フレンチトーストは牛乳や卵液をじっくり染みこませると、ふわふわして美味しい仕上がりになります。
ただ、朝はそんな時間がなかったり「前日の夜に仕込んだほうが卵液が染みこむのでは?」と思うことも。
前日に漬けておくレシピもよく見かけますね。
でも、卵と乳製品の組み合わせを長時間おくのはちょっと心配…。
そこで今回は、
・小さい子にも食べさせられる?
・前日の漬け込み、焼いておく時の注意点
・前日仕込みに向いているパン
について分かりやすくお話します
フレンチトーストの前日から漬けこみ・前日に焼くのは大丈夫?
卵と牛乳の組み合わせでも冷蔵庫での保存ですから、前日に漬けこんだり、焼いておいても問題ありません。
ただし、食中毒にならないように卵や牛乳といった傷みやすい食材の「衛生面」や「鮮度」には注意が必要です。
前日からの仕込みは、以下のポイントに気をつけましょう。
前日からフレンチトーストを作る5つの注意点
②常温保存は冬場であってもNG。必ず冷蔵庫に入れよう
③調理器具や保存容器は水分や汚れがないか確認する
(密閉できるよう、ジップロックなどの保存袋で漬けておくことも可能です)
④前日の朝や昼ではなく、夜から漬けこむ
(溶き卵の消費期限は24時間までですが、時間が経つほど雑菌が繁殖します)
⑤調理の際は、中までしっかり焼く
「前日に漬けておくのは不安。だけど朝は作る時間がない!」という場合は、焼いてから冷蔵保存するほうが安心です。
フレンチトーストをよく加熱して、粗熱がとれたらタッパーなど密閉容器に入れます。
食べる際は、電子レンジやオーブントースターで温めればOKです。
翌日中には食べきりましょう。
離乳食に使ったり、幼児に食べさせてもいい?
フレンチトーストは手づかみ食べもできるので、離乳食にもすぐ出せる便利なメニューですよね。
でも小さな子に食べさせる場合、やはり衛生面が気になります。
また、子どもは大人ほど消化器官が発達していません。
前日漬け置きOKとはいっても、当日に仕込んだものの方が安心して食べさせることができます。
すぐに食べさせられる状態で準備しておきたいのだったら、漬け置きよりも焼いた状態での保存をおすすめします。
冷蔵だけでなく冷凍もできるので、たくさん作っても日持ちしますよ。
解凍はラップをかけてレンジで温めるだけ。食事におやつにと大活躍です。
前日に仕込んだフレンチトーストはお弁当に使える?
フレンチトーストはお弁当にも入れられますが、使っている材料を考えると夏場など食中毒の不安な季節は避けましょう。
また、お弁当にする際には雑菌を繁殖させないためにも、特にしっかりと中まで火を通すことが大切です。
前日仕込みに向いているパンの種類は?
・3枚切りの分厚い食パン
しみこませるのに時間がかかるパンは当日だと液が浸みないので、前日に仕込んでおきましょう。
でも、短時間でしっかりしみこませる裏技もあるんです。
好みの大きさに切った食パン1枚分を耐熱皿に並べます。
両面を軽くフォークで刺してから、卵液を注いでなじませましょう。
ラップなしでレンジで約1分加熱します。
裏返して更に30秒加熱してから、バターをひいたフライパンで焼けば完成です。
このひと手間で前日から漬けていたかのような、しみしみジューシーな仕上がりになります。
「手間をかけるのは面倒」という人は、食パンの耳を落とすだけでもそのままの状態より卵液がしみやすくなるので試してみてくださいね♪
まとめ
「フレンチトーストの前日仕込み」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・材料は新鮮なものを、夜から漬け込むなど注意が必要
・焼いてから冷凍保存するのもおすすめ
・漬けこみに向いているパンは固めや分厚いもの
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