ししゃもは頭から尻尾まで全部食べられる魚なので、栄養がしっかり摂れそうなイメージがありますよね。
食べやすく美味しいので、ついつい食べてしまいがちです。
そこで気になるのが、ししゃもの栄養や食べ過ぎるとどうなるのかということです。
今回は、
・食べ過ぎるとどうなるのか?
・一日何匹まで食べるのが適量なのか?
について紹介します。
「ししゃもが大好き!」という人はぜひ参考にしてみて下さいね。
ししゃもの栄養と効能
ではまず、気になるししゃもの栄養と効能について見ていきましょう。
・ビタミンB12・・・赤血球サポートやアミノ酸・脂肪酸の代謝・たんぱく質の合成
・カルシウム・・・イライラ解消・精神安定効果・骨を強くする
・亜鉛・・・タンパク質の合成
・DHA・・・体内では合成できない必須脂肪酸
・オメガ3脂肪酸EPA・・・中性脂肪の減少効果
・葉酸・・・赤血球の生産を助けるビタミン
ししゃもには、ナトリウム・カルシウム・ビタミンD・鉄・葉酸など体に必要な栄養がたっぷり含まれています。
特に葉酸とカルシウムが豊富で、子どもの成長にピッタリ!
他にもたんぱく質や亜鉛、DHAなども豊富に含まれているので、とても体にいい魚なんです。
さらに、子持ちししゃもの卵にはコラーゲンもたっぷり。子どもだけでなく大人にもおすすめの魚です。
また、ししゃも5匹のカロリーは180kcal前後。ダイエット中の方でも沢山食べられますね。ししゃもを5匹食べると満足感があるはずです。
それでこのカロリーだったら、とても低いと言えるのではないでしょうか。
ししゃもを食べ過ぎるとどうなる?3つの影響
美味しくてついつい食べ過ぎてしまいがちなししゃもですが、食べ過ぎるとどうなるのかについて見ていきましょう!
①塩分の摂りすぎ
売られているししゃもには加工の段階で塩分が多く含まれており、1匹あたり0.3gの塩分量になります。
そのため5匹食べると、塩分量は1.5gほどになってしまうんです!
ししゃもだけを食べるのであれば問題ないですが、他の食事でも塩分を摂取しますよね。
厚生労働省では1日の塩分摂取量の目安は6~7g以下となっています。
ししゃもだけで塩分を摂取しすぎると、塩分摂取量をオーバーしてしまう可能性もあります。
ししゃもをたくさん食べる際には、一日の塩分量のバランスに気をつけるようにしましょう。
②コレステロールの摂りすぎ
ししゃもには一匹あたり約56mgのコレステロールが含まれています。
コレステロールは食事の影響を受けないと言われていますが、やっぱり気になるものですよね。
気にしすぎる必要はありませんが、「コレステロール値に気をつけている」という方は意識して食べるようにしましょう。
③プリン体の摂りすぎ
子持ちししゃもを食べることで気になるのがプリン体です。
痛風の原因ともなるプリン体ですが、子持ちししゃもには100gあたり150g前後含まれています。
ししゃものプリン体はそこまで多いとは言えませんが、痛風が心配な方は食べ過ぎには注意が必要です。
ししゃもは一日何匹までが適量?
ししゃもは栄養もたっぷりで積極的に食べたい食材ではありますが、食べ過ぎることで塩分過多やコレステロール、プリン体などの摂りすぎも気になります。
一日に食べるなら、だいたい2~3匹が適量です。
多くても5匹ほどにしておきましょう。
妊婦の方にもおすすめの食材ですが、塩分の摂りすぎになってしまうので適量を守るようにしたいですね。
まとめ
・食べ過ぎると、塩分・コレステロール・プリン体の摂りすぎになる可能性がある
・一日に2~3匹が適量
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