今回はベーコンが腐ったらどうなるかについてお伝えしていきます。
べーコンはそのまま焼いて食べたり、炒め物やスープに使ったりと幅広く使えますよね。
日本人のベーコンの消費量はソーセージにせまる勢いとか。
身近なベーコンだからこそ、ストックしていた分が腐ってしまった……ということも起きてしまいます。
・腐ったベーコンに見られる特徴
・腐ったベーコンを口にするリスク
常備食材としても人気のベーコンの最適な保存方法も紹介しています。
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
ベーコンの日持ちはどれくらい?
市販されているベーコンの賞味期限は10日〜2週間が一般的です。
真空パックされているものは、2ヶ月ほどの期限のものもありますよ。
ベーコンは数日間塩漬けした肉を燻製にするため、保存食としてのイメージが強いですよね。
しかし、スーパーで売られているベーコンは、食べやすさを考えて肉の水分を残しているものが多くあります。
自家製のベーコンも水分が抜けきっているかの判断は難しくなります。
冷蔵保存しているベーコンは2週間以内に食べ切るようにしましょう。
ベーコンが腐るとどうなる?見分け方について
ベーコンが長く空気に触れていると、酸化したり、カビや細菌が付着したりして傷む原因になります。
塩漬けして加熱処理しているので安心と思いがちですが、油断はできません。
腐ったベーコンの特徴を見ていきましょう。
ベーコンが腐ると、表面に滑りが現れます。触ったときにヌルヌルした感触があるものは腐っていると考えていいでしょう。
✔異臭がする
酸っぱい臭いがする時は、ベーコンが傷んでいるサインです。
見た目に変化がなくてもベーコン特有の香り高さが失われていたら慎重になる必要があります。
✔色が変色している
本来、ベーコンは肉の色がピンクです。茶色や灰色など、くすんでいると感じたら劣化がはじまっている証拠です。
✔ドリップが溜まっている
生の肉を買うと、たまに赤い液体がたまっていることがありますよね。
充分に水分がぬけていないベーコンにもドリップが起きることがあります。
ドリップは血ではなく、肉の水分や栄養分が抜け出たもの。これも徐々に劣化が始まっているサインです。
腐ったベーコンを食べた!食中毒の心配は?
腐ったベーコンを口にしたら食中毒になる危険があります。
主な症状は、腹痛、嘔吐、下痢、脱水症状です。
原因となる菌は様々ですが、黄色ブドウ球菌は早くて30分後〜6時間後には症状が出ます。
逆にサルモネラ菌は少し遅く8〜48時間(2日後)に症状がでることも。
中でも怖いのが、ボツリヌス菌です。加工肉がきっかけで食中毒になる例がとても多く、神経麻痺にいたることもあります。
どれも放置すると命に関わります。すぐに病院に行くようにしてください。
肉類の腐敗はとても危険でベーコンも例外ではありくません。少しでも違和感のあるものは口にしないようにしましょう。
ベーコンの保存方法
ベーコンは冷蔵庫で保存します。
使いかけのものはなるべく空気にふれないように、ラップで包んで密閉しましょう。使い切りの目安は2週間以内です。
ベーコンは冷凍保存もできます。
冷凍庫に入れておけば、1ヶ月〜2ヶ月は保ちますよ。使いやすいサイズにカットしてから、ラップで密閉して霜がつかないようにしましょう。
使うときは冷蔵庫で自然解凍がおすすめです。ドリップで旨みが逃げるのを防げますよ。
炒め物やスープに使うときは、そのまま使ってかまいません。
まとめ
・表面にぬめりが出たり、酸っぱい匂いがしたら腐っている証拠
・腐ったベーコンは食中毒のリスクが高いため、口にしない
・保存するときはラップに包んで密閉して空気に触れさせない
ベーコンの品質が劣化してくると水分が出たり、普段の状態とは色が違いくすんだような感じになります。
腐ったベーコンはお腹を壊す心配があるので、食べる前は注意深くみてくださいね。