありませんが、一部注意が必要な色があります。
日本では白いハンカチは葬儀で使われます。あまり縁起がよくないため、プレゼントで送るのは避けた方がいいでしょう。
刺繍やイニシャルなどのデザインが施されているものは、問題ありませんよ。
同じ理由で、欧米諸国では黒いハンカチを送るのは避けるべきとされています。
文化により色の持つ意味は異なります。単色のものよりも、デザインが入っているものを選ぶといいでしょう。
良い印象を残せるハンカチの贈り方
ハンカチは気軽にプレゼントができるアイテムですが、ちょっとした工夫で良い印象を持ってもらえます。
①メッセージカードを添える
簡単なメッセージカードを添えれば、相手に気持ちが伝わり特別なギフトになります。
長いメッセージでなくてもかまいません。これまでの感謝の気持ちを添えるのはいかがでしょうか？
②相手の好みを意識する
多種多様なデザインのあるハンカチですが、相手に合ったものを選ぶだけで印象が変わります。
退職などで職場のみんなにプレゼントをすることもあると思います。全部同じデザインではなく、それぞれに合ったものを選ぶと印象が良くなりますよ。
③包装にこだわる
ハンカチは購入したお店の袋で包装されるのが一般的です。
ですが、一部のブランドでは専用の個包装用袋が用意されていることも。数百円ほど高くはなりますが、あえてブランド品を用意するのも素敵ですね。
袋のデザインが工夫されているものが多いので、開ける前からワクワクしますよ。
良好な関係を保つ意味があるプレゼント3選
ハンカチ以外にも意味が込められたプレゼントがあります。ハンカチと組み合わせて贈っても良いですね。
①ハンドクリーム
ハンカチと同様にギフトの定番になりつつあるのがハンドクリームです。
その意味は「あなたのことを大切に想っている」
香り、デザイン、ブランドなどたくさんの選択肢があるので、相手に合ったものが見つかるはずです。特に友達や女性に贈るにはぴったりのアイテムですよ。
②タオル
タオルは縁起の良い贈り物として選ばれてきました。
水を使った後に使うものなので「嫌なことを水に流す」という意味が込められています。老若男女、誰にでも贈ることができます。
③キャンドル
ゆったりとした時間のお供にぴったりのキャンドル。相手をいたわる意味があります。
素敵なリラックス時間をプレゼントしましょう。なお、火事を連想させるので新築祝いには避けましょう。
まとめ
・白いハンカチは葬儀を連想するため避けた方が良い
・メッセージカードや包装にこだわって、さらに印象UP
ハンカチはたくさんの種類があるので、相手の好みや用途、予算に合わせたデザインを選ぶことができます。
贈る場面は選ぶ必要がありますが、プレゼントに選んでも良いアイテムといえるでしょう。
