キウイが固い・すっぱい食べられない！柔らかく甘くする方法は？

「せっかく購入したキウイが固い！」

そんなこと誰にでもありますよね(^-^;

買う時にまだ固いかもと薄々気づくときもあれば、いざ切ってみてやっぱり固かった…とがっかりすることも。

そこで今回は、

について詳しく解説します。

キウイが固い・すっぱい2つの原因

買ってきたキウイが固いときやすっぱい原因を見ていきましょう。

①熟していない

キウイは未熟な状態で収穫するのが一般的です。

キウイは傷みやすいフルーツですから、熟した状態でお店に並べるとすぐに腐ってしまいます。

ですから、売られている時はまだ固かったり、すっぱいままで売られているんです。

キウイは収穫してから約10日～2週間で完熟します。

特にお店に並べられた直後だと熟すまで日数があるので、買ってからすぐに食べられない場合が多いです。

②冷蔵庫で保存していた

キウイはキウイ自身の酵素によって熟します。

追熟が進む温度は「15度～20度」が目安です。

ですから「冷たいキウイを食べたい！」と思って冷蔵庫で冷やしておくと、酵素の働きが遅くなるのでなかなか熟しません。

熟していないキウイは固いままです。

反対にキウイを長く持たせたいのであれば、冷蔵庫に入れておけばしばらくは熟さないので1ヶ月は保存が可能です。

キウイを柔らかく甘くする方法は？

「固いキウイを今すぐ食べたい！」という時に、キウイを柔らかく甘くする方法を紹介します。

切る前のキウイを甘くする方法

キウイというのはキウイの酵素がデンプンを分解し、糖に変化することで熟します。

早く柔らかくさせるには、追熟速度を早めてくれるエチレンガスを発生させましょう。

エチレンガスはフルーツから放出されるものです。

特にリンゴはエチレンガスが放出されやすいので、キウイと一緒にポリ袋の中に入れて、軽く口を閉じておき、常温保存することで追熟が早まり甘く柔らかくなります。

約2～5日ほどが柔らかくなる目安です。

また、リンゴ以外にもバナナを入れても追熟を早めることはできますが、リンゴと比べると追熟速度は遅いです。

切ってしまったキウイを甘くする方法

「切ってしまったけれどすっぱくて食べられない」という場合には、食べる直前に電子レンジでチンするのがおすすめです。

電子レンジで加熱することで柔らかく甘くなります。

しかし、自然に追熟したキウイとは味が全然違いますので、美味しく食べたいのであればあくまでも応急処置という方法にしたほうがいいでしょう。

おいしいキウイの見分け方

「キウイがおいしく熟しているか？食べ頃か？」を見分ける方法は、柔らかさを見ることです。

キウイを縦にし、上と下の部分を指で押してみて柔らかければ完熟しています。

まだ固ければ食べてもすっぱい可能性が高いです。

また、匂いをかいで甘い香りがすれば熟している証拠ともいえます。

まだ熟していないキウイは甘い香りがしません。

固いままのキウイの食べ方

未熟で固いままのキウイでも美味しく食べられる方法を紹介します。

◎サラダ
キウイを角切りにし、クリームチーズ、葉野菜でサラダにします。
キウイはまだ固いですが、その食感が良いアクセントになり、酸味も強いのでサラダによく合うんです。

◎ジャム
固くて酸っぱいキウイは、砂糖と一緒に煮込めば美味しいジャムが作れます。
食感もトロっとして食べやすくなるのでおすすめです。

◎スムージー
キウイとバナナでスムージーを作れば、バナナの甘みがキウイの酸味を和らげてくれます。
材料を全てミキサーに入れ、砂糖やレモン汁などをお好みで加えれば美味しいスムージーの完成です。
ヨーグルトを入れても美味しいですよ。

まとめ

最後にポイントをまとめます。

キウイが固いのは熟していないのが大きな原因です。

熟しさえすれば固さは和らぎます。しかし、それでも酸っぱい場合は、ジャムやスムージーなど色々なメニューにアレンジしてみるのも良いですね♪