人工甘味料は結局のところ太る?太らない?それぞれの理由について

人工甘味料

ここ数年「人工甘味料は太らない、太るのは嘘らしい」といった声を耳にするようになりました。

たしかに太る説と太らない説どちらもあって、よく分かりませんよね。

そこで今回は「人工甘味料は結局のところ太るのか?」を調べてみました。

また、ダイエットに効果的な人工甘味料の摂取方法も紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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人工甘味料は太る?太らない?

判定に迷う女性

人口甘味料はカロリーが低くても、インスリン分泌に影響があったり、血糖値を上げる作用があるので結果的に太ってしまうといわれています。

また、砂糖と同じくらいの依存性があり「カロリーが低い」という安心感がありますから、過剰に摂取してしまいがちです。

しかし、人工甘味料を摂り過ぎると「味蕾(みらい)」という味覚が鈍くなり、甘さに対する満足感が得られなくなってくる危険性があります。

満足感が得られないと甘さに対して欲求が続き、幸福感を与えてくれるドーパミンの分泌をコントロールできなくなる悪循環にハマってしまうおそれも。

☆人工甘味料の弊害
人工甘味料には「依存症」や「血糖値の上昇作用」以外にも、満腹中枢を鈍らせるといわれています。

人口甘味料は太らない?

一方、「人工甘味料は太る原因にならない」というエビデンスもあるんです。

イエール大学の教授は「人工甘味料は何と摂取されるかが問題」としていて、スクラロース単体では体に影響はないけれど、炭水化物と一緒に摂取するとインスリンに有害な変化を起こすと述べています。

人工甘味料が太るか太らないかは、摂り方によって変わるようです。

これらのことから「人工甘味料は摂取の仕方で太る・太らない」が決まってくるといえるでしょう。

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人工甘味料の種類によって違いはある?

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人工甘味料の中には「合成甘味料」「天然甘味料」があります。

砂糖の代わりによく使われるエリスリトールとアスパルテームですが、エリスリトールはトウモロコシを原材料に発酵させて作っています。

一方、アスパルテームは合成甘味料です。

エリスリトールとアスパルテームを比べると、合成甘味料であるアスパルテームのほうが依存性が強く、過剰摂取してしまうと太りやすくなってしまう可能性があるといえるでしょう。

人工甘味料の太らない量と摂りかたは?

人工甘味料をスプーンですくう

人工甘味料には、それぞれ1日の摂取量許容量が定められています。

・アスパルテーム…体重1kg当たり40mg未満
・アセスルファムカリウム…体重1kg当たり15mg未満
・スクラロース…体重1kg当たり5mg未満
・エリスリトール…体重1kg当たり0.6~0.8g未満


太らないようにするには、まず許容量を守ることが大切です。

また、太らない摂り方のポイントは、「摂取量を計算すること」以外に「人工甘味料を選んで摂るようにすること」でしょう。

より体に優しいものの代表は、天然甘味料であるエリスリトールといわれています。

影響が心配な方は、商品を選ぶ際の参考にしてくださいね。

人工甘味料は太る? まとめ

「人工甘味料は太るのか」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・人工甘味料はインスリン分泌や血糖値に影響があるので結果的に太る
・一方で摂り方しだいでは問題ないという見方も
・人工甘味料には「合成甘味料」と「天然甘味料」がある
・太らないためには上限摂取量を守ることがポイント

人工甘味料は一概に太るというわけではなく、摂取方法によって結果は変わってくることが分かりました。

上手に使えば、料理に甘みをプラスする心強いお助けアイテムになります。

これからは「人工甘味料だから…」と太る心配をするのではなく、適切な量を守りつつ使いこなしていきたいと思いました♪

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