今回はアボカドオイルは加熱するとどうなるかについてお伝えしていきます。
アボカドの果肉の部分から抽出されるアボカドオイル。最近ではスーパーでも見かけるようになりました。
オリーブオイルと比べて高価ですが美容と健康にいいと聞いて、私も勇気を出して買ってみました。
・加熱したアボカドオイルの効果
・アボカドオイルを使ったおすすめレシピ
「ヘルシーオイル」と言われ注目を集めるアボカドオイルの調理法について迫ってみました。
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
アボカドオイルは加熱すると危険?
アボカドオイルを加熱しても危険性はなく、むしろ油類の中でも加熱に適したオイルです。
発煙点(焦げるまでの温度)が250℃〜255℃と高く、炒め物や揚げ物調理をしても栄養が損なわれません。
オリーブオイルの210℃、菜種油の205℃と比べるとその高さがわかりますね。
栄養価が高く健康にいいと話題の亜麻仁油やエゴマ油は熱に弱いので、そのままかけたり、ドレッシングに使ったりするのが一般的です。
その弱点を見事攻略しているのがアボカドオイルです。
アボカドオイルを加熱しても栄養価はほぼそのまま。「積極的に加熱して使いたい油」と言えるでしょう。
アボカドオイルを加熱する効果
アボカドオイルは熱に強いので有害物質となる化合物が放出されるまでの温度が高く、オイルの品質が落ちません。
バターなどは少し高い温度だと焦げてしまいますよね。
アボカドオイルはその心配がないんです。
そもそも、アボカドの2割を占めるオレイン酸は太りにくい油と言われています。動脈硬化や高血圧の予防、便秘解消効果が期待できます。
また、カリウムはむくみ解消に、ビタミンEは体内の脂質の酸化を防いでくれます。
加熱調理しても栄養価をしっかり取れるのは嬉しいですよね。
そして、アボカドオイルは味に癖がなくて使いやすいのも魅力の一つ。
個人的な感想ですがオリーブオイルと比べてわずかに青臭さを感じますが、加熱しても気になるようなことはありませんでした。
あらゆる料理に使える万能オイルです。
アボカドオイルの加熱調理レシピ
基本的にオリーブオイルを使うレシピは、アボカドオイルに置き換えても問題なく作れます。
エビのアボカドオイルアヒージョ
小さいフライパンでエビ(5個)に焼き目を入れてから、アボカドオイル(50ml)を流し込みます。
包丁の腹で押しつぶしたニンニク適量と、輪切りにした赤唐辛子、ミニトマト、マッシュルーム(各5個ほど)を加えて、中火で加熱すれば完成です。
アヒージョはオイルがメインの料理。アボカドオイルの利点を存分に活かすことができますよ。バケットと共に食べることをおすすめします。
台湾風オムレツ
卵2個と鶏がらスープのもと(小さじ1)を混ぜておきます。
熱したフライパンにアボカドオイルを垂らし、みじん切りした長ネギ(½本)、アサリのむき身を入れて炒めます。
卵を流し入れ、半熟くらいになったら蓋をして蒸し焼きにすれば出来上がり!アサリの代わりに牡蠣を使ったり塩や醤油、ごま油で味に変化をつけるのもおすすめです。
まとめ
・太りにくく、動脈硬化の予防も期待できるオレイン酸が豊富
・熱を加えても栄養が壊れにくく、酸化しにくい
味のクセが少なくどんな料理にも使えるアボカドオイル。
加熱しても風味に大きな変化がないのも特徴の一つです。積極的に料理に使いたいですね。