先日、ヨーグルトを食べようと冷蔵庫から出したら、賞味期限が3日切れていました。
「3日くらいならいいか」と食べてしまったのですが、ヨーグルトってそもそも腐るんでしょうか。
腐った時はどのような見た目や味になるのでしょう。
そこで今回は「ヨーグルトは腐るのか、腐った時の見分け方」について詳しく調べてみました。
また、最適な保存の仕方についてもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
ヨーグルトは発酵食品だけど腐るの?
ヨーグルトは発酵食品ですが、腐ってしまうことがあります。
発酵と腐敗の違いは、微生物の働きで有機物が分解され「体に良い働きをする菌」になるか「体に悪い働きをする菌」になるかという点です。
体に良い菌が多いヨーグルトも購入後に常温で放置したり、容器から直接スプーンで食べ残す、賞味期限がずいぶんと過ぎていると腐りやすくなってしまいます。
空気中の細菌が入ったり、菌が繁殖することが主な腐る原因です。
ヨーグルトが腐るとどうなる?色・臭い・味の見分け方
腐ったヨーグルトは色・臭い・味で見分けることができます。
腐ったヨーグルトは黄色く変色し、臭いはチーズのような腐敗臭に。味は酸味がきつくなり苦味がでてきます。
他にも、
・水分があまりにも多くなり、分離している
といった特徴があらわれます。
腐っているヨーグルトを食べてしまうと、細菌が原因で腹痛や下痢を引き起す可能性があるので「怪しいな…」と感じたら食べるのはやめましょう。
賞味期限切れのヨーグルトはいつまで食べられる?
まず、賞味期限とは「おいしく食べられる期限」のことです。
そのため、賞味期限が切れていたとしても腐っていなければ食べることができます。
ただし、消費期限が記載されている食べ物は「安全に食べられる期限」を指しているため、期限内に食べきるようにしましょう。
未開封で賞味期限切れのプレーンヨーグルトは、約1週間ほどたっても食べることができます。
開封済みで賞味期限切れのヨーグルトは、2~3日で食べきったほうがよいでしょう。
ただ、どちらも正しい保存方法で菌を増やさないよう配慮した場合に限ります。
容器から直接スプーンで食べるのは、菌が増えてしまうため避けましょう。
ちなみに、フルーツや砂糖入りのものは水分が多く傷みやすいので、未開封であっても早めに食べることをおすすめします。
ヨーグルトの最適な保存方法について
ヨーグルトの最適な保存方法は「冷蔵保存」です。
ヨーグルトを常温で保存すると細菌が繁殖しやすくなってしまうため、購入後すぐに10℃以下の冷蔵庫に入れてください。
冷凍保存もできますが、まろやかな味や食感が損なわれてしまうので、あまりおすすめしません。
ただ、1ヵ月は日持ちするので、ヨーグルト本来の楽しみ方ではなく夏にシャーベットのように食べるにはぴったりですよ。
ちなみに、ヨーグルトは振動を与えると腐っていなくても、水分が分離しやすくなってしまいます。
分離が気になる方は、冷蔵庫を開ける際に振動を与えてしまうドアポケットには入れないほうが良いですね。
ヨーグルトは腐るの? まとめ
「ヨーグルトは腐るのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・賞味期限をずいぶん過ぎている、常温で放置、容器から直接スプーンで食べるのは腐る原因に
・ヨーグルトが腐ると「黄色に変色」「チーズのような腐敗臭」「味に苦み」「カビが生える」といった特徴がみられる
・未開封ならば賞味期限切れでも約1週間ほどは問題なく食べられる
・フルーツや砂糖入りのものは傷みやすいので、未開封であっても早めに食べよう
・ヨーグルトは冷蔵保存が基本
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