もやしは足が早い食品です。
我が家の冷蔵庫では、常にもやしを買い溜めしてあるんですが、消費期限を過ぎると薄っすらと全体が茶色くなっていることがあるんです。
これは腐っているのか、それともよく加熱すればまだ食べられるのか…。
そこで今回は、もやしが腐るサインと消費期限切れ後は何日までならOKなのかを詳しく調べました。
冷蔵庫のもやしが腐っているか知りたい方は、どうぞ参考にしてくださいね。
もやしが腐る時の見分け方は?腐ったサインはコレ!
もやしが腐ると、見た目・におい・味に分かりやすい変化が出てきます。
以下に判断材料になる、8つのポイントをまとめました。
・茎が透明になる
・全体が茶色っぽい
・袋に水が多くつく
・カビが生える
・すっぱい臭い
・生臭い
・すっぱい味
もやしが腐るとぬめりけが出て、白い茎の部分が透明になります。
また、もやしの一部が茶色くなるだけであれば傷みはじめなので、中心温度が75度以上になるように加熱すれば食べられるのですが、袋のもやし全体が茶色い場合は、完全に腐っていますのでNGです。
そして、もやしは購入した直前でも袋に水滴がついているものですが、腐ると見た目に水が多く出てきます。
においに関しても、もやし独特のものであればザルでさっと水洗いすることでとれますが、腐っているとカビ臭さやすっぱい臭いがします。
もやしの一部が茶色いだけなら腐りかけ、全体が茶色かったり水が多くつく、臭いがおかしいといった変化があれば腐っていることになりますね!
もやしは何日で腐る?保存期間の目安
もやしの袋に記載されているのは「消費期限」なので期限を過ぎた場合、食べることはおすすめ出来ません。
※消費期限とは「安全に食べられる期限」、賞味期限は「おいしく食べられる期限」のことです。
消費期限切れのもやしは、たった1日過ぎただけでも傷み始めている可能性が大いにあります。
ただ、わたしの経験になりますが冷蔵庫のチルド室に袋のまま保存した場合、約2日ほど期限を過ぎてしまっても問題ないことが多かったです。
3日目以上になると水分が多く出てきて、もやし全体が茶色くなってくるので「食べないほうがいい」と判断できる見た目でした。
ですから、もやしは消費期限を過ぎて「3日目から食べられない」と思っていたほうがいいですね!
ただし、これはあくまで我が家での目安です。
ご自宅のもやしの状態によって食べられるかどうかは判断してくださいね。
腐ったもやしを食べるとどうなる?
腐ったもやしを食べると下痢や吐き気といった、食中毒の症状が出る可能性があります。
特に味がすっぱかったり色が全体に茶色く、カビ臭い状態であれば、完全に腐っていますからいわゆる「あたる」といった症状に見舞われてしまうんです!
腹痛が…恐らく消費期限3日切れたもやし…あたった
— 赤坂@ (@siokonbu_sio) March 19, 2018
腐ったもやしを食べた後、体調に異変を感じ悪化するようであれば、病院への受診をおすすめします。
もやしの適切な保存方法は?
もやしは雑菌が繁殖しやすいので、常温保存はNGです。
シャキシャキを長持ちさせるなら、低い温度を保てる冷蔵庫での保存がおすすめです。
①保存容器にもやしを入れる
②もやし全体が浸るくらい水を入れる
➂フタをして冷蔵庫へ
④2日に1回は水を変える
上記の方法なら、約1週間ほどの保存が可能です。
また、シャキシャキ感は失われてしまうけど、もっと長持ちさせたいなら冷凍保存がおすすめです。
購入した袋のまま冷凍庫に入れるだけで、約2週間の保存が可能です。
解凍は必要なく、凍ったまま炒め物や茹でる料理に使えます。
もやしが腐るサイン まとめ
もやしが腐るサインや判断方法、消費期限について解説してきました。
ポイントをおさらいしますと…
・消費期限を3日過ぎると食べられなくなる可能性大
・腐ったもやしを食べると「あたる」
・保存容器にもやしと水を入れて保存すると、約1週間の日持ち
もやしが全体的に茶色かったりと、一部ではなく全体を見ることが、もやしが腐っているかどうかの見分け方になるんですね。
今回の情報は、みなさんの「もやしが安全に食べられるか」の判断材料にして頂ければ嬉しいです!