キムチダイエットというものが、一時期流行りました。
キムチはカプサイシンが入っているので、脂肪燃焼効果がありそうですが、中には「太ってしまった」という声もあります。
キムチは味が濃く、糖質や塩分が多いのでダイエットには向かないのでしょうか。
たしかに私もキムチを食事に取り入れていた事がありますが、痩せなかったですね(;’∀’)
そこで今回は、キムチは太る食べ物なのか、含まれている糖質や塩分について
詳しく調べましたので、分かりやすくお話していきますね。
キムチは太る食べ物なの?
キムチ小皿一杯分(100g)のカロリーは、およそ46kcalと少なめです。
成人女性の一日の摂取カロリーは2,000kcal前後ですから、それを踏まえるとキムチだけなら太りにくいということになります。
でも、キムチってご飯と食べることも多いですよね。
ご飯はお茶椀に軽く一杯でもおよそ240kcalですから、辛くておいしいキムチをご飯と一緒に食べてしまうと太ってしまうことになります。
私の場合は、ご飯も一緒に食べてたからダメだったのかも(汗)
キムチの糖質や塩分が太る原因になる?
太らないといっても、キムチは生の野菜に砂糖を加えて作るため、糖質が高くなります。
生の白菜だと100gあたり糖質1.9gなのに、キムチの素に漬け込んだ後には7.0gになってしまうんです。
一日に必要な糖質量はおよそ270g。
7gが多いか少ないかはそれぞれ捉え方が異なると思いますが、糖質制限ダイエットをしている方にとっては、気になってしまうかもしれないですね。
(糖分は血糖値を上げる効果があり、余った糖は脂肪として蓄えられます。)
また、塩分は2.2gとなっていて、1日の目安の3分の1近くあります。
塩分を多く取ると体が水分を溜め込みやすくなり、むくみ、体重増加、セルライトの原因になります。
実はキムチはダイエット向きの食材でもある
キムチは太りやすい面もありますが、反対にダイエット効果も期待できる食べ物なんです。
野菜を使った発酵食品ですから、生きたまま腸に届く植物性乳酸菌が多く、便秘解消につながります。
お腹の張りが気になる人にはいいかもしれませんね。
また、キムチに使われる唐辛子にはカプサイシンが含まれているので、継続して食べることにより血流改善・基礎代謝を上げる効果もあります。
結果、皮下脂肪や内臓脂肪を消費しやすい状態になりますので、ダイエットになるんです。
筋トレよりもキムチを食べると痩せる!なんて話もあるんですよ。
キムチで痩せる食べ方を紹介!
キムチで痩せる3つのポイントです。
- 白米の前に食べる
- タイミングは夜ご飯がおすすめ
- 適量は50gほど
キムチで血糖値上昇を抑えるため、白米より前に食べるようにしましょう。
上がり方が緩やかになれば、脂肪がつきにくい体になります。
また血糖値の急上昇を防ぐことで、空腹感を感じにくくなるというメリットがあるんです。
おすすめのタイミングは夜ご飯の時!
寝ている間は腸が活発に動かないので、乳酸菌が腸内に留まりやすいのだとか。
そして、適量ですが、小皿一杯の50gほどです。
キムチのカロリーは低く、たとえ100g食べたとしてもダイエットの邪魔にはならないのですが、塩分が高いので、むくまないために適量を心がけましょう。
痩せる効果を期待!キムチと組み合わせたい食材
キムチと一緒に食べると、痩せる効果倍増の食品は、
納豆、豆腐、チーズ、豚肉です。
どの食品もキムチに不足しているたんぱく質を補う効果があり、脂肪を燃焼するのに不可欠な筋肉の素となります。
上記の中でも特におすすめなのが、納豆!
納豆に含まれているオリゴ糖は、キムチの乳酸菌との相乗効果で更なる代謝アップや、便秘解消効果が見込めます。
納豆菌は熱に強いので、そのまま食べるのに飽きたら、キムチ納豆チャーハンなど色々なアレンジが楽しめますよ。
キムチは太る食べ物なの? まとめ
キムチはカロリーだけを見ると決して太る食べ物ではないのですが、糖質はともかく塩分はやや高めです。
ですから、食事に上手く取り入れて、50gほどの適量を心がけると良いと思います。
私の場合は白米と一緒に何も考えずに食べていたので、痩せなかったんですね。
キムチにダイエット効果を期待するなら、血糖値を上げないよう意識して食べましょう。
またキムチ自体にも便秘解消や、脂肪燃焼の作用がありますので、毎日続けて食べることが大切です。