アーモンドミルクは「第三のミルク」として牛乳の代わりとして注目されています。
私もアーモンドミルクが好きでよく買っています。それにヘルシーなのでダイエットにも向いてるんですよね。
とはいえ、牛乳とは違って腐った時の見分け方がいまいち分からない…なんてことも。
そこで今回は、
・腐った時の変化
・正しい保存方法
について詳しく解説していきます。
アーモンドミルクの賞味期限
アーモンドを水に浸し砕いて濾したもの、それがアーモンドミルクです。
賞味期限は種のアーモンドよりアーモンドミルクのほうが長く、市販のアーモンドミルクで約180日となっています。
水分が含まれているアーモンドミルクのほうが期限が短い気がしていましたが、意外でした。
ただし賞味期限には幅があり「冷蔵保存か常温保存か」といった、保存状態によっても変わってきます。
開封済みアーモンドミルクの賞味期限
開封したアーモンドミルクは1週間程度で飲み切ってしまいましょう。
牛乳と比較すると比較的日持ちしますが、開封した場合は早めに飲み切る必要があります。
一度封を開けてしまうと雑菌も付着しやすく、傷みが進みます。また、繰り返される冷蔵庫の開閉も品質維持には悪影響です。
プレーンのアーモンドミルクは開封後1週間ほど持ちますが、風味や味は日ごとに落ちていきます。
また、フレーバー付きのアーモンドミルクはプレーンに比べ劣化がやや早めなので、5日以内に飲み切りましょう。
未開封のアーモンドミルクの賞味期限
未開封のアーモンドミルクであれば、賞味期限は6か月程度の商品が多いです。
商品になる際に加熱処理され、未開封ではほぼ無菌に近い状態です。
未開封だと半年も日持ちするのですね。
アーモンドミルクが腐るとこうなる!
味の変化:酸っぱくなる、苦くなる
ほとんどの食品は腐ると酸味を感じるようになります。
なぜ、食べ物が腐ると酸味を感じるようになるのでしょうか。
それは、細菌の活性化により食品が分解されてしまうためです。
有機酸が分解の過程で作り出され、細菌の数が多くなります。それを食べることによって酸味を感じ、同時に食中毒になってしまうわけです。
また、アーモンドミルクを飲んでも通常は苦味を感じません。
しかし、日にちの経過により劣化し成分の変化が進み、苦味を感じるようになってしまいます。
甘味料が追加されているような製品だと、劣化も早くなりやすいので注意しましょう。
見た目の変化:分解する、固まる
アーモンドミルクが劣化してしまうと、成分が分離したり固まってしまいます。
「アーモンドミルクの凝固=腐っている」わけではありませんが、振ってもパックの中で分離していたり固まっていたら腐っている可能性が高いです。
状態が明らかにおかしい場合は、劣化している証拠にもなりますので飲んではいけません。
アーモンドミルクの保存方法
牛乳と違いアーモンドミルクは、未開封の状態であれば常温保存が可能です。
しかし、直射日光が当たったり高温多湿の場所は避けましょう。
また、常温保存の賞味期限は未開封の場合に限ります。一度開封したらキャップをしっかり閉じ、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
もしアーモンドミルクを期間内に飲み切れなかった場合は、冷凍保存をおすすめします。
冷凍する場合は製氷トレイを使うと便利です。
凍らせたアーモンドミルクは分離しやすいので、濃い目のコーヒーに入れたりと様々なレシピに活用しましょう。
カフェラテのような甘みとコクがプラスされます。
◎スムージに混ぜる
小松菜やセロリなど青物野菜を使ったスムージーに混ぜると、野菜の青臭さが軽減されます。
◎ミルクスープ
ミルクスープに入れる牛乳や豆乳をアーモンドミルクに置き換えます。
自然な甘みとコクがプラスされ食べやすい味に。少し甘味が強いかなと感じる場合には、塩コショウで味を整えてみて下さいね。
まとめ
「アーモンドミルクが腐った時の変化と賞味期限」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・腐ると酸味や苦味、固まる分離するといった変化
・未開封のアーモンドミルクは常温保存、開封済みであれば冷蔵保存
・長期保存したい場合は冷凍がおすすめ
市場が拡大しているアーモンドミルク。日持ちするので、買い置きしておけるのは嬉しいですね。
とはいえ、一度封を開けたら傷みが進みやすいので、早めに飲んでしまいましょう♪