パイナップルは果物ですが、刺激が強いので赤ちゃんにあげるのは心配ですよね。
離乳食ではいつからの時期が最適なのでしょう。
あるいは、幼児食に移行してからのほうが安心なのでしょうか。
そこで今回は「パイナップルは何歳から食べられるのか」について詳しく調べてみました。
注意点についてもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
赤ちゃんにパイナップルは何歳から?
パイナップルは離乳後期の「9〜11ヶ月頃」から食べることができます。
缶詰のパイナップルも同じです。
ただ、パイナップルにはタンパク質を分解する”ブロメライン”という刺激の強い成分が含まれています。
口の中に痛みや不快感を与える可能性があるので、無理に与える必要はありません。
そして、初めて与える時はスプーン1杯ほどの少量にし、更に加熱するようにしましょう。
パイナップルを加熱すると甘さが増すだけではなく、柔らかくなり消化しやすくなります。
更に熱で殺菌されるので、食中毒の予防にもなりますね。
9~11ヶ月……約30~40g
1歳~1歳6ヶ月……約40~50g
30gというとカットフルーツの2切れほどです。
パイナップルをあげる時の注意点
パイナップルを与える時は最初にお伝えたように、始めのうちは加熱してから与えるようにしましょう。
柔らかくなるといった効果のほかに、アレルギーが出にくくなります。
パイナップルのタンパク質によるアレルギーは熱を通すことで成分が変化し、その結果アレルギーが出にくくなるんです。
そのため、生のパイナップルはアレルギー反応が出るけど、加熱処理されたパイナップルジュースやジャムではアレルギーが出ないという人もいます。
アレルギー症状としては、
・舌や口の中がしびれる
・口腔内がむくむ
があり、重症になると、
・アナフィラキシーショック
・全身に蕁麻疹がでる
・呼吸困難
などを起こしてしまう可能性があります。
初めて与える時は平日の日中、すぐに受診できる時にしましょう。
また、缶詰は加熱されていますが、シロップ漬けにされているため糖分が高いです。
赤ちゃんに与える時は水ですすぎ、しっかりシロップを洗い流してから与えるようにすると安心ですね。
パイナップルの離乳食レシピ
(材料)
・パイナップル
・お好みのヨーグルト
作り方は、お好みのヨーグルトにパイナップルを混ぜるだけです。
バナナを加えると更に甘くなって、食べやすくなります。
混ぜるパイナップルの大きさは、
1.すりおろし
2.みじん切り
3.さいころ型
4.一口大
と段階を踏んで変えていくようにしましょう。
パイナップルには食物繊維が多いので、一口大を与えられるようになるのは、幼児食以降の2歳くらいからです。
他にもゼラチンとパイナップル(またはジュース)で「パイナップルゼリー」を作る事もできますし、寒天を使ってパイナップル寒天にしてもおいしいですよ。
パイナップルは何歳から? まとめ
「パイナップルは何歳から食べられるのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・ただし、ブロメラインが口内に不快感を与える可能性あり
・アレルギーにも気をつけよう
・加熱するとアレルギーが出にくくなることも
・適量は9~11ヶ月なら約30~40g
パイナップルは刺激が強い果物なので、無理してあげなくても大丈夫。
他のフルーツからでも栄養を摂ることができます。
もし、食べさせてあげたかったら、食の進みをみて「そろそろ大丈夫」と思えればあげてもいいかもしれませんね♪
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