【離乳食】柿はいつから食べられる?生でそのままあげられる時期も解説

柿

赤ちゃんには旬の果物を食べさせてあげたいですよね。

そんな果物の中でも柿は比較的、早い段階で与えることができます。

今回は、

・柿はいつから離乳食で使える?
・干し柿を与えられる時期
・柿を使うときのポイント
・柿の保存方法

について詳しく解説します。

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柿はいつから(何歳から)食べられる?

柿いつから

柿はなめらかなポタージュ状にすることで、離乳食初期(生後5~6ヶ月頃)から与えることができます。

また、薄くカットしただけでそのまま与えられるのは、1歳半以上になります。
(種は取り除いてあげてくださいね)

柿は「早くあげた方が良い」ということはなく、体を冷やしたり消化に良くないため1歳を過ぎても様子をみる方が多いようです。

慌てて与えるのではなく、「旬で出回っている時期に少しだけ一緒に食べてみる」というくらいの感覚でいると良いですね。

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赤ちゃんに柿を与える時の3つのポイント

①飲み込みやすい状態にする
②加熱する
③最初は小さじ1程度から

離乳食初期であれば、種は取り除き、実だけをなめらかにすり潰して飲み込みやすい状態であげるようにしましょう。

後期に食べさせる場合は、完熟のものであれば5mm角やスティック状に切るだけでもOKですが、固い柿はレンジで温めたほうが食べやすいです。

加熱することで、柿の渋みを和らげる効果もあります。

この時期の赤ちゃんが食べられる固さの目安は、大人の親指と人差し指で潰れるかどうかです。

また、適量に関しては離乳食初期であれば小さじ1程度からはじめ、離乳食後期には30~40gまでを目安にします。

そして、柿を与える時に特に気をつけたいのは、柿による冷えと栄養素の吸収を阻害する働きです。

柿は水分を多く含み、胃腸を冷やしやすいといった特徴があります。

また、柿に含まれるタンニンはカルシウムの吸収を阻害してしまうので、食べ過ぎにならないよう適量の範囲内で与えましょう。

☆柿アレルギーについて
柿によるアレルギーはそれほど多くはないですが、食べた後に口の周りがかぶれてしまうこともあります。
柿に限ったことではないですが、痒みなどの症状が出ても対処できるよう、かかりつけのお医者さんに行けるタイミングであげましょう。

干し柿はいつから食べられる?

干し柿

生のものよりもずっと甘味の強い干し柿ですが、表面の固さに注意が必要です。

咀嚼が上手くできないお子さんの場合は、喉に詰まらせてしまう危険があります。

ですから、そのまま与えるならば1歳半を過ぎた頃に細かく切って、少しずつ食べさせてあげる方法がおすすめです。

また、ヨーグルトに混ぜて置いておくと、柔らかくなって食べやすくなります。

離乳食の柿は冷凍できる?

柿のすりおろしやピューレ、コンポートも冷凍保存できます。

柿を冷凍する

1回で食べる分ずつ製氷器に小分けにして冷凍し、1週間くらいを目安に食べきるようにしてください。

解凍の際は、冷蔵庫や室温に戻す自然解凍がおすすめです。

離乳食に使う柿の量は多くないですから、冷蔵庫なら1時間、室温なら30分かからずに解凍する事ができます。

また、「すぐに解凍したい」という時もあるかもしれませんが、電子レンジで解凍するとベトベトしたり水っぽくなる恐れがあります。

できるだけ自然解凍にしましょう。

まとめ

「柿はいつから食べられるのか」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・なめらかなポタージュ状であれば離乳食初期(生後5~6ヶ月頃)から食べられる
・加熱したほうが渋みがやわらぎ食べやすい
・小さじ1の量からはじめ、離乳食後期には30~40gまでを目安とする
・離乳食の柿は冷凍できる


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