ワセリンは期限が切れたら使えない?肌への見逃せない影響

ワセリンは肌に優しい保湿剤です。

小さな子がいる我が家でも大活躍!

手荒れの時や、さかむけが出来た時にサッと塗ると、肌の表面をカバーしてくれて荒れや痛みが和らぎます。

でも、ワセリンって結構たっぷり入ってるので、最後まで使いきったことないんですよね……。

使用期限をいつも過ぎちゃって、捨てるんだけどもったいない。

そこで期限が切れたワセリンは本当に使えないのか、調べてみました。

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ワセリンとは?原材料について

ワセリンとは……

石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したもの

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3

ということで、要するに原材料は石油なんです。

保湿剤として皮膚を保護する役割があり、肌の内部に浸透せず表面に留まるので、刺激がほとんどありません。

ヒルドイドでかぶれる娘も、ワセリンでは大丈夫でした。

また皮膚科ではワセリンじゃなくて「プロぺト」を処方されることがあります。

違いってなんなの?って思いませんか。

実は、プロぺトは白色ワセリンから更に不純物を除いたもので、眼軟膏としても使えるくらい安心です。

赤ちゃんには、ワセリンよりもプロぺトを出されることが多いかもしれませんね。

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ワセリンの期限切れは使えないの?

未開封、開封済みともに期限切れのものは使えません。

ワセリンそのものには雑菌が繁殖しないものの、品質が劣化するからです。

また開封後のものは品質の劣化に加え、使用方法によって雑菌の浸入しやすい環境となり、色や臭いに徐々に変化が起こります。

黄色くなる、茶色くなる、油くさい、湿ったタオルのような臭いがしたら要注意!

劣化が進んでいます。

真夏に期限切れになったワセリンを手に出した時、たしかに生乾きで放置したタオルのような臭いがしました。

「これヤバイな……」って瞬時に思いましたね。

古くなったワセリンは本来の役割も期待できないばかりか、変質しているので、肌への負担も心配です。

期限切れワセリンの肌への影響

期限切れ=油が酸化

しているので、かぶれたり、赤くなってしまう危険性あり。

また、酸化した油を塗った部分は紫外線によって油焼けする可能性があって、シミやしわの原因になることも考えられます!

ワセリンの適切な保存方法

期限切れ前にワセリンの品質が劣化しないよう、適切な保存方法を心がけましょう。


  • 日光が当たる場所に置かない
  • 室温で保管
  • 詰め替えの時はスプーンで


極度に暑い・寒い場所はワセリンが溶けたり、固まって出しにくくなります。

また冷蔵庫に入れてしまうと、取り出した時に温度差で結露が出来てしまい、カビの原因となるので気をつけてくださいね!

詰め替える時は、指ではなくスプーンを使うのがおすすめ。

雑菌が入りにくい環境になります。

まとめ

古くなったワセリンは、使い道がないので処分一択となります。

肌に直接使うものなので、期限内に使うほうが安心だからです。

とはいえワセリンを使いきるのは大変なので、市販のものを購入するなら小さめを選んでも良いですね。

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↑上記のものは60gなので、なんとか使いきれるサイズだと思います。

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