冬の寒い日には、あったかくて甘いココアが身に沁みますよね。
では、ココアって一体どんなメリットやデメリットがあるのか知っていますでしょうか?
そこで今回は、
・ココアの効能
・1日の適量と効果的な飲み方
・ココアとコーヒーはどっちが体にいい?
などについて解説していきたいと思います。
ココアが好きな方や、これから飲もうと思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ココアのデメリット
ココアには「リグニン」という成分が入っているので、便秘解消の効果が期待できます。
しかし、飲みすぎることで逆に下痢になってしまうことも。
また、ココアにはカフェインやチラミン、ポリフェノールなどの成分も入っています。
これらの成分には血管の収縮や拡張作用があり、飲み過ぎると片頭痛を起こす可能性があるんです。
また、ココアといってもミルクココアや純ココアなどがありますよね。
それぞれのデメリットについて見ていきましょう。
ミルクココアのデメリット
ミルクココアというのは、純ココアに脱脂粉乳や砂糖などを入れているものを指します。
砂糖がたっぷり入っていて甘くて美味しいですが、飲みすぎることで太ってしまうというデメリットがあります。
純ココアのデメリット
一方、ピュアココアとも言われる純ココアはカカオ豆からカカオバターを取り除き、粉末状にしたものです。
砂糖が添加されていないので、ミルクココアよりもカロリーは低め。
しかし、それでも100gあたりのカロリーはご飯大盛り一杯分ぐらいのカロリーと同等です。
脂質も高いので飲みすぎると太ってしまう原因になります。
朝ココアのデメリットは?
冬の寒い朝、起き抜けに甘くてあったかいココアを飲むととても美味しいですよね。
しかし、朝一番に甘いココアを飲むと血糖値が急上昇してしまいます。
血糖値が上がるということは、血糖が乱高下しやすくなり肥満の原因に!飲み過ぎは糖尿病になることもあるので気を付けましょう。
朝ココアを飲みたいのであれば、砂糖の入っていないピュアココアがおすすめです。
ココアのメリットや効能
ココアには、
・フラボノール
・テオブロミン
・フラバノール
・プロシアニジン
・リグニン
・テオブロミン
これらのような体にいい成分がたくさん含まれています。
紫外線による肌ダメージの軽減や血行促進、むくみ解消の効果も期待できます。
また、デメリットでも説明したように飲みすぎなければ便秘を解消する効果も。
デオブロミンという成分は大脳皮質を刺激し、集中力や記憶力を高め自律神経を調整してくれるのでリラックス作用もあるんです。
ココアにはたくさんのいい効果が詰まっているんですね。
ココアの一日の摂取量は?
一日の摂取量の目安を一杯120mlとすると、カロリーを考慮し2杯までに抑えるようにしましょう。
純ココアなら約5gをお湯に溶かしたものを飲むといいですね。
ミルクココアを飲む場合には、カロリーに注意しなければいけません。
その場合には、だいたい200kclを目安に飲むようにしましょう。
ココアの効果的な飲み方
ココアを健康的に飲む方法は、純ココアをお湯で飲むことです。
純ココアはミルクココアよりもポリフェノールが豊富!また、糖質もほとんど入っていません。
そんなココアを飲むなら食前や寝る前がおすすめ。
食前に飲むことで食欲が落ち着き、食べ過ぎを防止する効果が期待できます。ココアのリグニンが腸を刺激し、排便を促してくれる嬉しい作用も。
また、寝る前に飲むとテオブロミンにより寝つきが良くなり睡眠の質が向上するので、眠りに悩みを抱えている方はココアを飲んでホッとする時間を作ると良いですね。
ココアとコーヒーはどちらが体に良い?
コーヒーとココアは原材料が違います。
コーヒーはコーヒー豆、ココアはカカオ豆からできており、含まれる成分やカフェインの量にも違いがあります。
また、コーヒーにはほとんど栄養が含まれていませんが、ココアには色々な栄養素がたっぷり。
求める健康効果にもよりますが、総合的に見ると体に優しいのはココアのほうです。
まとめ
・ココアにはミルクココアと純ココアの2種類がある
・朝ココアは、甘いものを飲むと血糖値が急上昇して肥満の原因になる
・ココアを飲むならミルクココアよりも純ココアがおすすめ
・コーヒーよりもココアのほうが体に優しい
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