サラミは未開封であれば長期保存できる保存食です。
では、開封後の日持ちはどうなのでしょうか。
そこで今回は、
✔未開封の賞味期限
✔サラミは腐るの?カビとの関係は?
✔おすすめの保存方法
について解説します。
サラミについて詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
サラミとカルパスの違い
サラミとカルパスって見た目がそっくりですよね。
この2つ、ちゃんと違いがあるってご存知ですか?恥ずかしながら、私は「カルパスって商品名?」と思っていました。
サラミとカルパスは、両方とも水分量が少ない「ドライソーセージ」の仲間です。
サラミはイタリア発祥で、主に豚肉と牛肉もしくは二つの合挽肉を使用します。
腸詰めしたのち、加熱はせずに1ヶ月〜1ヶ月半乾燥・熟成させたものです。
水分量が35%以下の「ドライソーセージ」に分類されています。
一方カルパスはロシア発祥。
豚肉、牛肉に加えて鶏肉も使われています。こちらは腸詰めしたあとに加熱し、1ヶ月〜1ヶ月半乾燥。
水分量が55%以下の「セミドライソーセージ」に分類されます。
カルパスは料理に使うというよりも、そのままつまんで食べることが多いので、日本では個包装になっているのが一般的です。
おつまみコーナーに売っていますよね。
サラミの賞味期限と開封後の日持ち
「サラミをおつまみ用にカットしたのはいいけれど、余ってしまった!」
我が家ではしょっちゅうサラミを切り過ぎてしまいます。味が濃いので食べるのは少しずつになっちゃうんですよね。
サラミは保存食と聞きますが、実際はどれくらいもつのでしょうか?
開封前のサラミの賞味期限は、食品の表示に記載があります。
平均して常温で3ヶ月以上と比較的長期で保存できることが多いです。
水分が少なくて塩分が多いため、保存に適してるんですね。
開封した後は「なるべく早く!」が原則です。
常温は避け、冷蔵もしくは冷凍にします。
だいたい1週間以内を目安にするといいでしょう。
スライスすると空気に触れる面が増えるので、傷むリスクが増えます。
日持ちさせるためにも、食べる分だけスライスするのが望ましいですね。
腐ったサラミの特徴
腐ったサラミは、見た目に変化があるのでしょうか?
サラミ本体は乾燥させた保存食なので、カビはあまり発生しない傾向にあります。
とはいえ、時間が経ったサラミは、水分が抜けて固くなり風味が無くなっていきます。
明らかに味が変わっているのはもちろんですが、縮んでコチコチにかたまって、においがとんでいる場合も、口にするのは避けたほうがよさそうです。
また、例外もあり、カマンベールチーズのようにあえて周りに白カビを発生させるサラミもあるんです。
「カビ=腐っている」ではないんですね。
サラミの保存方法
かたまりの場合は冷蔵で保存してください。
全体の水分をキッチンペーパーで拭き取ってから、ラップで切り口を覆うとサラミの乾燥対策になります。
その後は、ジップロックやタッパーなどの密閉容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
1週間を目安になるべく早めに食べ切ってくださいね。
また、冷凍庫での保存はスライスしてからがおすすめです。
冷凍後に切ろうとしても固くて取り扱いにくいので、事前に切っておきましょう。スライスしておくと、食べる分だけ解凍できるので便利です。
冷凍庫での保存であれば、約1ヶ月保存が可能です。
そして、サラミを再冷凍したい場合もあると思いますが、解凍→冷凍の過程で品質が落ちるのでおすすめできません。
まとめ
「サラミの開封後の日持ちと賞味期限」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・商品にもよるが、未開封であれば3ヶ月ほど日持ちする
・サラミは乾燥させた商品なので腐りにくい
・長期で保存したいなら冷凍保存がおすすめ
当サイトでは「食べ物」に関する情報を提供しています。
興味のある方は、その他の記事もぜひご覧くださいね。