アイスに賞味期限はないけど、溶けた・食べかけのアイスは腐る?

一般的にアイスに賞味期限はありません。

また、アイスは冷凍ものなので、腐らないと言われています。

とはいえ、一度溶けたアイスや、食べかけのアイスを再冷凍した場合はどうなんでしょうか?

・アイスが腐らない理由
・未開封で溶けてしまったアイス、食べかけのアイスでも腐らないのか
・安全でおいしい保存のコツ

について徹底調査しましたので、分かりやすくお話しますね。

スポンサーリンク

アイスは賞味期限がないから、腐らない!

市販のアイスは、長期保存により味や風味が劣化しても、腐ることはありません。

アイスを食べる

なぜなら、作る過程で加熱殺菌処理をしていて、そのままマイナス18度以下で冷凍してしまうので、菌が繁殖できない環境になるからです。

『菌が繁殖しない=腐らない』ということですね!

そういえば、うちの冷凍庫にも、数年前に購入したアイスが奥のほうに眠っていたことがありました。

アイスに霜がついてたんですが、食べてもお腹を壊さなかったです!

一方、手作りの物は殺菌処理が十分でなく、保存料も入ってませんから、少なくとも10日以内に食べた方が安心できます。

また、手作りはタッパーなどに入れての保存となりますが、密封状態ではないため、風味の劣化も無視できません。

スポンサーリンク

一度溶けた・食べかけのアイスは腐る?

暑い夏の日にアイスを持ち帰ると、溶けてしまうことがあります。

フタを開けなくても、「明らかに溶けてるわ( ;∀;)」ってことありませんか?

未開封でも、一度溶けたアイスの再冷凍はおすすめできません。

溶けた間に、菌が繁殖している可能性があります。

ロッテの公式HP「アイスQ&A」に書かれているように、品質の劣化や腐敗はさけられないんです。

また、食べかけのアイスも同様です。

食べかけのアイスは唾液もついていますので、冷凍では菌の繁殖がストップするといっても、衛生面から見ても好ましくありませんよね。

アイスは腐らないけど、食中毒に要注意!

先ほどもお話したように、アイスは溶けた・食べかけでなければ、基本的に腐りません。

でも、食中毒になってしまうことが、稀にあるんです。

どういうこと?って思いますよね。

実は、「家庭での保存状態がどうの…」という話しではなくて、アイスに使われる卵のサルモネラ菌が原因なんです。

卵

製造の過程で加熱殺菌が不足していると、サルモネラ菌は生き残ってしまいます。

ただ、市販のものに限っていえば、ここ数年の卵の管理方法や、加熱殺菌技術はかなりしっかりとされていますので、アイスでの食中毒もほとんどありません。

気をつけたいのは、手作りする時ですね。

材料を加熱しないレシピがありますが、安全面で考えれば火を通したほうが安心です。

未開封や開封済みのアイスの保存のコツ

未開封のアイスのおいしさを保つコツは、買って来たらすぐ冷凍庫に入れることです。

冷凍庫に入れる

扉の開け閉めは温度変化を招くので、できるだけ最小限にします。

そして、これは盲点なのですが、冷凍庫の温度はマイナス18度以下にしてください。

温度を自分で調整できる冷蔵庫がありますが、設定温度が高くなっている時があるんです。

うちも子供が設定温度をいじってしまって、冷凍庫の温度が高くなっている時がありました。

買ってきたアイスがよく溶けてたので、おかしいな~と思ってたんですよね( ;∀;)

また、開封済みの場合は、サランラップをしっかりとかけ、ジップロックなどの袋に入れます。

アイスは空気に触れることにより、酸化がすすんで品質が劣化します。なるべく空気に触れないような保存方法を心がけましょう。

アイスは腐るの? まとめ

最後に今回のポイントをまとめていきます。

  • アイスは基本的に腐らない
  • 溶けた、食べかけのアイスは菌が繁殖する可能性
  • 購入したアイスはすぐ冷凍庫に入れよう

未開封で溶けていないものなら、極端な話10年でも大丈夫なんです。

ただ冷凍焼けしていたり、風味の劣化が気になる場合もあるので、食べるかどうかは見た目と一口食べた感覚で判断してくださいね!

タイトルとURLをコピーしました