「コーヒーより紅茶派」という方も結構いるのではないでしょうか。
嗜好品である紅茶ですが、毎日飲むと体への影響も少なからずあります。
そこで今回は、
・カフェインの許容摂取量
・紅茶を飲むうえで注意したいこと
・効果的な飲み方
について詳しくお話していきます。
紅茶を毎日飲むメリット・デメリット
紅茶について「体に悪い」「肌に悪い」といったイメージを持っている方もいるようです。
しかし紅茶は自分の適量を知って飲むことで、体にも肌にも良い効果の期待できる飲み物なんです。
紅茶を飲むメリット
紅茶に含まれるカテキンとカフェインには脂肪を燃焼する効果が期待できます。特に運動前や食事中に飲むことで、ダイエットへの効果が高まります。
✔口臭予防
フラボノイドには口臭をやわらげる作用があります。
✔シミやくすみの予防
紅茶に含まれる「ハイドロキノン」は肌の漂白剤とも呼ばれている成分です。
継続的に飲むことで、シミやくすみを予防すると言われています。
中には、毎日飲むことで「シミが薄くなった気がする」という口コミもありました。
✔アンチエイジング効果
抗酸化作用のある紅茶ポリフェノールの働きにより、体の内側から老化を抑制する効果が期待できます。
紅茶を飲むデメリット
紅茶に含まれるタンニンは、歯の黄ばみの原因になりやすいです。
こまめに歯磨きが出来ればベストですが、難しい場合は水を飲むことをおすすめします。
✔カフェインの過剰摂取による体調不良
カフェインの摂り過ぎによって、頭痛や腹痛を引き起こす可能性があります。
また、カフェインは消化器官への刺激となる食品なので下痢を引き起こすことも。
✔貧血
タンニンには鉄分の吸収を阻害する働きがあります。
貧血気味の人は食事前後を避けて飲んだ方が良いでしょう。
コーヒーから紅茶に変えると起こること
コーヒーは口臭の原因になりやすい飲み物ですが、紅茶は口臭を抑えてくれる働きがあります。
また、紅茶カテキンによる殺菌作用で食中毒やインフルエンザの予防にも一役かってくれるんです。
インフルエンザや風邪の予防に「紅茶うがい」もおすすめですよ。
紅茶を毎日飲むうえでの3つの注意点
・寝る直前には飲まない
・朝イチでの摂取もNG
紅茶やコーヒーに含まれることでよく知られているカフェイン。明確な摂取許容量は設定されていません。
「健康に悪影響が生じない」とされる、一日当たりの摂取許容量は個人差が大きいからです。
とはいえ、体質にも左右されますが健康な大人の場合「1日当たり400mg未満」がカフェイン摂取量のひとつの目安となっています。
これは、紅茶で換算するとカップ8杯ほどです。
もし他に、緑茶やコーヒー、エナジードリンクやコーラなども飲むようであれば、摂取量の調整が必要ですね。
また、カフェインの効果によって寝つきが悪くなる可能性もあります。
こちらも体質で左右されるので明確に「何時間前までに」とは言い切れませんが、一般的に6時間ほど前であれば就寝までにカフェインが体外へ排出されるようです。
そして、就寝前だけではなく寝起きで飲む際にも注意が必要です。朝イチのカフェイン摂取はNG。
空きっ腹へのカフェインは胃の粘膜を荒らす元となります。朝食後の摂取が望ましいでしょう。
紅茶の効果的な飲み方
紅茶を飲む時間に特に決まりはありません。
ダイエット効果が目的であれば、運動前もしくは食事中〜食後30分の間に飲むのがおすすめです。
ただし、鉄分の吸収を阻害する可能性があるため、貧血気味の人は何杯も飲むのは避けましょう。
まとめ
「紅茶を毎日飲むメリット・デメリット」についてお話してきました。
紅茶にはデメリットもありますが、脂肪燃焼作用や口臭予防などメリットも沢山ありましたね。
また、飲み方によってダイエット効果がアップすることが分かりました。
とはいえ、飲み過ぎは腹痛や貧血になりやすいので気をつけたいところです。
日常の楽しみとして、適度に紅茶を飲んでいきたいですね♪