プチプチとした食感が魅力の海ぶどう。
以前、沖縄のホテルに泊まった時に初めて食べましたが、なんとも不思議な食べ物でした。
自分でもネットで購入してみたところ、マヨネーズかポン酢か…何の調味料が合うのか迷ってしまったんですよね。
そこで今回は「海ぶどうのおいしい食べ方」について詳しく調べてみました。
保存方法についてもお話するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
海ぶどうとは?そのまま食べられるのか?
海ぶどうとは海藻の一種で、イワズタ科のクビレズタという海藻のことです。
今でこそ海ぶどうの名前が知られていますが、初めは沖縄地方での呼び名でした。
見た目は名前の通りぶどうのような形をしています。
茎に緑色の球状の小枝が密生しており、プチプチとした食感が特徴です。
海ぶどうは養殖ものが多く通年で出回っていますが、宮古島では天然ものが10月~5月に収穫されています。
そんな海ぶどうは食べる直前に軽く水洗いし、ザルに上げて水気をよく切るだけで、生のまま食べることができます。
海ぶどうのおいしい食べ方
海ぶどうは以下のような好みのタレを、かけるかつけながら食べるのがおすすめです。
・青じそドレッシング
・わさび醬油
・マヨネーズ醤油
・土佐酢
・ごま油+塩
・ポン酢
シークワーサー果汁を加えて「シークワーサーポン酢」も美味しいです。
食べる際はタレに漬け込んでしまうと、せっかくのプチプチがしぼんでしまいます。
食感を楽しむなら漬けこまずにお刺身のように調味料をつけるか、かけてすぐに食べた方が良いです。
海ぶどう用のタレも売っていますが、ご家庭にあるものでも美味しく食べられますよ!
海ぶどうと卵黄を豪快にごはんの上にのせ醤油で食べる「海ぶどう丼」や、海ぶどうの塩気を生かしてパスタにからめれば「海ぶどうの冷製パスタ」も楽しめます。
おいしい海ぶどうの選び方は?
粒がびっしりと付いていて全体に張りがあり、プリッとした感じのものを選びましょう。
中には色が薄いものと濃いものがあります。
なぜ色に差があるのかというと、長い時間光に当てない状態に置いたことで緑が薄くなり白っぽくなってしまったからです。
光合成ができない状態ゆえに白っぽくなっただけなので、透明な袋に入れて2~3時間蛍光灯の光に当てるだけでまた緑に戻ります。
ですから、色の濃い薄いはそれほど気にしなくても大丈夫です。
光を当てるときは、直射日光だと光が強すぎて部分的に温度も上がり過ぎるため、海ぶどうを傷めてしまうことがあります。
色を戻したい場合は蛍光灯の光をあてましょう。
海ぶどうはスーパーで売ってる?
沖縄以外のスーパーで海ぶどうを見かけることはほとんどありません。
ただ、沖縄物産展が開催されていれば、購入することが出来ます。
また「コストコで売られていた」との情報もありました。
海ぶどうの保存方法
海ぶどうは温度にとても敏感で、適温は15℃~23℃です。
それより高くても低くても、水分が抜けてしまい粒がしぼみます。
ですから、冷蔵庫には入れずに常温保存がおすすめです。
粒がしぼんでしまった場合は、食べる直前に水に浸しておくとある程度は戻ることが多いですが、水に浸しすぎてもしぼむので注意が必要!
生の海ぶどうの賞味期限は、収穫後1週間ほどです。
そして「すぐには食べないから冷凍したい」という時もありますよね。
でも、海ぶどうは冷凍もおすすめできないんです。
凍らせることで茎が柔らかくなってしまいますし、粒の食感もある程度は残るものの常温保存の状態にはかないません。
なので、冷蔵や冷凍はなるべく避けて、常温保存ですぐに食べるようにしましょう。
海ぶどうのおいしい食べ方 まとめ
海ぶどうのおいしい食べ方についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・色々なタレに合うので好みでタレで食べよう
・ご飯と一緒に海ぶどう丼もおすすめ
・海ぶどうは常温保存で
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