スーパーで売られている釜揚げしらすの日持ちは、通常3~5日ほどです。
とはいえ、賞味期限内に食べられなくて、冷蔵庫に入れたままという事もありますよね。
「1、2日過ぎたくらいだし大丈夫かな」と様子を見ても、もともと釜揚げしらすはしっとり水っぽいので腐っているのか判断が難しいところ。
そこで今回は、しらすが腐った時の変化について分かりやすく解説していきます。
賞味期限が過ぎたしらすが冷蔵庫にある方は、ぜひご覧くださいね!
しらすが腐るとどうなる?見た目・におい・味の変化について
通常、賞味期限はおいしく食べられる期間のことなので、期限が過ぎてしまってもすぐには傷みません。
数日はまだ食べることができるのですが、釜揚げしらすの場合は水分量が多く、生魚を茹でただけですから傷みやすいのです。
そんな釜揚げしらすの腐った時の変化は、
・におい→生臭い・酸っぱい臭い
・味→普段より魚の生臭さが強い
といった特徴が出てきます。
少しでもしらすに変化が見られたら、処分することをおすすめします。
購入した時のしらすは、身がしっかりした白色ですよね。
腐ったしらすを食べる危険性!
腐ったしらすは、雑菌が繁殖しています。
腹痛や下痢が起こったり、食中毒になる危険性もありです!
見た目や匂いが普段と同じでも、賞味期限が過ぎた場合には、念のために火を通したほうが安心ですね。
しらすはおにぎり・お弁当に入れると腐る?
おにぎりにしらすを混ぜ込んだり、お弁当に入れることもありますが、どちらも生温かい状態ですから腐りやすい環境です。
しらすはたくさんの水分を含んでおり、冷蔵が適切な保存方法。
温かいとどうしても傷みやすくなってしまうんですよね。
たとえば暑い夏の日に購入して寄り道をしたり、温度の高い部屋に出しっぱなしにしていると、その日のうちに腐ってしまうことがあります。
それでもどうしてもおにぎり・お弁当に入れたい場合には、
ゴマ油と炒めて火を通して水分を飛ばすことで、釜揚げのままよりも長持ちさせることができるんですよ!
また涼しい冬でも、アツアツのご飯に入れるとしらすは腐りやすくなってしまいます。
きちんとご飯は冷まして具材として入れ、保冷材や保冷バッグなどを活用してお昼には食べきるようにしましょう。
釜揚げの代わりに、水分量の少ないちりめんじゃこを使うのもおすすめです。
しらすの腐りにくい保存方法を紹介
釜揚げしらすの保存方法は、冷蔵と冷凍が基本です。
冷蔵する場合はひと手間加えると、長持ちします。
オリーブオイル漬け、醤油漬け、酢を加える
といった工夫で1週間~10日ほど保存できます。
冷凍であれば、ラップでしらすを小分けに包み、ジップロックなど冷凍OKの袋に入れましょう。
3週間ほど保存が可能となります。
食べる時の解凍は必要なく、そのまま凍った状態で料理に使えます。
火を通さない和え物でも、すぐに溶けて食べられるようになりますよ!
しらすが腐るとどうなるか まとめ
しらすが腐ると、見た目・臭い・味に変化が現れます。
一見すると分かりづらいかもしれませんが、「いつもと違うな」といった勘が働いたら食べない方がいいですね。
もともと釜揚げしらすは魚の風味が強いですが、腐った時はより生臭さを感じるようになっています。
食べてお腹を壊さないよう、少しでも怪しいと感じたら処分しましょう。
また、冷蔵の際には保存食としてひと手間加えて、そのままの状態で使うのだったら冷凍が長持ちするのでおすすめですね!