オレンジとは違い苦みや酸味を感じやすい甘夏。
味だけでなく、皮が厚くて剥きづらさを感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな甘夏の美味しい食べ方を詳しく紹介します。
簡単な食べ方や砂糖はかけるのかといった疑問にお答えしますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
甘夏の簡単な食べ方は?スプーンで食べる?
甘夏は半分に切ってスプーンですくって食べることも出来ますが、コツさえつかめば皮を剥いて食べることも簡単です。
皮を剥いた方が、年配の方や小さいお子さんは食べやすいですよね。
周りを汚す心配もないのでおすすめです。
外側の分厚い皮の剥き方は2通りあります。
①包丁で十字に切り込みを入れてから、手で剥く。
手で剥きづらい場合はカレースプーンで剥きましょう。
②リンゴのようにクルクルと包丁で剥く。
皮はピールとして食べられます。
そうして外側の皮を剥いたものを、2~3房くらいずつの塊にします。
タネがある方の薄皮に、包丁かキッチンバサミで切り込みを入れます。
あとは中身を取り出していくだけです。
2~3房ずつだとやりずらい場合は、1房ずつにばらしてから切り込みを入れて、薄皮を剥いてください。
甘夏が酸っぱい・苦い!まずい時の美味しい食べ方は?
剝いた甘夏に砂糖やはちみつをかけて食べると、酸っぱさが緩和されます。
かけてすぐに食べても良いですし、密閉容器などに入れて一晩冷蔵庫に置いてからだと甘さが浸透して、より食べやすくなります。
それでも美味しく食べることが難しい場合は、苦味や酸っぱさを活かして甘夏ジャムにしてみましょう。
甘夏の大量消費レシピ
大量消費の定番はやはりジャムです。
1瓶分を作ろうと思うと5個は甘夏が必要となります。
もし「煮詰めるのが面倒」という場合には、輪切りや半月切りにしてはちみつ漬けにしても美味しいですよ。
そのままの甘夏を食べるのに飽きたら、アイス風の冷たいデザートもおすすめです。
また、デザートとしてだけでなく甘夏と大根をドレッシングで和えて「甘夏のサラダ風」といった副菜にもなります。
苦味はありますが、普通のみかんと同じ感覚で使えますよ!
甘夏はむいて保存できる?
剥いた甘夏は密閉容器に入れて冷蔵庫で保存できますが、3日を目安に食べきるようにしてください。
砂糖の濃度が高く甘いシロップにつけたものであれば、もう少し日持ちします。
食べるのに時間がかかるようであれば、冷凍庫での保存もおすすめ。
薄皮つきのものはそのまま冷凍用の袋に、薄皮を剥いたものであればタッパーに入れてください。
冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちします。
おいしい甘夏の選び方
おいしい甘夏を選ぶ際は、次のポイントをチェックしてみてください。
・ヘタの部分に青みが残っているもの
茶色く、枯れているものは選ばないようにしましょう。
・持った時にずっしりと重みを感じる
軽いものは中がスカスカの可能性があります。
お店で糖度が表示されている場合もあるので、そこも参考にするといいですね。
甘夏の食べ方 まとめ
「甘夏の食べ方」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・苦い酸っぱい場合は、砂糖やはちみつをかけるのがおすすめ
・甘夏の大量消費にはジャムを作ってみよう
・剥いた甘夏は冷蔵もしくは冷凍で保存できる
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