サラミは加熱が必要?加熱する条件とおすすめレシピ

サラミ

サラミのパッケージを見ると「非加熱食肉製品」と記載されています。

非加熱ということは、加熱していないということをあらわします。

加熱していないなら「念のため火を通したほうがいいの?」と心配に。

そこで今回は、以下のことについて詳しく調べてみました。

サラミは生で食べてもいいの?
加熱する2つの条件
サラミのおすすめ加熱レシピ

サラミを安心して食べたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。

スポンサーリンク

サラミは生で食べられる?

サラミの生食

結論から言うと、サラミは生食できます。

サラミはドライソーセージの一種で、塩蔵という食品の保存方法を利用した保存食です。

塩蔵とは肉や魚などの腐りやすい食材に食塩を添加し、脱水・乾燥させる保存方法のこと。

食材から水分を抜くことで菌の繁殖を防ぎ、日持ちする食品になるんです。

ちなみに、サラミは加熱処理のされていない非加熱食肉製品ですが、この塩蔵を行うことによって加熱しないままでも食べられるようになるというわけです。

サラミ以外にこの塩蔵を利用した食品に生ハム、ジャーキーなどがあります。

スポンサーリンク

加熱が必要なサラミとは?

前述したようにサラミは非加熱食品製品ですが、生で食べることが可能です。

ただし例外が2つあります。

加熱が必要なサラミとは?

それはパッケージに要加熱と記載がある場合と、妊婦さんや高齢の方が食べる場合です。

サラミで「要加熱」という商品はほとんど見たことはありませんが、もしそのような記載があれば従ったほうが良いでしょう。

また、そういった旨の表示がなくとも、妊婦さんや高齢の方はリステリア菌の危険があるため、加熱して食べるようにしてください。

〇リステリア菌……動物の腸内などに存在する菌です。塩蔵でも死滅しません。


そのため、サラミにも少なからずこのリステリア菌が存在している可能性があるのです。

「それなら誰も生食できないのでは?」と思う方もいるかと思いますが、食品によるリステリア菌の中毒症状はまれです。

よほど多くのリステリア菌を摂取しない限りは、中毒症状を起こすことはありません。

しかし、それは正常な免疫力を持っている場合です。

免疫力の低下している妊婦さんや高齢の方がサラミを生で食べてしまうと、少量のリステリア菌でも食中毒のリスクが高くなります。

このような事態を避けるためにも免疫力が低下しているときは、十分に加熱してサラミを食べるようにしましょう。

サラミの加熱レシピ

前述で加熱の必要性について解説しましたが、実際に加熱したサラミの食べ方としてどのようなものがあるのでしょうか?

ここではサラミの加熱レシピを3つご紹介します。

■トッピング
サラミの使い方として定番なのがピザやパンへのトッピングです。
サラミは塩気がきいているので、サラミとチーズをパンにトッピングして焼くだけでも十分美味しくなります。

サラミ加熱レシピ

■炒め物
サラミは炒め物にしても美味しく食べることができます。
特におすすめなのが、ジャガイモとサラミの炒め物です。
千切りにしたサラミとジャガイモをフライパンで炒めるだけ。
調味料はいらず、サラミの塩気と旨味で十分です。
お好みで黒コショウをかけましょう。

■ピラフ
サラミはご飯との相性も抜群です。
刻んだサラミと玉ねぎをバターで炒めます。
そこにご飯を加えて、塩コショウやコンソメで味を整えるだけで主食の完成です。
これを卵でくるんでオムライスにするのも良いですね。

まとめ

最後にポイントをまとめていきましょう。

・サラミは加熱しなくても食べることができる
・ただし、リステリア菌の心配があるため、抵抗力の弱っている方は加熱した方が安心
・サラミを加熱するならトッピングや炒め物に使うのがおすすめ

当サイトでは「食べ物」に関する色々な情報を紹介しています。

興味のある方は、その他の記事もぜひご覧くださいね。

タイトルとURLをコピーしました