口どけがよくて、食べると頭がすっきりラムネ。
口寂しかったり集中力をアップさせたい時に食べる方も多いと思います。
でも、ラムネの食べ過ぎは体にデメリットです。
そこで今回は「ラムネの食べ過ぎで起こること」について詳しくお話します。
適量と効果的な食べ方についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
ラムネを食べ過ぎると体にはやっぱり良くない?
ラムネを食べ過ぎると「下痢」「腹痛」「頭痛」「喉や舌が荒れる」「糖尿病」「肥満」など、様々な症状があらわれてしまうんです。
下痢や腹痛となる原因として、ラムネに含まれる「還元パラチノース」という成分が影響しています。
「還元パラチノース」は甘味料の一種で、体内で消化しにくくお腹の調子を悪くさせる性質があります。
また、喉や舌の荒れ、糖尿病、肥満の原因はラムネに含まれる糖分による影響です。
糖分には脱水作用があり、口腔内の粘膜から水分を奪うことで喉や舌の荒れに繋がります。
そして、糖分を過剰摂取することにより、血糖値が一気に高くなるので頭痛や糖尿病のリスクが高まります。
血糖値が高い状態になると必要以上に摂取した糖分が脂肪として体内に蓄積され、肥満にも繋がってしまいます。
ラムネの適量は?
ラムネの適量は、脳の活動量や運動量などによって個人差があります。
大人の脳が正常に活動するために必要なブドウ糖の量は、1日に120~150gです。
森永製菓の大粒ラムネですと、糖質が1粒(1g)あたり約0.9g含まれています。
1日の必要なブドウ糖の半分量をラムネで摂るとするならば、あくまでも目安ですが、大人の場合は5粒ほど(大粒タイプ)が適量でしょう。
子どもの場合は糖分による虫歯のリスクも考慮し、その半分の2~3粒までを目安に与えます。
また、下痢や腹痛などの症状があれば食べ過ぎですので、摂取量を控えてください。
ラムネの効果的な摂り方について
ラムネは「頭をよく使う作業」をした時に摂取しましょう。
ラムネには主原料がブドウ糖の商品と、主原料が砂糖の商品が販売されています。
森永製菓のラムネは90%がブドウ糖を占めています。
ブドウ糖は砂糖と違い、脳にエネルギーを届けるスピードが速いことが特徴です。
仕事や勉強で脳が疲れた時などにブドウ糖を摂取すると、すぐに脳の疲れをとって元気にしてくれる効果があります。
そのため、集中力や記憶力が必要な、受験生や社会人にもラムネは人気となっています。
やる気が出ない、集中できない、イライラする時は、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足しているサインです。
そんな時にはラムネを効果的に活用しましょう。
ただし、一気に食べ過ぎずに、分けて食べることがおすすめです。
先に触れたように、食べ過ぎてしまうと体に様々な影響が出てしまうだけでなく、血糖値が一気に上昇すると、かえって集中力がなくなってしまう可能性があります。
疲れを感じたタイミングで適切な量のラムネを食べることで、消費したブドウ糖を補うことができ、ほどよく頭をリフレッシュさせることができます。
ラムネの食べ過ぎはダメ? まとめ
「ラムネの食べ過ぎで起こること」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・適量は1日5粒ほど(大粒タイプ)、子どもは半分の2~3粒
・ラムネは「頭をよく使う作業」をした時に摂取する
・しかし、摂り過ぎると血糖値が一気に上昇し、かえって集中力がなくなってしまう
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