さけるチーズはたんぱく質が豊富で、割いて食べることで満腹感も得やすい食材です。
実際にさけるチーズでダイエットする方もいます。
とはいえ、チーズは太りやすいイメージもありますよね。さけるチーズは結局太るのでしょうか、それとも痩せるのでしょうか。
そこで今回は
・さけるチーズの栄養素
・ダイエット向きの食べ方と注意点
について詳しく解説します。
さけるチーズは太る?
おこなっているダイエットの内容によって、チーズがおすすめな場合とそうでない場合があります。
チーズは低糖質の食品なので、糖質制限ダイエットを行っている人にはおすすめです。
糖質制限は体内のインスリン分泌量を穏やかにすることで、脂肪がつきにくくなるダイエット方法です。
さけるチーズに含まれる糖質は1本(25g)あたり約0.2g。
同じチーズでもクリームチーズは25gあたり0.5~0.6gと少し糖質が多めです。糖質制限中にチーズを食べるなら、クリームチーズよりさけるチーズなどのプロセスチーズがおすすめです。
また、マスカルポーネやモッツァレラチーズも比較的糖質が多いチーズなので、糖質制限中は控えたほうが良いかもしれません。
ただし、さけるチーズのカロリーは1本(25g)あたり約80kcalです。
1本であればダイエット中でもおやつとして許容範囲内かとは思いますが、カロリー制限ダイエットをしている場合は注意が必要です。
特に2本パックを買うと「1度に食べてしまう」という人もいるでしょう。
するとそれだけで160kcalとなり、6枚切りの食パン1枚分に相当するカロリーなので「食べても1本まで」にするか、他の食事をカロリー調整したほうが良いですね。
ちなみに、さけるチーズには数種類フレーバーがありますが、カロリーや糖質量に違いはないようです。
さけるチーズの栄養素
さけるチーズには、ダイエットへの効果が期待できる栄養素も含まれています。
タンパク質不足はダイエットの大敵。タンパク質をしっかり摂って筋肉量を増やすことで基礎代謝をあげ、太りにくい体を目指せます。また、美肌のためにもタンパク質は欠かせません。
◎ビタミンB群
糖質・脂質の代謝を促進する栄養素、ビタミンB1・B2が含まれます。
◎トリプトファン
アミノ酸の一種です。睡眠の質を上げるために必要なホルモン「セロトニン」をつくり出します。体内では生成することができず、食品から摂る必要があります。
睡眠の質の低下は体重増加につながる可能性があるので、よい睡眠を得ることはダイエットのためにも大切です。
さけるチーズのダイエット向きの食べ方は?
さけるチーズは低糖質なおやつとしておすすめです。甘いお菓子やスナック類に比べカロリーも低く、噛み応えもあるので満足感が得られます。
そのまま食べるのに飽きたら、輪切りにしてフライパンで焼いてみましょう。香ばしい風味が加わります。
また「朝ごはんをさけるチーズのみにしたら痩せた」という方もいましたが、栄養が偏りますし、単品ダイエットはリバウンドしやすくなるので長期間行うのはやめましょう。
食べ過ぎ注意!さけるチーズダイエットの注意点
タンパク質・カルシウム・ビタミンが摂れて低糖質なチーズはダイエット中のおやつとしておすすめしたい食品です。
夜中に小腹が空いて何か欲しくなった時、さけるチーズは手軽に食べられます。
ただし、食べ過ぎるとカロリー・脂肪分・塩分の摂りすぎになるので気をつけましょう。
まとめ
「さけるチーズは太るのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・1本あたり約80kcal
・そのまま食べるのに飽きたらフライパンで焼いたり、色々アレンジしよう
・さけるチーズを食べ過ぎるとカロリー、脂肪分、塩分の摂り過ぎになる恐れ
さけるチーズは行っているダイエット方法により、ダイエット向きかそうでないかが分かれます。
糖質制限中であればぴったりのおやつだと思いますので、食生活にうまく摂りいれていきたいものですね♪