5〜6月にかけてスーパーでよく見かける梅。
梅酒や梅シロップが定番ですが、ジャムにすることもできます。
しかし、梅ジャムはどうやって使い切ったら良いのでしょうか。
そこで今回は、
✔梅ジャムの使い方!大量消費レシピ
✔酸っぱい時はどうする?
✔日持ちする保存方法
について詳しく解説していきます。
梅ジャムとは?
梅は熟してもあまり甘くならず、酸味が特徴の果実です。
梅ジャムは青梅でも完熟梅でもどちらでも作ることができます。
青梅で作ると酸味と爽やかな香りが強いジャムに。表面に赤みが出ている完熟梅を使うと甘味をほのかに感じる仕上がりになります。
梅ジャムはそのまま食べたり、調味料に使ったりと使い勝手がいいのでおすすめです。
梅500gに対して砂糖(グラニュー糖)250〜500gを用意します。
砂糖の量は、梅の重量の50〜70%にすると美味しく作れます。
切り込みを入れた梅と砂糖を鍋で煮込み、煮崩れしたところでタネを取り外して完成です。
梅ジャムの使い方!大量消費レシピ
梅ジャムは一度作ると小ぶりなビン6つくらいの量になります。
「食べても食べても全然減らない」と悩む声があるのも事実。
祖母もよく梅を使ってたくさん作っていました。
消費しきれなかった年代物の梅ジャムが、台所の奥底から発掘されるなんてことも。
梅ジャムのスタンダードな使い方はパンやヨーグルトにかけたり、水や炭酸水に溶かしてドリンクにします。
美味しく食べられますが、なかなか減らないので他の方法で消費できるレシピを紹介していきましょう。
お菓子作りに使う
ママレードやアプリコットなど、酸味のあるジャムの代用として梅ジャムを使うことができます。
パウンドケーキに混ぜ込んだりクッキーにのせて焼き上げたり…と色々使えますが、特におすすめなのがチョコレートと合わせること!
ザッハトルテのように塗ったり、生チョコの中に入れたりできます。
酸味と甘味のバランスが絶妙で癖になります。
鶏肉の照り焼き
照り焼きを作るとき、みりんの代わりに梅ジャムを使うことができます。
パリッとさせたい時は鶏肉の皮の部分に塗りつけて焼き上げればOK!
醤油と酒を後から回しかけます。鶏肉に火が通ったあと、梅ジャム、醤油、酒をまぜたものと煮絡めても美味しいですよ。
酸っぱい梅ジャムの食べ方
梅ジャムの特徴は爽やかな酸味ですが、青梅を使った梅ジャムは酸っぱくなりすぎることもあります。
酸っぱいジャムは消費が大変ですよね。
酸っぱい梅ジャムは以下のようにひと手間加えると、食べやすくなります。
砂糖を加えて甘くする
一番ストレートな解決方法は砂糖を追加して再度煮ることです。
そのままジャムを火にかけるとすぐ焦げてしまうので、水を調整しながら加えてください。
豚肉の角煮
梅ジャムを調味料として使うことで、酸っぱいジャムも大量消費できます。
特に豚の角煮との相性は抜群です。
豚バラのかたまり肉500gに対して、梅ジャム大さじ3、酒200ml、醤油大さじ2を加えて煮込みます。
生姜スライスも合わせて煮込むと良いでしょう。
梅ジャムの酸っぱさがまったく気にならず、肉も柔らかくなり美味しく食べることができます。
梅ジャムが日持ちする保存方法
梅ジャムは作ってすぐに食べられますが、瓶詰めにすると長期保存もできる嬉しい食材です。
ビンはジャムを入れる前に必ず消毒しましょう。
ビンとフタは煮沸消毒し、ジャムが熱いうちに詰めてくださいね。
煮沸消毒が面倒な場合は、食品用アルコール消毒液を全体にまんべんなく吹きつける消毒方法でも構いません。
室温で3ヶ月ほど保管できますが、開封したら空気に触れてカビが発生してしまいます。
冷蔵庫に入れて1ヶ月以内に食べきってくださいね。
大きいビンに詰めると使い切るのに時間がかかり、カビや雑菌の繁殖に繋がります。
小さめのビンに小分けするのがいいでしょう。
また、梅ジャムは冷凍保存もできます。
密閉袋に入れて、冷凍しておけばOKです。
ただし、一度解凍して使わなかった分の再冷凍は品質を落としてしまうのでおすすめしません。
一度で使い切れる量で、小分けにして保存しましょう。
まとめ
梅ジャムは爽やかな酸味が特徴でもあるので、お菓子作りやチョコと合わせて使うことができます。
また、お肉を焼く時に使えたりと色々な用途がありますね。
正しい保存方法であれば日持ちしますので、大量に梅ジャムがある状態でも安心してくださいね。