今回はコンビニおにぎりについてお伝えしていきます。
お弁当のように机に広げる必要のないコンビニおにぎりは、社会人のランチにもちょうどいいですよね。
ただ「コンビニの食べ物は体に悪いし太りやすい」といったイメージも持つ人もいるはず。
そんなコンビニおにぎりが太るかどうかについてご紹介していきます。
・おにぎりとサンドイッチはどちらを選ぶべきか
・太らないおにぎりの選び方
各コンビニでたくさんの種類が売られているおにぎり。
なるべく太らないような食べ方・選び方も紹介していきます。
コンビニおにぎりは太る?
コンビニのおにぎりが特別太りやすい、ということはありません。
むしろ、1個の重量が決まっているため「食べた量」を管理しやすくなっています。
ご飯一膳だと、ついついお茶碗に盛りすぎることもありますよね。
おにぎりの具がおかずの役割を担うので、栄養もバランスよく摂ることができます。
米は同じ炭水化物の惣菜パンや麺(特にうどん)と比べて、血糖値の上昇がゆるやかです。ランチを惣菜パンや麺類で済ませるよりも、太りづらいといえるでしょう。
「米に含まれている糖質は肥満の原因になるので、食べるのを控えたい」という話も聞きます。
確かに米にも糖質は含まれますが、肥満の主な原因ではないのです!
肥満につながるのは、お菓子や飲料に含まれる糖分をたくさん摂ったとき。
ランチでコンビニおにぎりを選んだからといって、すぐ太るといったことにはならないので安心してくださいね。
コンビニおにぎりで太らない理由
コンビニおにぎりならではの太らない理由があります。
コンビニのおにぎりは冷たいですよね。
米のデンプンは冷やされると、難消化性デンプン(レジスタントスターチ)に変化します。
レジスタントスターチは消化・吸収がされにくいため、血糖値の急上昇を抑えることができるんです。
通常、血糖値が急に上がるとインスリンが分泌されて血糖値を下げようとします。
インスリンには脂肪を蓄える働きがあるので、血糖値が上がると太りやすい体になってしまうんです。
冷たいおにぎりはレジスタントスターチのおかげで血糖値の上昇をゆるやかにします。
コンビニおにぎりは、実はダイエットの味方なんですね。
コンビニおにぎりとサンドイッチどっちがダイエット向け?
コンビニでランチを買うとき、おにぎりと並んで選ばれるサンドイッチ。
おにぎりとサンドイッチは、どちらがダイエットに向いているのでしょうか。
代表的なものを見てみましょう。
・サンドイッチ(レタスサンド)のカロリーは262kcal、糖質は22.2g
おにぎりとサンドイッチにほとんど差がないことがわかりました。二つの血糖値の上昇具合の差もあまりありません。
糖質量はそれぞれ、おにぎりは30〜50g、サンドイッチは20〜40gが一般的です。
おにぎりとサンドイッチ、いずれか一つをランチに食べる分には大きな差はないと言えるでしょう。
ただ、ダイエット中の人からは「サンドイッチは腹持ちが悪いのでおやつが欲しくなる」といった意見もありました。
おにぎりもサンドイッチも中の具材は多種多様。選ぶ商品によっては、大きく差が出るので食品表示はチェックしてくださいね。
コンビニおにぎりの太らない選び方と食べ方
最近は白米以外のおにぎりも売っています。
雑穀や玄米のおにぎりは食物繊維がたくさん含まれているので、便通の改善に効果的!
減量と合わせて筋トレをしてる人はタンパク質の摂取も大切です。
煮卵やツナマヨ、納豆といった具材を選ぶといいでしょう。プレミアムな角煮やサーモンハラスなどのちょっとゴージャスな具もおすすめです。
コンビニおにぎりはぜひ冷たい状態で食べてください。
デンプンを冷やして「レジスタントスターチ」としておくと、消化吸収が抑えられてダイエット効果が高まります。
まとめ
・おにぎりとサンドイッチに大きな差はない
・おにぎりは冷たいまま食べることで消化吸収を抑えられる
コンビニおにぎりは忙しい社会人のランチのベストパートナーです。ダイエット中でも食べることができます。
当サイトでは食べ物に関する色々な情報を紹介しています。
興味のある方は、その他の記事もぜひご覧くださいね。