キャベツは手軽に食べられるヘルシーな野菜です。
食事に取り入れることでお腹いっぱいになるのも嬉しいところ。
ただ、キャベツダイエットで痩せるどころか、体重が増えてしまうことがあるんです。
そこで今回は、キャベツダイエットは太るのかについて詳しく調べてみました。
また、キャベツを食べ過ぎるデメリットや痩せる食べ方についてお話しますので、参考になれば嬉しいです。
キャベツダイエットは太るの?理由について
キャベツダイエットとは食事の前にキャベツを食べて、食事量を減らしたり血糖値の上昇を抑えることが目的です。
そんなキャベツはヘルシーで太る印象はありませんが、食べ方や方法を間違えると太る原因になってしまいます。
キャベツのカロリーと糖質
キャベツはカロリーは低いですが、糖質は野菜のなかでは高めです。
キャベツ100g(葉3~4枚分)のカロリーと糖質を他の野菜と比べてみました。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
キャベツ | 約25kcal | 約3.2g |
ブロッコリー | 約30kcal | 約1.3g |
レタス | 約12kcal | 約1.7g |
ズッキーニ | 約14kcal | 約1.5g |
キャベツは茹でたブロッコリーのカロリーよりは低いですが、糖質は他の野菜の2倍となります。
ですから、食事前であっても「キャベツは野菜だからいっぱい食べて大丈夫」と大量に摂取しまうのは、そのぶんカロリーと糖質も多くなるため要注意です。
また、キャベツは腹持ちが悪く、すぐにお腹がすくのも食べ過ぎの原因になります。
キャベツを食べて食事量が減っても、またすぐにお腹がすいてしまうと間食やドカ食いをしてしまうきっかけになるんです。
キャベツにかける調味料
2つ目は、調味料です。
キャベツダイエットといっても、キャベツにマヨネーズやドレッシングをかけることも多いですよね。
ドレッシングには油や糖質が含まれており、マヨネーズは脂質が多いのでカロリーが高めです。
キャベツのカロリーや糖質に加えて、調味料の栄養分がプラスされることで、さらに太りやすくなってしまいます。
キャベツを食べ過ぎるデメリット
キャベツの食べ過ぎは、時として体に色々な影響を及ぼします。
・便秘
・吐き気
【下痢】
キャベツは食物繊維が多いことで有名な野菜です。
通常であれば、この食物繊維の働きで便秘解消に期待できますが、食べすぎてしまうと腸が刺激されすぎて下痢となります。
また、キャベツは90%が水分の野菜です。
大量の水分が体内に入ることも下痢の原因となります。
【便秘】
下痢になるのは想像できますが、便秘はおどろきですよね。
これは、食物繊維の便を出しやすくするメカニズムが関係しています。
通常は食物繊維が腸の水分を吸収し、便のかさを増やして排泄を促します。
しかし食べすぎると、便のかさが増えすぎたり固くなって、便秘になると言われています。
【吐き気】
下痢や便秘の影響で、腹痛や胃痛と共に引き起こされる現象といえるでしょう。
また、調味料に含まれる油で、胸焼けや吐き気が起こることもまれにあります。
キャベツダイエットを成功させる!痩せる食べ方は?
キャベツダイエットを成功させる食べ方を4つ紹介します。
✔キャベツは最初に食べる
✔ドレッシングは低カロリーなものを
✔キャベツ後の食事ではたんぱく質をしっかり摂る
食べすぎを避けるために、きちんと測り食べる分だけ取り分けるようにすると良いでしょう。
また食物繊維は食前の空腹感をやわらげ、血糖値の上昇を抑制してくれるので、必ず食前に食べるようにします。
そして、市販のドレッシングにはカロリーや糖質が高いものが多いので、低カロリーのノンオイルドレッシングなどを選ぶようにすると良いですね。
できれば、塩やレモン、酢などシンプルな食べ方がおすすめです。
キャベツの後の食事では、豆腐などたんぱく質もしっかりと摂りましょう。
たんぱく質は腹持ちがよいので「すぐにお腹がすいてしまう」という事態を防ぐことができます。
キャベツの美容や健康効果を紹介
キャベツには、食物繊維の他にビタミンCやビタミンUなどの栄養素がふくまれています。
ビタミンCは抗酸化作用があり体の老化を防ぎ、免疫力を高め、動脈硬化の予防が期待できます。
また、ビタミンCは弾力ある肌とハリ・潤いのある美肌作りに重要な成分です。
体内でコラーゲンを生成する働きを担ってくれます。
ビタミンUは胃酸の分泌を抑制し、胃粘膜を守る働きを持っている成分です。
ビタミンUが入っている食材は「胃の弱い方にも優しい」といわれています。
キャベツダイエットは太る? まとめ
キャベツダイエットは太るのかについてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・太るおもな原因はカロリーや糖質、調味料など。
・キャベツを食べ過ぎるデメリットは「下痢」「便秘」「吐き気」
・1食の目安量は100g
・食前に食べて、ドレッシングもヘルシーなものを選ぼう
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