レモンが腐るとカビが生えたり、色に変化が起こります。
また、他にも通常とは違った変化が見られることも。
そこで今回は、
✔腐った時の見た目・臭い・味の変化
✔日持ちさせる保存方法
✔大量消費できるレシピ
について詳しく解説していきます。
レモンが腐っているのか判断に迷っている方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
レモンの賞味期限
レモンの賞味期限を保存状態別にそれぞれ見ていきましょう。

常温保存の場合
レモンの賞味期限は収穫した時期によっても変わりますが、だいたい常温で2週間~1ヶ月程度です。
また、国産か輸入かによっても賞味期限は異なります。
輸入レモンは防腐処理がされているので、賞味期限は1ヶ月程度と長くなっています。
一方、国産のものは農薬の厳しい検査をクリアしているので、約2週間となります。
冷蔵保存の場合
レモンを野菜室で保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。
カットせずに丸ごと入れた場合は1ヶ月ほど持ちますが、カットしてしまうと1週間以内に使い切る必要があります。
冷凍保存の場合
冷凍庫で保存する場合もレモンの賞味期限は約1ヶ月です。
丸ごとでも、カットしていても賞味期限に違いはありません。
使う場合は必要な分だけ解凍し、解凍したらすぐに使うようにしましょう。
レモンが腐るとどうなる?見分け方は?
レモンは腐ると、次のような状態になります。
・茶色に色が変わる
・中の果肉が溶けて柔らかくなる
・酸味が無くなる
・腐った臭いがする
レモンは腐ると、白色や緑色のカビが生えてきます。
カビが生えてしまった場合は洗っても食べられませんので注意しましょう。
また、レモンの外側に変化はなくても、中身が茶色くなっていたり溶けてしまっている場合は腐っています。
レモンは腐ると水気が出てしまい、触るとぶよぶよに柔らかくなります。
そして、腐るとレモン特有の酸味がなくなり、異臭や腐ったような臭いがするので見た目で判断がつかない場合は臭いを嗅いでみるなどして確かめてみましょう。
レモンが腐る原因について
レモンは水分が多い果物です。

水分が多い食材は雑菌が繁殖しやすく、カビが生えやすいといった特徴があります。
レモンは収穫したら、なるべく早く使うようにしましょう。
レモンを出来るだけ長い期間日持ちさせるためには、正しい保存方法で保存しておく必要があります。
以下から、レモンの保存方法を見ていきましょう。
レモンの保存方法
丸ごと冷蔵保存する場合
乾燥を防ぐためレモンをラップに包み、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。
カットしたレモンを冷蔵保存する場合
空気に触れないように、ラップをして密閉袋に入れます。
しかし、カットしてしまったレモンは切り口の面積が広いので、すぐに傷んでしまいがち。
より日持ちさせたいのなら、冷凍保存がおすすめです。
丸ごと冷凍保存する場合
丸ごと冷凍保存する場合はレモンをしっかり洗い、水気をよく拭き取ります。
丸ごとラップで包み、ジップロックなどの密閉できる袋や容器に入れてそのまま冷凍します。
レモンは凍らせると皮の苦みが出にくくなったり果汁が絞りやすくなったりなど使いやすくなります。
保存期間も延びるので、冷凍保存はおすすめです。
カットしたレモンを冷凍保存する場合
カットしたレモンを冷凍保存する場合は、密閉できる袋に並べて、空気を抜いてから冷凍庫に入れておきます。

使用する場合には自然解凍で使う分だけ解凍します。
カットする形を変えておけば、使い分けが出来るので便利です。
レモンの消費レシピ
レモンを消費するレシピを紹介します。
レモンを輪切りにし、はちみつに漬けます。
冷蔵庫で3日ほど置いておけば蜂蜜レモンの出来上がりです。
ヨーグルトにかけたり、お湯で割って飲んだりするのがおすすめ。
はちみつレモンにしておけば半年ぐらいもつので、大量にレモンが余ってしまった場合のお助けレシピです。

◎レモンのパウンドケーキ
バター、きび砂糖、卵、薄力粉、ベーキングパウダー、レモンの絞り汁を入れて混ぜます。
混ぜたものをオーブンで焼いたらレモンのパウンドケーキが作れます。
粉糖とレモン汁を使ってアイシングを作り、上からかけてもレモン感アップ。
皮をすりおろして入れても爽やかで美味しくなります。
◎レモンドレッシング
レモン汁を絞り、オリーブオイルと塩と混ぜるだけでドレッシングを作ることができます。
サラダにかけたり鶏肉をグリルしたものにかけて食べても美味しいですよ。
まとめ
最後にポイントをまとめます。
・日持ちさせたいなら冷凍がおすすめ
・保存する時は乾燥しないよう気をつけよう
レモンの賞味期限は国産か輸入品かでも違い、丸ごとかカットしたものかでも変わってきます。
そして、腐ると見た目や臭いで判断も可能です。
外から分からない場合は、中身を確かめてみると良いですね。
レモンは水分が多く気づいたらカビが生えてしまうこともありますから、適切な保存方法で長持ちさせたいですね♪