和食の彩りとして使われることも多い三つ葉。
しかし、自分で調理するとなると「生のまま使っても良いの?」と不安になりますよね。
そこで今回は、
✔三つ葉の食べ方とレシピ
✔日持ちする保存方法
✔三つ葉の代用品
について詳しく解説していきます。
「三つ葉を料理に使いたい!」と思っている方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
三つ葉は生で食べられる?
三つ葉は生で食べられます。
よく、親子丼やかつ丼などにちょこんと三つ葉が乗せられていますよね。
丼ものに乗せられているような三つ葉は生のものです。
スーパーで売られている三つ葉も、自生(野生三つ葉)も変わりなく生で食べることができますが、野生の三つ葉は灰汁が強いこともあります。
場合に応じて、塩を入れたお湯でサッと湯がいたり灰汁抜きを行いましょう。
三つ葉を生で!食べ方は?
三つ葉を生で食べる際には土やほこりがついている可能性があるため、下ごしらえが必要です。
まず根っこを切り落とし、水で軽く洗い流しましょう。
キッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取ります。
水気を拭き取る際に強く押し付けるように拭くと香りが飛んでしまいますので、優しく扱いましょう。
三つ葉は水に濡れると風味や食感が劣化しやすいです。食べる直前の下ごしらえがおすすめです。
下ごしらえをした生の三つ葉はちらし寿司の彩りに加えたり、親子丼やお吸い物、味噌汁に添えるなど食べ方は色々あります。
また、加熱することもできますが、三つ葉は生で食べたほうが歯触りや香りを楽しむことができます。
三つ葉の生食レシピ3選
三つ葉のおいしい生食レシピを紹介します。
①サラダ
三つ葉を生で食べるならサラダにするのが一番お手軽です。
三つ葉を食べやすい大きさに切って、レタスやコーン、にんじんなど好きな具材と一緒に絡めるだけでサラダの完成。
マリネのような和え物にしたり、ゴマ油や韓国のりと混ぜてもおいしいですよ!
②生春巻き
ライスペーパーに生の三つ葉と加熱済みの鶏肉やエビを一緒に巻けば生春巻きを作ることができます。
お好みのタレをつけて召し上がってください。
三つ葉の香りや歯ごたえがしっかり感じられるレシピです。
③スムージー
生の三つ葉、牛乳、バナナや好きなフルーツをミキサーにかければスムージーの完成です。
三つ葉をスムージーにするのは斬新ですが、作りやすくデトックス効果が期待できます。
三つ葉の栄養
三つ葉には、次のような栄養があります。
・β-カロテン
・カリウム
・ビタミンK
・葉酸
・ミツバエン
・クリプトテーネン
三つ葉には香りや色合いを楽しむだけでなく、上記の栄養が豊富に含まれているんです。
ミツバエンとクリプトネーテンというのは三つ葉の香り成分で、神経を鎮める効果があります。
神経を鎮めることによって、不眠やストレス軽減、食欲向上や胃もたれの防止など様々な恩恵を受けられます。
ただし、これらの栄養素は揮発性が高く、保存しているだけでもどんどん抜けていってしまう栄養素なので購入したらすぐに食べるのが一番です。
三つ葉の保存方法
三つ葉は冷蔵庫に入れておくとすぐにしなびてしまいます。
できるだけ長持ちさせるためにも、正しい保存方法で保存するようにしましょう。
冷蔵保存
三つ葉の根やスポンジを切り落とし、水で洗います。
ペーパータオルで水気を拭き取ったら縦長容器に水を入れ、切り口から少し上までを目安に水に浸します。
蓋をして野菜室で保存しましょう。
2~3日間隔で水を変えれば、約10日ほどは保存可能です。
ちょうど良い容器が無い場合は、ペットボトルをカットしても十分に使えます。
その際はペットボトルにラップをして輪ゴムでとめておきましょう。
冷凍保存
三つ葉は冷凍保存も可能です。
軽く水で洗い、しっかりと水気を拭き取ったらざく切りにして、ジップロックのような密閉できる袋に入れて冷凍保存します。
使用する時は冷蔵庫や常温で解凍しておきましょう。
三つ葉の代わりになるもの
親子丼や茶碗蒸しなどに「ちょっと三つ葉を乗せたい」と思っても、三つ葉が無いこともありますよね。
そんなとき代わりになるものは
・かいわれ大根
・水菜
・豆苗
などがあります。
三つ葉には独特の香りや食感・彩りの役割がありますが、用意できない場合にはかいわれ大根や水菜、豆苗を代わりに使えば料理としての彩りや食感を補うことができるんです。
まとめ
「三つ葉は生で食べられるのか?生食する時の食べ方」についてお話してきました。
最後にポイントをまとめます。
・スーパーのものはそのままでも食べられるが、野菜のものは灰汁が強い場合がある
・サラダや生春巻きなど幅広い料理に使える
・三つ葉を保存する時は冷蔵もしくは冷凍がおすすめ
・三つ葉の代用品は豆苗やかいわれ大根など
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