レモンとライムは同じ柑橘類の仲間です。
個人的にはレモンのほうが身近なイメージで、ライムはたまに見かける程度ですが、味や栄養にはどんな違いがあるんでしょう。
そこで今回は「レモンとライムの違い」について調べてみました。
また、色だけではない見分け方もお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
レモンとライムの違いは?味や栄養について
レモンとライムの味の違いは「酸味と苦味」にあります。
レモンは強い酸味と鼻の奥を通るような爽やかさが特徴です。
それに対しライムは、レモンと比較すると酸味は少し弱く、独特の苦味があります。
つぎに栄養価で比較してみましょう。
カリウム……レモン:138mg/100g、ライム:102mg/100g
ビタミンやカリウムなどの含有量ではレモンに軍配があがります!
風邪の予防や美肌効果を狙うのであれば、ビタミンCがたっぷりのレモンの摂取がおすすめですね。
ただし、クエン酸の量をくらべるとライムのほうがレモンより2倍多いんです。
ですから、疲労回復を期待するならライムを摂取しましょう。
レモンとライムの品種と生産地
レモンの主な品種には「リスボン種」や「ユーレカ種」があり、スーパーに並ぶレモンの生産地は、アメリカやチリが大半を占めています。
また、日本国内のレモン生産量は広島県がトップで、全国シェア40%を超えるほどです。
広島県のほかには、愛媛県や和歌山県でも生産しています。
一方、ライムですが「メキシカンライム」や「タヒチライム」の品種があり、主な生産値はメキシコやカリフォルニアです。
日本では愛媛県が国内生産量の80%以上を占めています。
レモンとライムの大きな違い!見分け方は?
レモンとライムを見分けるには色だけではなく、形もあわせて見分けるのがおすすめです。
色だけだと早摘みのレモンは緑、完熟のライムは黄色なので「黄=レモン」「緑=ライム」と憶えておくと、ひょっとすると間違ってしまうかもしれません。
形による判断方法ですが、レモンとライムをよく見ると形状が少し違うことがわかります。
レモンは楕円形で、ライムよりやや細長い見た目をしています。
ライムはレモンよりも一回り小さめでコロンとした形をしており、皮はレモンよりも薄いのが特徴です。
レモンとライムはそれぞれ代用できる?使い道のレシピ
レモンとライムはそれぞれ代用が可能です。
ですが、「強い酸味」が特徴のレモンと「特有の苦味」を持つライムなので、レシピが完成した時の風味がすこし変わるので注意!
そんなレモンは砂糖との相性が非常に良く、お菓子やケーキに使うのがオススメです。
ライムは酸味と苦味を持ち合わせているためデザートには向いていません。
ライムの味を活かすなら、お酒に入れるといいでしょう。
最後に、レモン・ライムどちらでもおいしいドリンクレシピを紹介します。
○レモン/ライム :1/8個
○ガムシロップ :小さじ1
○氷 :適量
①レモン/ライムをグラスに絞る
②絞り終わったレモン/ライムをグラスに入れる
③グラスに氷を入れる
④ジンジャーエールとガムシロップを注ぎ、軽く混ぜる
(炭酸が抜けてしまうため、混ぜすぎ注意!)
レモンとライムの違いついて まとめ
「レモンとライムの違い」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・ビタミン類はレモンが多く、クエン酸はライムが多い
・見分け方は色だけでなく形もみよう
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