ベーキングパウダーを使ったクッキーやスコーンが苦い原因は?苦味を消す方法を紹介

スコーン

お菓子作りに欠かせないものといえばベーキングパウダーです。

しかし、ベーキングパウダーは苦味の原因となることもあります。

焼きあがったあとに「苦い!」とガッカリしたことありませんか?

そこで今回は、

・ベーキングパウダーを使ったお菓子が苦い原因
・苦味を出さない方法
・苦いお菓子のリカバリー方法

について詳しくお話していきます。

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ベーキングパウダーを使ったお菓子が苦い!原因は?

ベーキングパウダーが苦い

「せっかく作ったお菓子が苦かった」のはなぜでしょうか。

苦味の原因、それはベーキングパウダーの入れすぎです。お菓子やパンを膨らませるためにベーキングパウダーを使いますね。

ベーキングパウダーには重曹が含まれていますが、それが苦いと感じる原因なのです。

重曹に水を加えて加熱するとガスが発生します。この時発生する「炭酸ナトリウム」というガスが苦味の元となります。

そして、同時に生地もアルカリ性になるので、アルカリ性独特の臭いと苦味も出てくるというわけです。

しかし、これらは通常ベーキングパウダーの量が適正であれば、加熱することでお菓子から抜けていきます。

また、お菓子作りに使うベーキングパウダーはわずかな量ですから、本来であれば炭酸ナトリウムは発生しにくく苦味も出ません。

したがって、お菓子が苦くなってしまう原因はベーキングパウダーを入れすぎてしまったからなんです。

お菓子が苦すぎる時は食べても大丈夫?

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ベーキングパウダーは当然ですが食用なので、食べても問題ありません。

問題はベーキングパウダーに含まれているアルミです。実はベーキングパウダーには、微量ですがアルミが含まれているんです。

ベーキングパウダーを入れすぎたお菓子を食べると「アルミを多く摂取してしまうんじゃない?」との心配はありますよね。

しかし、大丈夫です。アルミによる健康被害を起こすほどの量は、なかなか摂取できるものではありません。

とはいえ、子どもの場合は体も小さいので、せっかく作ったお菓子ですが苦すぎる時はなるべく与えるのは控えたいですね。

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ベーキングパウダーで苦くならない方法

苦いお菓子にならないために、気を付けたい3つのポイントをお伝えします。

ベーキングパウダーで苦くならない方法

①ベーキングパウダーの分量を守る

以前、お菓子教室に通っていたことがあるんですが、先生が口酸っぱく言っていたことがありました。

それは「材料の分量は必ず守りましょう」

慣れてきた料理は調味料が目分量になったり、「大体このくらい」などと自己流になってしまうことはよくありますね。

しかしお菓子作りにおいては、分量をしっかり守らなくてはいけません。

例えば「大さじ1はしっかりすりきりにする」「よりふっくらさせたくても重曹を多めに入れない」といったことです。

ベーキングパウダーを多く入れ過ぎることが苦味の原因となるので、分量はしっかり守りましょう。

②古いベーキングパウダーは使わない  

小麦粉や片栗粉などもそうですが、粉物は時間が経つにつれて品質が劣化します。品質の劣化はより苦味を際立たせることにもなりますね。

また、保存方法によっては虫が湧くこともあるので、古いベーキングパウダーは使わないほうが安心です。

③ベーキングパウダーを使わず、他の物で代用する

ベーキングパウダーと同じ働きをしてくれるものは、他にもいくつかあります。

◎メレンゲ…卵白を泡立てたもので、お菓子を膨らませてくれます。しっかりと角が立つくらい、卵白を泡立てましょう。生地に混ぜる際には、ゴムベラでサックリと混ぜます。混ぜすぎると卵白の泡が潰れて、膨らまなくなってしまいます。

◎ドライイースト…ドライイーストはパン作りで使われるものです。
ベーキングパウダーの代用としてドライイーストを使う場合、発酵時間が必要になります。
また、ベーキングパウダーの代わりとして使うには以下のことに気をつけてください。ドライイーストはガスを発生させる際に、糖を分解させる性質をもっています。
糖が分解されるので、甘さ控えめな仕上がりになってしまうんです。そして、食感はフワフワというより固めな食感に仕上がります。

◎重曹…重曹で代用する場合は、ベーキングパウダーの量の半分にしましょう。ベーキングパウダーより膨らみは少し小さく、弾力が出る仕上がりになります。
また、どんなお菓子にも使えるわけではありません。焼き上がりが軽いシフォンケーキなどには向いていません。逆にしっかりとした食感が欲しい時には、最適だといえるでしょう。

焼いてしまう前にできる対処方法

もしベーキングパウダーを多く入れてしまったら、焼く前にできることもあるんです。

ベーキングパウダーを入れた直後であれば、すぐにスプーンで取り除くようにします。

混ぜた後であればベーキングパウダー以外の他の材料を足したり、ココアパウダーや抹茶パウダーなどの濃い味でカバーしましょう。

お菓子作りの代表メニューであるホットケーキやスコーン、クッキーの場合も上記の方法が使えます。

ただし、倍量する材料やタイミングによっては後から入れた材料が分離してしまったり、生地が膨らまなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。

ベーキングパウダーの苦味を消すリメイクの仕方

ベーキングパウダーが苦い

仕上がりが苦くなってしまっても、せっかく作ったお菓子なので美味しく頂きたいですね。

苦味を消すリメイク方法をご紹介します。

味が濃いもので苦味をカバーする
チョコレートやレーズン、ナッツ類やドライフルーツなど、味が濃いものと一緒に食べて、苦味をカバーしましょう。

◎トッピングを多めに添える
生クリームやジャム、チョコレートソースなどを多めにします。

冷蔵庫で一日置く
ラップをかけて冷蔵庫で一日置くことで、苦味を多少軽減することができます。

まとめ

「ベーキングパウダーを使ったお菓子が苦い原因と対処法」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・苦味の原因はベーキングパウダーの入れすぎによるもの
・苦すぎたとしても食べても問題がないが、子どもに与えるのは控えよう
・分量をしっかり守ることで苦くなるのを防ぐことができる
・苦みが出てしまったら味が濃いものでカバーしよう

ベーキングパウダーの苦味は計量をしっかり行うことで、ある程度は防げることが分かりました。

他にも、古いものは使わないようにしたりと、ちょっとした工夫がポイントとなります。

せっかくのお菓子作りですから、嫌な苦みを出さずに美味しく頂きたいものですね。

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