えのきはシャキシャキとした食感で、色々な料理に使える食材です。
えのきが好きすぎて、はたまたダイエットのために食べ過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、えのきの食べ過ぎは体に悪影響を招いてしまうんです。
そこで今回は、えのきを食べ過ぎるとどうなるかについて詳しくお話します。
また、1日の適量も解説していますので、参考になれば嬉しいです!
えのきを食べ過ぎるデメリットは?
えのきには不溶性食物繊維が多く、人によっては不消化を引き起こします。
その為、えのきを食べ過ぎてしまうと、消化不良の症状が出やすくなってしまうんです。
消化不良が起こると胃腸の調子が悪くなって、下痢や腹痛・胃もたれや吐き気などが現れることがあります。
また、えのきの食べ過ぎは便秘を引き起こす可能性も!
便秘解消に良いとされる不溶性食物繊維ですが、摂取しすぎると便のかさが増えすぎて、お腹が張って便秘になります。
美味しくヘルシーなきのこですが、食べ過ぎにはくれぐれも注意ですね。
えのきの食べ過ぎを防ぐ1日の適量は?
体重によりますが、えのきに限らず「きのこの1日あたりの適量は50g~100gほど」とされています。
同じ日にえのきの他にもきのこを食べる場合は、きのこ全体の量が100g以内になるよう調節してください。
そしてこれは大人の場合です。
子どもにえのきを与える場合には、大人の1/4程度に留め、根本の方ではなく柔らかい「かさ」の部分を選んで細かく切ってください。
大人と同量食べると胃腸に負荷がかかり過ぎてしまいます。
えのきを食べる上での注意点
まずは、えのきを食べ過ぎないこと。
そしてこちらもエノキに限らずきのこ全体に言えることですが、生で食べないことです。
※例外として新鮮なマッシュルームは生食できます。
生で食べられない理由は、きのこの持つ消化酵素や菌が、アレルギー反応や食中毒症状を引き起こす可能性があるからです。
あらわれる症状はきのこの種類によって様々ですが、新鮮であるか否かに限らず、えのき含めきのこの生食は避けるべきでしょう。
因みにえのきを生で食べた場合、以下の症状が考えられます。
・食中毒によりインフルエンザに似た症状を引き起こす
(高熱・筋肉痛・下痢・腹痛など)
生のえのきを食べたことによる死亡や流産したケースもあります。
調理の際には十分な加熱をするよう注意してください。
食べ過ぎなければ大丈夫!えのきの嬉しいメリット
食べ過ぎに気をつければ、えのきには体に嬉しい効果があります。
豊富に含まれる食物繊維が腸内の脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出し、腸内の善玉菌増加に役立ちます。
腸の状態が良くなることは、ダイエットや美肌にもつながります。
◎ストレスの緩和
えのきにはリラックス効果をもたらすGABAと、ストレスへの抵抗力を高める働きのあるパントテン酸が含まれています。
◎疲労回復
ビタミンB群が豊富なのでエネルギー供給をスムーズに行い、疲労物質の蓄積を防ぎ、代謝を促進する働きが期待できます。
まとめ
「えのきを食べ過ぎるとどうなるか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・1日あたりの適量は50g~100gほど
・子どもの場合は、大人の1/4程度
・えのきを食べる時は食べ過ぎず、生で食べないよう気をつけよう
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