とうもろこしは購入したらなるべくすぐに茹でるようにしていますが、時にはそのまま保存することもあります。
しかし、しばらく経つと「カビっぽいもの」が生えていることがありました。
果たして本当にカビなのか、とうもろこしのカビの見分け方が知りたいところです。
また、とうもろこしに生えるカビは猛毒だと耳にしました。
猛毒なら食べたらやばそうですよね…。
そこで今回は「とうもろこしのカビの見分け方」と「食べたらどうなるのか」について詳しく調べてみました。
とうもろこしのカビが心配な方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
とうもろこしのカビの見分け方は?
とうもろこしは国産・輸入品、どちらもカビが生える危険性があります。
特に、高温多湿な環境ではカビが発生しやすくなるため注意が必要です。
とうもろこしに生えるカビは「黒カビ」「白カビ」「赤カビ」の3種類に分かれます。
【速報】
— もっさん (@23mossaaaaaan23) August 12, 2021
遂にとうもろこしがカビにやられました pic.twitter.com/1rDCkFqJDy
食べる前にとうもろこしの表面や粒を見て、カビが生えていないかチェックしましょう。
粒の根元だけ黒いものは「ブラックレイヤー」という生理現象で、カビではありません。
熟したとうもろこしの細胞が変色したもので、基本的には食べても問題なしです。
また、新鮮なとうもろこしの葉は濃い緑色をしていますが、傷んでくると葉や身の部分も茶色に変色してきます。
さらに、表面を触ってみてください。ぬるぬるとしたぬめりがある場合は腐っているので、食べないようにしましょう。
とうもろこしのカビは猛毒?食べたらどうなる?
万が一カビの生えたとうもろこしを食べてしまうと、食中毒になる危険性があります。
腹痛や吐き気が起こるので、医療機関を受診しましょう。
その他にも、カビを一度食べただけで起こる確率はかなり低いですが、免疫抑制や不妊に繋がる恐れがあります。
また、とうもろこしのカビの中でも「アフラトキシン」は猛毒です。
こちらは急性中毒を起こす可能性もあり、食品を輸入する際は国として検査を義務づけています。
とうもろこしにカビが生えた時の対処法
「カビの部分だけカットすればいい」という声もあるようですが、少しでもカビの生えたとうもろこしは食べない方がいいです。
目に見えるカビは一部分でも、カビの胞子は目に見えない部分まで広がっている可能性があります。
さらに、繁殖したカビは中毒症状を引き起こすカビ毒を発生させてしまうんです!
カビ毒は熱に強く、家庭で調理する程度の「焼く・茹でる」といった加熱をしてもほとんど分解されずに毒性が残ってしまいます。
少しでもカビが生えている場合は、食べずに捨てましょう。
とうもろこしの保存方法
とうもろこしは収穫された直後から鮮度が落ち、時間が経つにつれ栄養や甘味が減ります。
傷むのも早いです。
常温保存には向かないため、冷蔵か冷凍保存にしましょう。
生のまま冷蔵する場合は、皮つきのまま1本ずつキッチンペーパーや新聞紙に包み、野菜室に立てて保存しましょう。
この場合、3~4日ほど日持ちします。
また、茹でたとうもろこしは熱いうちにラップで包み、粗熱をとってから冷蔵庫で2~3日ほど保存できます。
生のまま冷凍する場合は、皮つきのまま1本ずつラップで包みフリーザーバッグに入れれば、1ヶ月ほどの日持ちです。
茹でたものを冷凍する場合は、輪切りにしたり粒だけにしてラップで包むと1か月ほど保存が可能です。
とうもろこしのカビについて まとめ
「とうもろこしのカビ」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・根元だけ黒いのはカビではない場合がある
・カビの生えたとうもろこしを食べると食中毒になる可能性
・少しでもカビが生えていたら廃棄がおすすめ
・日持ちさせるには冷凍保存がぴったり
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