賞味期限切れオリーブオイルの使い道！捨て方や活用方法は？

「体に良い油」としてオリーブオイルを使用する、という方も最近は増えてきています。

しかし、賞味期限内に使い切れないこともありますよね。

油類は賞味期限が長いイメージがあるので「気がつくと賞味期限が切れていた！」なんてこともありがち。

そこで今回は、

について詳しく解説していきます。

「賞味期限が切れて捨てるのがもったいない」と、悩んでいる方は是非参考にしてみて下さいね。

賞味期限切れのオリーブオイル！いつまでなら食べられる？

未開封の場合

オリーブオイルは未開封の場合には、製造から1年半前後で賞味期限が設定されていることがほとんどです。

オリーブオイルの賞味期限は瓶詰めしてから12ヶ月～18ヶ月と国際オリーブオイル協会によって定められています。

また、ペットボトルの商品や瓶など形状は様々ですが、瓶に入っているほうが賞味期限が長い傾向があります。

商品によってそれぞれ賞味期限には違いがあるので、記載されている期限をしっかり確認するようにしましょう。

オリーブオイルの主成分はオレイン酸であり、オイルの種類の中でも酸化しにくいものです。

そのため、未開封では賞味期限が切れていても1年程度は食べても問題ありません。

しかし、保存状態が良くなかったり、購入時とは見た目や匂いなどの状態が異なるようであれば食べないようにしましょう。

開封済みの場合

開封後は記載されている賞味期限に限らず、早めに食べきるようにしましょう。

特にオリーブオイルは火を通さないで使うことも多い食品です。

開封後は1～2ヶ月程度で使い切った方が良いでしょう。

オリーブオイルは開封すると空気に触れ、酸化してしまうのでどんどん風味が落ちてしまいます。

賞味期限内であっても変な色や匂いになっていたり、ドロドロになってしまっている場合は食べないようにしましょう。

賞味期限切れのオリーブオイルを食べるとどうなる？

オリーブオイルには賞味期限が決められていますが、実はオリーブオイルは腐るものではありません。

古いオリーブオイルから変な臭いがすることもありますが、これは腐っているからではなくオリーブオイルの酸化によるものです。

オリーブオイルは酸化が進むと過酸化脂質という有害物質を出すことがあります。

この成分は、老化や心臓病などを引き起こす可能性があるものです。

また、専門家によっては発がん物質を発生させるという見解を持つ人もいるようです。

賞味期限が切れていて、酸化してしまったオリーブオイルは食べない方が良いでしょう。

賞味期限切れのオリーブオイルの使い道

賞味期限切れのオリーブオイルは捨ててしまうのはもったいないです。

オリーブオイルの使い道について見ていきましょう！

キャンドル

賞味期限切れのオリーブオイルでキャンドルを作ることができます。

オリーブオイルを凝固剤で固めて、クレヨンや絵の具などで着色するとキャンドルが作れるんです。

自分だけのオリジナルキャンドルを作ってみるのもいいですね。

マッサージオイル

賞味期限切れのオリーブオイルを顔や脚などに塗って、マッサージオイルとして使うこともできます。

オリーブオイルの成分は人間の皮脂によく似ています。乾燥しにくくマッサージにも最適。

しかし、肌に直接塗っても異常を起こさないかどうか、一度試してみてから顔などに塗るようにした方が良いでしょう。

石鹸づくり

オリーブオイルで石鹸を作ることも出来ます。

苛性ソーダを使ったり本格的なので、材料が揃えられる場合にはチャレンジしてみましょう。

作る場合には取扱い方法に気を付けてくださいね。

賞味期限切れのオリーブオイルの捨て方は？

オリーブオイルを処分したい場合には、そのまま捨てるのではなく固めたり紙類に吸収させて捨てるようにしましょう。

凝固剤を使用して固めたり、新聞紙やキッチンペーパーを牛乳のパックの中に入れて、その中にオリーブオイルを染み込ませてから可燃ごみに捨ててもOKです。

※自治体によって異なる場合もあるのであらかじめ確認してください

また、オリーブオイルと同じ分量の小麦粉を入れると、小麦粉が油分を吸い取ってくれて、そのまま可燃ごみに出すことができます。

オリーブオイルを捨てる時には、油が漏れださないように注意して捨てましょう。

まとめ

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