毎年、年賀状を出しているけど「そろそろやめたいなぁ」と思っていませんか?
最近ではメールやラインといったSNSが発達しているので、わざわざ年賀状を出す必要性を感じなくなっている人も多いのではないでしょうか。
私も年末になると「年賀状って送る意味あるのかな…」と、疑問を感じていました。
いっそのこと、すっきりと年賀状じまいをしようと思うのですが、やめ方ってよく分からないですよね。
そこで、
・失礼にならない止め方や文例
・やめるメリット
について分かりやすくまとめましたので、どうぞ参考にしてくださいね。
年賀状をやめるタイミングはいつ?
やめるタイミングは、大きく三つあります。
まず、一つ目は、
引っ越し、転勤、退職などです。
生きていると区切りと思える時期が来ますよね。
私の場合、保育園のママ友と卒園して4年ほど年賀状のやり取りをしていたんですが、子どもが高学年になり本格的に手が離れたことをきっかけに「もうそろそろ止めてもいいかな」と、漠然と思うようになりました。
自分の気持ちに区切りがついた瞬間が、やめ時なのかもしれません。
また、生活の変化で「今までお世話になっていたけど、関係がなくなる」こともありますよね。
そういう時も人間関係の整理として、年賀状をやめるきっかけとなります。
次に、二つ目は、
「何を書けばいいのか?」毎年考えなければいけなかったり、たとえ印刷でも時間や経済的に大変です。
年末の貴重な時間を他に使いたいと思いませんか?
「やめようかな」と感じる時が、年賀状じまいの丁度いいタイミングです。
そして、三つ目は、
年賀状は、購入や出す手間が案外かかるものです。
年齢的にこういった作業がきついと感じたら、やめるタイミング!
最近では終活の一環として、年賀状じまいを行うケースも増えているようです。
年賀状の失礼のないやめ方は?
年賀状をやめたいけれど、「失礼な人」と思われるのも嫌ですよね。
では、どうやってやめたら良いんでしょう?
関係性に合わせて最適なやめ方を考えてみます。
目上の人やお世話になった人には、理由を告げて「今年で年賀状はご遠慮させていただこうと思います」と一筆したためて、翌年からやめるようにすると悪い印象になりません。
やめる宣言のあとにお詫びの言葉を添えると、より丁寧な印象です。
寒中見舞いで同様に「年賀状は書かない」という旨を伝えても良いでしょう。
よく会う人ならば、直接伝えるのもありです!
そして『年賀状だけのやり取りの人』『関係を整理したい人』には、特に報告は必要ないと思います。
年賀状が来ても返さなければ、2~3年後には相手の方も送らなくなるでしょう。
ただしこの方法だと、相手との縁が全くなくなってしまったり、もしばったり会った時に気まづくなってしまうので「本当に一言いらない相手なのか?」を考えることをおすすめします。
年賀状をやめる時の文例
年賀状をやめる時の文例は、以下の通りです。
昨年は大変お世話になりました。毎年頂いていた年賀状ですが、一身上の都合により、今年で全ての方への年賀状をご遠慮したいと思います。
誠に勝手ながら今後とも、よろしくお願い致します。
ポイントは「全ての方への」という箇所です。
この言葉があるだけで、「自分だけに送ってこないの?」という相手の疑問を払拭できます。
上記の文に加え、これからもお付き合いしたい人であれば、
・電話やメール・ラインでご挨拶させていただきたい。
と、書くことで関係の継続を強調することが出来ます。
また、友達のように気心の知れた仲であれば、
・今後はラインで新年の挨拶させてもらうねー!
といった気軽な感じで伝えるのもおすすめです。
年賀状をやめるメリットについて
では、やめてしまったら「どんなメリットがあるのか?」考えていきましょう。
- 人間関係を整理できる
- お金や時間の節約
年賀状をやめると、義理で続いていた人間関係が整理できます。
いわゆる「年賀状だけの関係」というのは、なかなか面倒なものですから、やめてしまうと精神的にすっきりします。
そして、年末年始の忙しい時期、お金と時間の節約になります。
年賀状を買いにいく・書く・出す、という作業は時間がかかりますよね。
年賀状に費やす時間は平均で1~6時間ほどだそうです。
また、平均予算は3600円とこちらも結構かかります(枚数が増えるほどお金もかかる!)
人間関係・お金・時間…。これらを省けるのは大きなメリットではないでしょうか。
年賀状をやめた人の体験談
Twitterでの体験談をまとめてみました。
- やめたらやめたでスッキリした
- やめたデメリットが全くない
- 年賀状やめたら人生が簡素化した
年賀状をやめるまでは悩むけど、いざやめてみるとスッキリしたという意見が多かったです。
また、「メリットしかない」という言葉も印象に残りました。
令和版・年賀状をやめるタイミング まとめ
年賀状のやめるタイミングや、やめ方についてご紹介してきました。
ポイントをまとめると、
- やめるタイミングは、生活や気持ちに変化があった時、高齢になった時
- 年賀状に一筆したためて、翌年からやめる方法が無難
- やめるとメリットを実感できる
年賀状はやめるまでは「やめてもいいのかな」と悩んでしまいますが、いざやめてみると案外すっきりするようです。
最近では繋がりたい相手とは、SNSでやり取りできるので、年賀状は書かなくても何の問題もないですよね。
「年賀状じまい」「年賀状スルー」、これはもう時代の流れだと今回あらためて思いました!