炊きあがったご飯がパサパサでがっかりした経験ありませんか?
しゃもじでほぐそうとした時に、いつもと違う感触で嫌な予感。
食べてみると「やっぱりパサパサで固い!」
ふっくら瑞々しくないと、おいしくないですよね。
そんなパサパサご飯を復活させる方法を詳しく紹介します。
ご飯を蘇らせたい方の参考になれば嬉しいです♪
炊きあがりのご飯のパサパサを解決する方法は?
パサパサになったものを短時間で簡単にふっくらさせるには、レンジでチンする方法がおすすめです。
①ご飯を茶碗によそい、水や日本酒を小さじ1かける
②ラップをして、レンジ600Wで30秒ほど温める
まだふっくらしていない場合は、15秒ずつ時間を増やしてください。
ご飯に適度な水分を与えてあげましょう。
大抵はこれだけでパサパサが解決します。
他には、炊飯器で蒸らしたりアレンジする方法もあるんですよ!
炊飯器で蒸らす
炊きあがってしゃもじで混ぜた時に、固いパサパサしていると気づいたら水や酒を大さじ1振りかけましょう。
※お米2~3号あたりの分量です。
水分が全体に行き渡るように混ぜます。
その後は蓋をして、保温状態で10分ほど蒸らしてください。
吸水させることで、ふっくらとしたご飯になります。
アレンジする
「レンジも炊飯器で蒸らす方法も試したけどダメだった…」という場合は、いっそのことアレンジしちゃいましょう。
パサパサしたご飯だからこそ美味しい仕上がりになります。
〇ピラフ
〇ガーリックライス
〇パエリア
また、雑炊やお茶漬け、リゾットにして水分を含ませるとパサパサ感がなくなり食べやすくなります。
冷蔵庫保存でご飯がパサパサになった時は?
冷蔵庫に入れたご飯がパサパサになってしまうのは、デンプンが老化し水分がどんどん失われ、ご飯の粘りがなくなって固くなるからです。
炊きあがりのご飯がパサパサになった時と同じように、水や日本酒をかけてレンジ加熱する方法がおすすめです。
炊きあがりのご飯がパサパサになる原因!
炊きたてなのにパサパサになる原因は、主に4つです。
①水加減
最もありがちなのが、水加減を間違ってしまうことです。
水の量が少ないと、お米が吸収する水分が足りずに固くなってしまいます。
②浸水時間
お米に水をしっかり吸わせないと、でんぷんが糊化せずおいしいご飯になりません。
浸水時間は季節によって違い、夏場は20~30分ほど、冬は60~90分が最適です。
➂米が古い
炊くまでの過程に問題がなくても米自体が古いと品質が劣化し、パサパサになってしまいます。
④炊飯器の故障
炊飯器を定期的に手入れしておかないと、故障により上手くご飯が炊けないことがあります。
我が家も炊飯器の故障が原因で、何度かご飯が固くなりました。
他にも、保温時間が長くなるほどご飯はパサパサになっていくので、炊いてから6~8時間以内に食べると良いでしょう。
適切なお米の保存方法は?
常温で保管する場合は、涼しくて直接日光の当たらない場所にしましょう。
温度15度・湿度70%以上になると、虫が発生しやすくなっています。
なので、梅雨から夏にかけては野菜室がおすすめ!
野菜室は温度変化が少なく、常温よりも美味しさが保たれやすいんです。
ただしお米は匂い移りしやすく、空気に触れると劣化するので、米びつや密閉容器で保存します。
炊き立てご飯を保存する方法は?
ご飯を瑞々しいままの状態で保存するには、冷凍がおすすめです!
ご飯のでんぷんに水分が保たれているうちに凍らせて、おいしさをキープします。
炊きあがったら密閉容器に入れ、粗熱をとってから冷凍庫に入れましょう。
容器がなければ、平らにしてラップに包む方法もあります。
どちらも解凍する場合には、凍ったまま電子レンジでチンしてください。
ご飯がパサパサな時の解決法 まとめ
・水をかけて炊飯器のまま蒸らすのも有効
・パサパサの主な原因は、水加減、浸水時間、米が古い、炊飯器の故障など
・炊きあがったご飯の保存方法は冷凍がおすすめ
今回ご紹介した情報をもとに、パサパサご飯をふっくらご飯に蘇らせてあげてくださいね!