「電話が苦手…」という人が20代~30代で増えています。
かくいう私も電話は緊張してしまうので、あまり好きではありません。
歯医者や美容室の予約ですら、実際にかけるまで時間がかかってしまいますし、相手からかかってくるのもドキッとします。
どうして電話がこんなにも苦手なのか、理由と対処法について詳しく調べてみました。
「電話が緊張する、ストレス!」と感じている方は、ぜひご覧くださいね。
電話が苦手!緊張してしまう理由は?
とある調査では自分を「電話恐怖症」と思っている人が、4割もいるそうです。
案外、電話が苦手な人は多いんですね…。
特に固定電話を苦手とするパターンが多く、スマホよりも緊張してしまうのだとか。
また、シンプルに会話が得意ではないから、相手の表情が見えないとやりづらさを感じて「嫌だなぁ」と思ってしまうようです。
私がこのタイプ。
そして、仕事やプライベートでも「電話が苦手」と感じる理由は様々です。
電話が鳴るとドキッとしてしまうのはなぜなのか、以下から詳しく見ていきましょう。
仕事の電話が苦手な理由!
・聞き返しにくい
・周囲に電話の会話を聞かれるのが恥ずかしい
・いつかかってくるのか分からない
自分からかけてもかかってきても、仕事の電話は基本的に1対1です。
助けてくれる人がいないので、その場で自分だけで対応しなくてはいけません。
その結果、特に新人の時はプレッシャーを感じて緊張してしまうんです。
また、聞き取りにくい社名や、聞き取りにくい声の人からの電話だと右往左往してしまって大混乱!
オフィスにいるのは自分だけじゃありませんから、周囲の人に「電話での失敗を聞かれるのが恥ずかしい」という意識を持ってしまいがち。
チャットやメールならば何度も読み返せるし、考えて返事をすることが出来ますが、その場で返事を求められる仕事の電話が苦手と感じるのも仕方ないことなんです。
プライベートの電話が苦手な理由!
・すぐに答えを出さなくてはいけない
・こちらが何をしているか無視されている
・間が空くと気まずい
・もともと会話が苦手
電話はこちらが何をやっていようと、それを無視してかかってくるもの。
疲れて寝ているのかもしれないし、趣味に没頭していたり病院だったり…。
そこへ突然電話が鳴って「明日暇?」と言われると、友達でもストレスを感じてしまいます。
また、彼氏彼女や好きな人でも少しの沈黙でも気まづくなったり、「あの言い方はまずかったかな?」と後から反省したりと、顔が見えないコミュニケーションだから悩んでしまうことも。
美容室や病院の予約など自分でかける場合は、もともと会話に苦手意識があることから「ちゃんと言いたい事が伝わるか?」ドキドキして上手く喋れず苦手と感じます。
苦手な電話を克服する方法は?
①電話をかける前に伝えたいことを箇条書きにしておく
②マナーより意志の疎通
➂電話対応が上手い人のマネをする
④メモを取りながら会話する
①電話をかける前に伝えたいことを箇条書きにしておく
②意志の疎通を心がける
➂友達や彼氏なら事前に「電話が好きじゃない」と伝える
仕事でもプライベートでも、自分からかける場合は、伝えたいこと聞くべきことを前もって箇条書きにします。
そうすることで頭が整理されますし、会話中に混乱することも少なくなります。
また、会話では「意志の疎通」に重きをおいてみましょう。
たとえ仕事であっても、電話の言葉遣いで取り返しのつかないトラブルに発展することは稀です。
それよりも「何を伝えたいのか」「聞かなくてはいけないこと」「相手が伝えたいこと」を汲み取る事が大切。
そこを意識するだけでも、苦手感がぐっと軽減されます。
「滑舌が悪い」「周りがうるさくて聞き漏らした」といった時は、「大変申し訳ございません。 もう一度お聞きしてもよろしいでしょうか」と丁寧に伝えます。
焦らず冷静に対処するのがポイントです。
また、プライベートで美容院や病院の予約の際には、こちらも伝えたいこと・聞きたい事をメモしておきます。
メモが完成したら、あとはそれを見て話すだけなのでかなり気分的に楽ですよ!
そして、普段の会話で「電話は好きじゃない」というのをそれとなく言っておくのもおすすめ。
そうすることで相手も電話ではなく、ラインやメールで連絡してくれるようになります。
電話への苦手意識はなくせる! まとめ
電話が苦手な理由と克服方法についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・プライベートの電話が苦手な理由は、電話中は他のことが出来ない・すぐに返事をしなくてはいけない・間が気まずいなど。
・電話への苦手意識を克服するには「意志の疎通」に重きをおくと良い。
・事前に伝えること、聞くことをメモしておくと会話がスムーズになる
電話の音が鳴るだけでドキッとしてしまったり、かけるだけで何分もかかってしまうこともあると思いますが、意外と同じような人はいるものです。
「電話」という言葉に苦手意識を持つのではなく、自分の気持ちや相手の気持ちを伝える手段と割り切ってしまうと楽かもしれませんね。