メンチカツはひき肉を使用しているので中までしっかりと火を通す必要があります。
でも、揚げ加減が難しいので、時には生焼けになってしまうことも。
この記事では生焼けのメンチカツを簡単に見分ける方法と、もしも食べてしまった場合の対処法についてご説明します。
メンチカツ生焼けかどうかの見分け方
メンチカツが生焼けかどうかを見分けるための方法をご説明します。
生焼けのメンチカツは表面の色が薄く、揚げ色がついていないことがあります。通常、揚げたメンチカツは美しい茶色や金色の表面ができます。
2.香り:
生焼けの場合は香ばしい揚げた匂いがしないか、あまり強くないことがあります。
3.触感:
生焼けのメンチカツは柔らかくて崩れやすいことがあります。火が入っていないため、しっかりと形を保っていないことが特徴です。
4.内部の半生:
メンチカツを切ってみて、中心部が半生で赤く見える場合は生焼けの可能性があります。加熱されていない肉の色が見えますので、しっかりと火を通す必要があります。
これらのポイントに留意しながら、メンチカツの生焼けを見分けることができます。
メンチカツの生焼けを食べたらどうなる？
メンチカツの生焼けを食べると、下記のような健康上のリスクが考えられます。
メンチカツの中心部が十分に加熱されていない場合、ひき肉に含まれる細菌や寄生虫の残存物が生き残っている可能性があるんです。
そのため食中毒や消化不良が引き起こされる可能性があります。
また、メンチカツの味や食感はしっかりと加熱されていることで最大限に引き出されます。生焼けだと、肉の風味や香ばしさが損なわれてしまうんです。
メンチカツが生焼けにならない調理法
メンチカツが生焼けにならないようにするために、以下の調理法をおすすめします。
①十分な加熱時間
メンチカツを調理する際は十分な加熱時間を確保してください。中心部までしっかりと火を通すためには約6～7分ほど揚げましょう。
②温度調節
熱すぎると外側が焦げる可能性があり、内部まで加熱されないことがあります。美味しく揚げるには170〜180℃の油温が最適です。
③火の通りを確認
メンチカツを裏返す際に表面の色や揚げ色を確認しましょう。きれいな茶色や金色の表面ができていることを確認すると、メンチカツが十分に加熱されているサインです。
④持った時の感触
油から上げた際に菜箸でメンチカツを持つと、中で泡がはじけるような振動を感じる場合はちゃんと揚がっています。
反対に「揚げ時間が足りないかも」と疑わしい時に、なにも振動が菜箸に伝わらない生焼けの可能性があります。
生焼けだった時の対処法は？
メンチカツが生焼けだった場合、以下の対処法をおすすめします。
生焼けのメンチカツを再度加熱することで、中心部までしっかりと火を通すことができます。
オーブンやフライパンで加熱するか、もしくは電子レンジを使用して加熱してください。
加熱時間はメンチカツの大きさや厚さによって異なる場合がありますが、中心部の温度が72℃以上になるまで加熱するようにしてください。
2.切り分けて個別に加熱する:
メンチカツが大きい場合や中心部が特に生焼けの場合、切り分けて個別に加熱すると効果的です。あっという間に中心部まで温まります。
3.サクサクに仕上げる:
生焼けのメンチカツを再加熱した後、フライパンで軽く焼いてサクサク感を出す方法もあります。オーブンでは十分な香ばしさや食感が出なかった場合におすすめです。
まとめ
メンチカツが生焼けかどうかは、衣や内側の色、菜箸で持った感じで判断しましょう。
「生焼けっぽいな」と思ったら再加熱して、十分な火を通しましょう。
オーブンやフライパン、電子レンジなどご家庭にある調理器具で簡単に再加熱できます。
さらに、加熱後にフライパンで軽く焼いてサクサク感を出すことも可能ですよ。
