サラダや炒め物まで色々な料理に使えるブロッコリー。
調理方法も様々ありますが、実は生で食べることもできるんです。
しかし、生食には注意が必要。食中毒や寄生虫の危険性も存在します。
本記事ではブロッコリーの生食に関する情報を提供し、おすすめのレシピも紹介します。
ブロッコリーは生で食べられる？
ブロッコリーは全ての部分を生で食べることができます。
生のブロッコリーは栄養価が高く、ビタミンCや食物繊維を豊富に含んでいます。
そのため、できるだけ生のまま食べることで栄養を最大限に摂ることができます。
しかし、食べる前に適切な処理が必要！
汚れをしっかりと落とし、細菌による食中毒や寄生虫には気をつけましょう。
冷凍ブロッコリーも生で食べられる？
市販の冷凍ブロッコリーは商品によっては、生で食べることはできません。
「自然解凍でも食べられるタイプ」「加熱が必要なタイプ」があり、加熱タイプは火を通すことで安全に食べられます。
また、加熱することで野菜内の酵素が活性化し、食材の消化吸収がしやすくなると言われています。
ブロッコリーを生で食べるメリット・デメリット
生食のメリット
生のブロッコリーは栄養価が豊富で、ビタミンCや食物繊維を多く含んでいます。
これらの栄養素は茹でると一部が失われる場合があるため、生で食べることで栄養を最大限に摂ることができるんです。
※茹でた場合はカリウムとビタミンCが減少。電子レンジ調理の場合は、生食とは栄養素がほとんど変わらずむしろカリウムが増加するという報告もあります。
また、生のブロッコリーのさっぱりとした爽やかな味わいが楽しめるだけでなく、シャキシャキとした食感を味わえます。
そして、ブロッコリーは低カロリー。
100gあたり約37kcalですからダイエットや健康的な食事に適しています。
生のまま食べることで咀嚼回数が増え、満足感を得ることができますよ。
生食のデメリット
生の野菜には雑菌や農薬の残留などのリスクがあるため、しっかりと洗って食べる必要があります。
ブロッコリーは虫がつきやすいので、アブラムシなどの寄生虫がいることも。
生食だと加熱する工程がないので、しっかりと洗っておきたいですね。
また、生のブロッコリーは特有の香りや味わいがあります。
青臭いと感じる方もいて好みが分かれるだけでなく消化も加熱したものと比べると良くないので、調理法を工夫する必要があるでしょう。
ブロッコリーを生食する際のポイント
ブロッコリーを生で食べる際のポイントをご紹介します。
ブロッコリーは野菜の中でも特に凹凸が多いため、しっかりと洗いましょう。水でよく洗い、花の部分や葉っぱの隙間に入り込んだ汚れや農薬の残留物を取り除きます。
2.鮮度に注意する：
生で食べる場合は加熱しないので、黄色や茶色に変色している部分や色がくすんでいるものは避けることが望ましいです。
3.小さく切る：
茎は食べづらいので表面の皮を剥き、細かく切ってから食べましょう。
4.適切な保存方法を守る：
ブロッコリーを冷蔵庫で保存する際は、風通しの良い袋や容器に入れて保存しましょう。
長時間放置すると鮮度が落ちるため、なるべく早めに食べ切るようにしましょう。
生で食べる際は鮮度や切り方などに十分に注意してくださいね。
ブロッコリーを生で食べるレシピ
ブロッコリーを生で食べるには、サラダやスムージーがぴったりです。
(材料)
– ブロッコリー 1株
– トマト 2個
– キュウリ 1本
– レモン汁 大さじ2
– オリーブオイル 大さじ1
– 塩 少々
(作り方)
①ブロッコリーを茹でずに、小さな房に分けます。
②トマトとキュウリを薄切りにします。
③ボウルにブロッコリー、トマト、キュウリを入れます。
④レモン汁、オリーブオイル、塩を加えてよく混ぜます。
＜ ブロッコリースムージー＞
（材料）
– ブロッコリー 1株
– バナナ 1本
– オレンジジュース 1カップ
– プレーンヨーグルト 1/2カップ
– 蜂蜜 お好みで
（作り方）
①ブロッコリーを洗って小さく切ります。
②ブロッコリーとバナナ、オレンジジュースとヨーグルト、蜂蜜をミキサーに入れる
③グラスに注いで、冷やしたり氷を追加して楽しんでください。
スムージーはオレンジジュース以外にも豆乳や牛乳など、好きなドリンクを使うこともできます。好きな味になるよう、色々と調整してみてくださいね。
まとめ
ブロッコリーは生で食べることもできますが、消化や衛生面が心配な場合は加熱しましょう。
生食の最大のメリットは栄養素の流出が茹でた場合と比べて少ないこと、いつもとは違う食感を楽しめることです。
ただし、生食は固く食べづらいこともあるので、サラダやスムージーなど調理法も工夫したいですね。
