銀杏が苦い理由!食べても大丈夫?まずい苦味をおさえる方法

ぎんなん

銀杏が苦いのは、銀杏に含まれるアルカロイドが原因です。

コーヒーや紅茶のカフェインもアルカロイドの一種で、たとえ苦くても食べることができます。

そこで今回は、

・苦すぎる銀杏も食べられる?
・苦味抜きの方法
・まずい銀杏の食べ方

について詳しくお話していきますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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銀杏が苦いのはなぜ?

銀杏苦い

銀杏に含まれる成分、アルカロイドが苦味の元となっています。

また、アルカロイドは銀杏中毒を引き起こす原因にもなる成分です。

そうなると「苦すぎる銀杏は食べない方が良いのかな…」って思いますよね。

しかし、基本的に銀杏は苦味のあるもの。たとえ苦すぎるものでも食べて問題はありません。

とはいえ、銀杏独特の苦さだけなら良いのですが、中には腐っている場合も。

腐ると次のような特徴がみられるので、食べないようにしましょう。

・割った時に水分が出てくる
・黒く変色している
・カビが生えている
・乾燥しすぎている
・酸っぱい臭いがする

腐った銀杏の変化は比較的分かりやすいので、しっかり観察して怪しいと思ったら廃棄をおすすめします。

銀杏の苦味を抜くにはどうする?

銀杏の苦味抜き

銀杏の苦味を抜くには、いわゆるアク抜きの要領でやっていきましょう。

苦味を抜くには、塩水につける、フライパンで煎る、天日干しするといった方法があります。

また、アルカロイドは加熱してもほとんど分解されない成分です。苦味がまろやかになっても、完全に抜くことは難しいです。

そんな苦味が残る銀杏は、以下のようにアレンジしておいしく食べましょう。

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まずくて苦い銀杏の食べ方

味が濃くてまろやかな調味料と組み合わせることで苦味がやわらぎ、食べやすくなります。

アレンジ1:加熱したものにマヨネーズをつける
アレンジ2:チーズと一緒にオーブントースターで加熱する
アレンジ3:揚げ銀杏にする

揚げ銀杏

マヨネーズは七味や味噌と混ぜても、美味しいですよ。

もちろん苦いものだけでなく、苦くない銀杏でもマヨネーズやチーズを組み合わせてもOKです。

そして、銀杏は加熱したからといってたくさん食べて良いわけではありません。

特に子どもの場合は、あまりたくさん食べさせないよう注意しましょう。銀杏中毒としての症例が多くあるのは、大人よりも子どもです。

銀杏の味を小さい子どもが好むことは少ないと思いますが、もし欲しがっても初めは1個だけにして様子をみてくださいね。

銀杏中毒になると痙攣や嘔吐といった症状が現れます。

中には5~6個で中毒症状を発症した例もあるので、銀杏を食べたお子さんの体調には気を配ってあげましょう。

銀杏は冷凍できる?

銀杏は冷凍保存することができます。

常温保存では水分が抜けてしなびてしまう銀杏も、冷凍することで1年中食べることも可能なんです。

<銀杏の冷凍方法>
殻を剥いて薄皮がついた状態で冷凍容器に小分けにし、冷凍庫に入れる。

食べる時は凍ったまま揚げ焼きにすると、中まで火が通ります。

大量の銀杏の消費に困った時は、上記の方法を試してみてくださいね。

まとめ

「銀杏が苦い理由とおいしく食べる方法」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・銀杏が苦いのはアルカロイドによるもの
・苦すぎる銀杏でも食べても問題ないが、腐っているものには注意
・苦味抜きは塩水につける、天日干し、煎るといった方法がある
・まずい銀杏は味が濃い調味料や食材と組み合わせよう
・冷凍保存で一年中楽しむことができる

銀杏は苦くても食べられないわけではないことが分かりました。

とはいえ、食べにくいことには間違いないので、色々と食べ方を工夫していきたいですね。


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