きゅうりは水分量が多く、とても腐りやすい野菜なんです。
買い溜めしておいていざ使おうと取り出したら、黄色くなっていたり液体が出ていたという経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
でも、どこからが本当に使えないラインなのか、いまいち分かりにくいですよね。
そこで今回は、きゅうりが腐った状態や判断方法について分かりやすくまとめました。
冷蔵庫のきゅうりが「腐ってるかも」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね!
きゅうりが腐るとどうなる?判断方法について
きゅうりが腐った時は、まず色や感触・臭いで判断しましょう。
きゅうりが腐った時の判断ポイントをまとめました。
✔ベタベタした液体が出る
✔断面が茶色や黄色になる
✔糸を引く
✔柔らかくなっている
✔ツーンとした鼻をつく臭い
✔腐敗臭
腐ってしまうと色やにおい、そして味も普段と変わってしまいます。
買った時に緑色のものが黄みがかってくると熟し過ぎて傷んでいますので、食べることができません。
しかし収穫前に完熟して黄色くなっているものは、食べてもOK!
また、白い液体が出ていたり全体的にぬるぬるベタベタしている場合は、腐っています。
ふわふわした綿のようなものが周りについている時も、カビが生えています。
外側だけでなく、中身にもカビが繁殖している可能性が大きいです。
腐ってないきゅうりの見分け方!
きゅうりを切った時に「これ腐ってる?」と判断が難しい場合があります。
よくあるのが、カットした時に断面が白くなっているケースです。
カットした時に断面が白くなっているのは、収穫から時間が経っているから。
腐ってはいないんですが、味も落ちていて苦く感じちゃうんです。
水分も抜けていてスカスカな状態ですが、食べられます。
味を整えるため漬物にしたり、加熱して食べましょう。
また、カットして断面が赤いきゅうりは、冷えすぎて繊維が劣化したものです。
こちらも白くなった時のように、味は落ちますが食べることができます。
きゅうりが腐る消費期限の目安
きゅうりは水分が97%と、ほとんどが水で出来ています。
そのため、腐るのがとっても早いんです!
常温は温度が一定にならず暑い日もありますから、長くても3日以内には食べたいところ。
一方、冷蔵庫は温度管理がしっかりとされた状態なので、日持ちの目安は1週間となります。
また、きゅうりは冷凍すれば1ヶ月と長持ちしますが、シャキシャキ感がなくなってしまうので、料理の幅が狭まってしまう恐れがあります。
腐ったきゅうりを食べるとどうなる?
腐っているきゅうりを食べた場合には、腹痛や下痢になります。
時には気分が悪くなってしまうことも!
食べたものは排出したほうが良いので、薬を飲んで症状を抑えるのではなく、白湯で水分補給をしてしばらく様子をみましょう。
ただし、小さなお子さんや高齢者、免疫力が低下していると症状が悪化するケースもあるので、病院での受診をおすすめします。
きゅうりが腐りにくいおすすめの保存方法
きゅうりは保存方法を変えることで、長持ちさせることができます。
腐りやすく低温に弱い食材ですから、野菜室で保存しましょう。
②キッチンペーパーで1本ずつ包む
➂包んだものをまとめてポリ袋に入れる
④ヘタを上にして立てて保存する
きゅうりを袋で買ってきた時に、最初から水滴が付いてますよね。
水分があると傷みが早くなってしまうので、拭き取ってあげる事が最初のコツです。
次に、キッチンペーパーでくるんで袋に入れることで、乾燥防止の効果があります!
そして、きゅうりは縦に伸びる野菜なので、育った環境と同じように立てて保存しましょう。
栽培環境と同じにすることで、より新鮮さを保つことが出来ます。
緑が濃く、ハリとツヤがあるものを選びます。
ヘタの部分も乾燥しておらず、瑞々しいきゅうりがおすすめ。
そして、いぼがしっかりしていて太さが均一のものを選ぶと良いでしょう。
きゅうりは腐るとこんな状態 まとめ
きゅうりが腐ると黄色くなったり、液体が出たりと色々な変化が現れます。
少しでも日持ちさせるためには、野菜室での保存がおすすめです。
つい何本も買ってしまいがちなきゅうりですから、腐ったものを食べないように私も気をつけたいと思います!