寒い季節になると美味しくなるみかん。
甘くて美味しいので好きな人も多いと思います。
でもみかんは傷むのが早く、食べられるのか食べられないのか見分けがむずかしいことも。
そこで今回は、
・腐っていて食べられないみかんの見分け方
・みかんが腐る原因
・みかんの保存方法、カビ対策
・腐ったみかんの使い道
について紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
みかんの消費期限は?
売られているみかんには、賞味期限や消費期限の記載はありません。
では、みかんは何日ぐらい日持ちするのでしょうか?
実は、みかんが日持ちする日数は温度や保存状態によって変化します。
常温であれば約1~2週間、冷蔵庫に入れておくと2~3週間、冷凍みかんにした場合は約1~2ヶ月ほどが消費期限の目安となります。
これって腐ってる?食べられる・食べられないみかんの見分け方
みかんが腐ると、
✔表面がぶよぶよになる
✔皮が柔らかくなり汁がにじみ出てくる
✔異臭がする
といった分かりやすい変化が出てきます。
皮の表面に白や青っぽいカビが生えている場合には、中身まで腐っていることがほとんどですから食べないようにしましょう。
また、みかんを箱買いした時など「何個かみかんが腐ってしまったけれど、他のみかんは大丈夫そう」という場合がありますよね。
そういった場合、大丈夫そうなみかんに全くカビが生えていない状態なら食べられる可能性が高いです。
しかし、腐ったみかんはエチレンガスを放出しますので、周りのみかんの熟成が早まり腐りやすくなります。
いずれにしても、1つでもみかんが腐っていたら、周りのみかんは状態を確認してから早めに食べるようにしましょう。
みかんが腐る原因
みかんは圧力がかかることで腐りやすくなります。
輸送中の状態や箱詰めミカンはぎゅうぎゅうに詰められた状態ですね。
圧力がかかると皮に傷がつき、水分が外に滲み出ることによってカビやすくなってしまいます。
また、湿度や温度が高い場所での保存も腐る原因に。
カビは湿度・温度の高い場所を好みますから、暖房のついた部屋では早く腐ります。
みかんの保存方法!カビ対策は?
常温保存の場合
みかんは冬の寒い時期には常温保存できます。
その際には圧力がかからないようにネットや袋、箱からみかんを出して重ならない状態にしてあげましょう。
そしてヘタを下にし、直茶日光の当たらない冷暗所で保存するようにします。
段ボールで保存する場合
段ボールを直射日光の当たらない冷暗所におきます。
底に新聞紙を敷いて蓋を閉めずに保存してきましょう。
みかん同士が重なっている場合には、たまに場所を移動させたり上と下を置き換えたりします。
みかんの一部が傷んでしまっているものは取り除きましょう。
冷蔵庫で保存する場合
みかんは寒い季節のフルーツなので、温かい時期は1つずつキッチンペーパーに包んで水分が飛ばないようにして冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
ヘタを下にしておくとみかんが傷まず、より長持ちします。
野菜室で保存したみかんは約2~3週間ほど保存が可能です。
冷凍庫で保存する場合
冷凍保存する場合は皮の表面を洗い、水分をペーパータオルで拭きとります。
そして、1つずつラップをし、冷凍用の保存袋に入れて冷凍保存すると1~2ヶ月ほど日持ちします。
食べるときは半解凍の状態で食べるとシャリシャリして美味しいです。
腐ったみかんの使い道
腐ったみかんは、食べることもできないし再利用もできません。
みかんが腐ってしまったら、食べてしまわないように速やかに処分しましょう。
まとめ
・みかんが腐るとカビが生えたりぶよぶよになったりする
・上手に保存するには、みかん同士が潰しあうのを防ぐ
・みかんは寒い季節に美味しくなるフルーツなので、暑い夏は冷蔵保存がおすすめ
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